四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

金堂のしとみ戸(京の旅その7)

2009-07-02 05:21:36 | 生かされて今日
 仁和寺の国宝・金堂の正面は、精巧な模様をきざむ金具をつけた蔀戸(しとみど)。なかなかナウイ。戸の半分を上に引き上げるとどんな風になるんでしょう。
 受験勉強した枕草子にある「香炉峰の雪」を思い出させます。清少納言はその頃おんなだてらに男のすなる漢文が読めたんだと自慢しています。
 文明のすすんだ現代に比べると、皇族も貴族も底冷えの京の冬場はさぞ寒かったでしょうに。
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