ラスベガスにネバダバレエというカンパニーがあります。その中の人と、シルクドソレイユの中の人で“振付け”をしたい人が応募し、選ばれた10人の“振付家”が自分が使いたいダンサーを選ぶ日でした。
反対側からいうと、どういうことをするか分からない“振付家”の作品を踊ってみたいネバダバレエとシルクドソレイユの人が応募し、今日は“振付家”に選ばれる日。私はこちらの立場として、ネバダバレエのスタジオに行きました。
このラスベガスに、こんなにきれいで立派なバレエスタジオがあるとはなんとも嬉しいこと。その中で自分も何かができると考えただけでワクワクしました。
案内された一番大きなスタジオにはネバダバレエカンパニーのダンサーがきちっと髪を上げて、ピンクのタイツ、色とりどりのレオタードに身を包み、楽しそうにストレッチをしていました。男性ももちろんいました。単に動きやすい格好で行った私は、少し身を縮めながらその中に入り、隅のほうで身体を温めました。
開始時間の12時近くになるとようやくシルクドソレイユのアーティストがポツポツと来て、私は少しほっとしました。私がほっとするのと反対に、入ってきた人の反応がみな同じで、一歩入っては、バレエダンサーに埋め尽くされたスタジオ内を見ると立ち止まっていました。
そしてゼッケンが配られました。「オーディションみたいだね…。」
50名ほどのダンサー、シルクからの参加者は5人ほど…。
少しの説明の後、バレエのレッスンが始まりました。普通に、バーのプリエからのレッスン。私は、こんな中でバレエのレッスンを受けられるのは嬉しいな、しかも無料で、などと思いながらレッスンを受けていたのですが、普段バレエなどしないアーティストは、ついてくることができず、途中で諦めていました。
センターになり、細かな脚捌きものはちょっと苦手、大きな跳びものはまあいいでしょう、という具合。バレリーナのようにはいかなくても、何とか踊っていました。それから、“振付家”がそれぞれやろうとしている雰囲気のダンスを8拍から32拍披露し、それを我々がしてみるということをしました。今度はクラッシックバレエの動きではなく、モダンダンスやコンテンポラリーの動きでした。バレエダンサー達は何をしてもきれいな、クラッシックバレエの雰囲気が抜けない動きになる人が多いのですが、身体ができているこの人たちは、すぐに他の動きもできるようになるのだろうな、と思いながら見ていました。私はバレエダンサー達より長く生きていると思われましたし、その分いろいろなダンスのレッスンを受けているので、どれも中途半端ですがいろいろな動きはできます。
それぞれの振付家に特長があり、いろいろなダンスを踊れることは楽しいことでした。
最後にネバダバレエの方が「これからみなさんは、我々のレッスンに自由に参加していいですよ。」とおっしゃってくださいました。朝10時からということなので、毎日は行けそうにありませんが、折角の機会ですから、なるべく参加したいと思います。
この10人の“振付家”の作品は11月の末と12月の初めの2回、ミスティアの劇場で公演されます。
反対側からいうと、どういうことをするか分からない“振付家”の作品を踊ってみたいネバダバレエとシルクドソレイユの人が応募し、今日は“振付家”に選ばれる日。私はこちらの立場として、ネバダバレエのスタジオに行きました。
このラスベガスに、こんなにきれいで立派なバレエスタジオがあるとはなんとも嬉しいこと。その中で自分も何かができると考えただけでワクワクしました。
案内された一番大きなスタジオにはネバダバレエカンパニーのダンサーがきちっと髪を上げて、ピンクのタイツ、色とりどりのレオタードに身を包み、楽しそうにストレッチをしていました。男性ももちろんいました。単に動きやすい格好で行った私は、少し身を縮めながらその中に入り、隅のほうで身体を温めました。
開始時間の12時近くになるとようやくシルクドソレイユのアーティストがポツポツと来て、私は少しほっとしました。私がほっとするのと反対に、入ってきた人の反応がみな同じで、一歩入っては、バレエダンサーに埋め尽くされたスタジオ内を見ると立ち止まっていました。
そしてゼッケンが配られました。「オーディションみたいだね…。」
50名ほどのダンサー、シルクからの参加者は5人ほど…。
少しの説明の後、バレエのレッスンが始まりました。普通に、バーのプリエからのレッスン。私は、こんな中でバレエのレッスンを受けられるのは嬉しいな、しかも無料で、などと思いながらレッスンを受けていたのですが、普段バレエなどしないアーティストは、ついてくることができず、途中で諦めていました。
センターになり、細かな脚捌きものはちょっと苦手、大きな跳びものはまあいいでしょう、という具合。バレリーナのようにはいかなくても、何とか踊っていました。それから、“振付家”がそれぞれやろうとしている雰囲気のダンスを8拍から32拍披露し、それを我々がしてみるということをしました。今度はクラッシックバレエの動きではなく、モダンダンスやコンテンポラリーの動きでした。バレエダンサー達は何をしてもきれいな、クラッシックバレエの雰囲気が抜けない動きになる人が多いのですが、身体ができているこの人たちは、すぐに他の動きもできるようになるのだろうな、と思いながら見ていました。私はバレエダンサー達より長く生きていると思われましたし、その分いろいろなダンスのレッスンを受けているので、どれも中途半端ですがいろいろな動きはできます。
それぞれの振付家に特長があり、いろいろなダンスを踊れることは楽しいことでした。
最後にネバダバレエの方が「これからみなさんは、我々のレッスンに自由に参加していいですよ。」とおっしゃってくださいました。朝10時からということなので、毎日は行けそうにありませんが、折角の機会ですから、なるべく参加したいと思います。
この10人の“振付家”の作品は11月の末と12月の初めの2回、ミスティアの劇場で公演されます。