四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

にわかクリスチャン

2008-12-25 07:26:41 | 生かされて今日
 日本人は異国の文化にアレルギーが薄いようで、よい面とおかしい面とが混在しています。良い事例としては、異国の宗教である仏教を国づくりの基本とされた聖徳太子の大英断で、十七条憲法により日本人の心の背骨となり芸術文化の基礎となりました。
幕末にペリーの異国船・黒船が来航した節も多くの平民農民達がこわごわ好奇心から小船で群がって来たそうで、新しモノ好きなのですね。
 反面明治政府の失政である西欧文化礼賛から、伝統的日本文化がおとしめられ多数の名品が海外へ売り飛ばされました。
 この頃のクリスマス商戦や馬鹿騒ぎ、住宅街でのハデな電飾、教会での結婚式へのあこがれやバレンタイン、カボチャのお面での騒きなどいかがなものでしょうか。商売に利用されているだけでしょうが軽薄な感じがします。
 世界基準とか云ってアメリカ流のドライな経営がもてはやされ、強欲礼賛弱肉強食を推進した挙句今日の大世界不況を招いています。小欲知足、私は遅まきながら日本伝統の素晴らしさにようやく気付けました。
コメント (1)