四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

高野辰之・ふるさとの歌

2007-11-26 14:23:56 | 歌の花束
 NHKふるさとの歌100選に4つも入っている作詞家・高野辰之の住居址が代々木に有りました。東京のど真ん中の近所の景色であの「春の小川」が出来た由。長野県生れの東京芸大教授で昭和22年、今から60年前に亡くなられたそうです。先生の歌は日本人の血肉となりました。何年ぶりかで代々木駅に降り立ちました。アンマッチなださいビルが見えました。

♪兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川 
      夢は今もめぐりて 忘れがたき故郷  「ふるさと」

♪菜の花畑に入日薄れ 見渡す山の端 かすみ深し
     春風そよ吹く 空を見れば 夕日かかりて 匂い淡し  「おぼろ月夜」

♪春がきた 春が来た どこに来た 
     山に来た 里に来た 野にも来た   「春が来た」

この作詞も 
  ♪秋の夕日に 照る山紅葉 濃いも薄いも数ある中で
        松をいろどる 楓やつたも 山のふもとの 裾模様    「紅葉」
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