なんだか切ない日々

昨日、友人のお父様のお通夜に参列してきました。

二年前に「ちょっと父の具合が悪くて」と聞いていたのですが、その後「大丈夫、元気になったから」との事だったので、安心していたのですが、ちょっと前でしたか…「父が入院していて、病院に寝泊まりしてる」と…。

「愛されるばかりで何も返せなかった」との彼女からのメールに涙しました。

と同時に、私は両親にどれだけの事をしていたのだろう？と思います。

心配ばかりかけて、何をしているのかな…とも。

彼らが描いていた私の未来予想図は、まったく予期していなかった物となっている事は事実で。

それを想うと申し訳ない気持ちで一杯です。

実際、最近想う事は「とにかく、両親が逝ってしまうまでは生きていよう」
それのみかもしれません。

もちろん、あれもしてあげよう、これもしてあげよう…とは想いますよ！

でもね、これだけはしちゃいけないのが「両親より先に逝く事」

さんざん、親不孝ばかりしてきた私。それだけは…と言い聞かせる私です。




親子といえば…。

今日、香川照之さんが市川中車を襲名なさり、歌舞伎で初舞台を踏まれました。
ま、テレビを見ていて…
私の愛する亀次郎さまの猿之助襲名披露なのに、なぜかテレビは香川照之さんの中車襲名なのねと想いつつも、香川さんの父に対する『想い』というより、『歌舞伎界の猿之助の血を継ぐ者』としての執念を感じました。

執念っていうのは、良くないか…。

それこそ『血』ですよね。

彼もわからない『血』が騒いだと思うのです。

何よりも、ご先祖様がささやかれたのだと思います。。。。

ま、現実的には、色々な方がささやかれたのだとは思いますがね。。。。


でも。

団子さんの無邪気な口上を聞いて、涙があふれました。

彼には、大人の事情なんて吹っ飛ばすような、潔さがありました

あの小さな身体に沢山の大人の事情や気持ちが重くのしかかっているでしょうが、彼はきっとスクスクと育っていかれるのではないかと

実は、中車さんの奥様は私の元同僚です。まったくご縁は無かったのですが
でも、お付き合いなさってらした時、香川さんが彼女をお迎えにいらしてたのを何度も目撃
又、彼女のラストフライトの時も目撃

きっと奥様は、思いもよらなかった人生を中車さん、団子さんと歩む事になったのですよね。

パッと見た印象だけですが「明るそうなキレイな人だな～～」というのが印象的な方でした。


茨の道が待っていようと、それを受け入れた奥様はアッパレだと思うのです


中車さん、団子さんにはもちろんですが、奥様に最大のエールを送りたい私です

そしてもちろん、愛する猿之助さまにも！
ああああ。観に行きたい～～～