隣村の郵便ポストに住所違いで戻ってきた年賀状1枚、新しく書き直して投函ついでに、人っ子一人いない、閉鎖された目の前の公園を一回り。空気は冷たいが、今年はこの公園にどれほど世話になったことか、と考え深い。春先から自転車で何度も朝早く来たし、秋の国体もあったし、芝生を走っても見た。くちなしの甘い香りや泰山木の白い大きな花の名前も、初めて知った。
今はしずかに、枯れた冬景色。あっという間に時は流れるもんだなあ。
自宅に戻った途端、前が見えないほど激しく雪が降り始めた。積もりそうだなあ、と眺めていると、半時間も続かずに降り止む。
ちょっと、安心。降ったり止んだりのようだ。
今はしずかに、枯れた冬景色。あっという間に時は流れるもんだなあ。
自宅に戻った途端、前が見えないほど激しく雪が降り始めた。積もりそうだなあ、と眺めていると、半時間も続かずに降り止む。
ちょっと、安心。降ったり止んだりのようだ。