宇佐模型技術部(兎)

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タミヤ TT-02 自分用メモ その②

2024年04月04日 | タミヤ TT-02

 

 今回もTT-02の自分用メモです。

 

 フロントのサスアームの説明になります。

 

 

 

 フロントナックルの内側には、サーボセーバーの板バネ(大)を少し開いた物を接着します。

 

 ナックルの補強と、ナックルに対しての「ウエイト」としての効果を狙います。

 

 

 

 ナックルとサスアームの間に入れる「A8部品」を約4.6ミリの厚さまで削ります。

 

 この事で、ナックルの軸部分の方が長くなるので、ネジを締め込んでもサスボールに干渉しなくなります。

 

 

 

 加工したA8部品を上下に入れて、適度なキャンバー角を確保します。

 

 ホイールハブは6ミリを使用します。

 

 「OP-1559 ローフリクションサスボール」は必須アイテムなので、必ず投入します。

 

 

 アッパーアームの横側に穴を開け、イモネジを使ってサスボールのクリアランス調整をします。

 

 イモネジは少し締め過ぎただけでサスアームの動きが悪くなるので、十分に調整します。

 

 サスボールの押さえの調整が出来るので、サスボールが抜ける様になるまで長い期間使える様になります。

 

 

 

 ナックルとサスアームの固定はネジとスペーサーではなく、「OP-2008 スチールフランジビス」を使います。

 

 取り付け精度はもちろん、見た目もスッキリします。

 

 

 

 サスボール部分にはドライタイプの潤滑剤を使います。

 

 ドライタイプなのでホコリや砂の付着が少なく傷み具合が抑えられるので、サスボールの寿命が長くなります。

 

 

 

 

 ナックルとサスアームのストッパーのカットは必須の加工です。

 

 ニッパーで切り飛ばしてヤスリで整えます。

 

 

 

 フロントのユニバーサルシャフトには「SP.1700 37ミリシャフト」を使います。

 

 37ミリシャフトを使う事で、デフカップのピンが適正な位置になります。

 

 

 アッパーアームのホルダーを約6.5ミリまで削り、アッパーアームを後退させる事でキャスター角を付けます。

 

 削る量はアッパーアームの動きを見ながらの調整になります。

 

 

 

 

 スペーサーには樹脂製の1.5ミリを使います。

 

 この加工でキャスター角が約3°になり、直進性とコーナー後半の曲がりに効果があります。

 

 

 

 ダンパーステーはそのままだとガタがあるので、ネジ穴部分を「皿ビス加工」をします。

 

 皿ビスを使う事でビス穴のセンターが出るので、確実な固定ができます。

 

 ダンパーステー部分にボディマウントを使わない場合は、カットして取り除いておきます。

 

 

 

 つづく。

 

 

 

 

 


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