四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

桜島の噴火

2010-04-12 09:23:50 | 生かされて今日
 東洋のナポリと云われる鹿児島のシンボル、桜島が活発に噴煙を上げています。去年の噴火回数はなんと、548回だそうです。月割りにすると45.6回、日で割ると1.5回です。
人智を超えたエネルギーが地中ふかくマグマを動かしているのです。そのお陰で鹿児島市内の銭湯は無論天然温泉なのです。隠れた鹿児島の名所といえましょう。
標高1117メートルの噴煙は風向きにより微粒子を大量に落とし、農作物はもとより家の中まで白く汚します。かつては火山弾が航空機に当たり航路を変更したそうです。
遠方から眺めると美しい火山ですが、近づくと怖くなる凄さです。この写真は山の裏側からの眺めで、休むことなく火煙の塊がこぼれ出してきました。
 この自然の迫力を前にすると、自分の悩みなんて小さなことだなぁと勇気付けられます。欝屈した心を吹き飛ばしてくれますよ。
 南日本新聞のホームページにあるライブカメラの桜島の姿を見て、私は今は亡き両親をしのんで親不孝を懺悔しております。
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