四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

博物館の父

2006-03-14 15:12:02 | 生かされて今日
 上野国立博物館の裏庭が開放されて初めて歩いてみました。寛永寺の庭だった所で小堀遠州の庵や5代将軍徳川綱吉が法隆寺へ寄進した五重塔などがありました。この分厚い石碑は、博物館の父で初代館長、町田久成(ひさなり)を顕彰する。碑文は重野安繹(やすつぐ)で、いづれの先達も薩摩藩。町田は幕末、ロンドンへ密航した15人の薩摩藩留学生のひとりで、鹿児島中央駅広場に像が建つ。勇敢な明治の薩摩男児です。
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