四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

元気をもらう書道展

2008-12-07 05:39:10 | 生かされて今日
 すっかり黄葉した上野公園にある東京都美術館の書道展へ参りました。同時に開催のフェルメール展には長蛇の列で、1時間待ちのプラカードが出て混雑しています。
人垣を縫って句会仲間の女性の作品を見に行きました。彼女は師範をされているそうで俳句が典雅なかな文字で大書され、行きつ戻りつ鑑賞し写真に収めました。
相当な数の漢字と仮名の力作ばかりで、気迫がほとばしるようでした。別室には子供のコーナーがあり、溌剌たる元気を発散しています。「みつばち」は小学一年生です。役員の方に聞くと、書道の授業はあるけれど先生の技量が乏しく、又墨で汚れるので熱が上がらない由。更に中高校生になると受験勉強でおろそかになるのは残念なことだ。私の愛する俳句も同じで、日本の伝統文芸が継承しがたいのは遺憾だ。英語重視から国語を中心にした教育にすべきだ。国語は全ての学問、素養の基礎ですから。
 夕暮れの西洋美術館は電飾されてロダンの考える人や地獄の門を照らしていました。
コメント (1)