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ボルゲーゼ美術館

2010年06月16日 | going out
念願のボルゲーゼ美術館です

9時から11時を予約しました。
この美術館は予約しなくちゃ入れません


それが面倒で今まで拝見してなかったのですが(ナマケモノ)、この冬だったっけ?
日本で展覧会があった時に「何故観に行かなかったんだ!」と激しく後悔したので、今回は絶対に拝見したかったのです!



お城ですね~。



そして、この地図でわかるように、広大な敷地です。


ボルゲーゼ家はベルニーニやカラバッジョのパトロンであった。
ここにあるベルニーニの作品に逢いたかったのです。


『アポロンとダフネ』
ダフネの恋焦がれたアポロン、ようやく抱きしめようとした時、その愛を拒み清らかでいたかった少女の祈りは天に届き月桂樹に変わる。

その瞬間を彫刻としたこの作品。

これは凄いです!
美しいっ!
髪の毛の質感、肌の質感、布の質感、大地の質感、月桂樹の質感、同じ大理石とは思えないのです。

そして、大理石なのに風が吹いてる。

あ~~~。このレプリカでも良いから、家に置いておきたいくらいです!

何度、この作品が飾られている部屋を訪れたでしょ。
ホント、うっとりでした。

又、この館。
その置いてある作品だけでも素晴らしいのに、天井から柱から、時に床まで凄いのです。
天井には、各部屋に素晴らしい天上絵画が。
柱の細工も凄いし。
床にはモザイクがあったりして!
すんばらしい!

庭園も美しいのです。(ほとんどは公園になっちゃってますが)

そしてその庭園にいたバッカス君。



なんだか、合成写真みたいじゃない?
とっても気に入ったバッカス君です


そうそう、この館の中には『シレノスの間』というのがあるのですが、ここにバッカスさん達が沢山います。
カラヴァッジョの『バッカスに扮する自画像』もあるのですが…。とっても顔色が悪いのね。
「バッカスの身振りをとる画家による神的インスピレーションへのオマージュである。「狂的(ルナティック)な激情」、それも特に夜、葡萄酒の授け(=真実)をかりて解き放たれる画家の創作熱は、その肉体の奇妙な色によって表現されてる」のだそうだ。(ボルゲーゼ美術館ガイドブックより)

なんか、このカラヴァッジョの絵とこの説明文、沢山の芸術家が納得するんだろうな~~~と思いました。

あ~、素敵な時間でした。
ありがとう


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