アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

日本の伝説(柳田国男)

2017年07月20日 | □ 長岡京市ゆかりの本(ヨモギさん)
平成29年7月20日(木)
 小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・

「ハ・いそがしっ ハ・いそがしっ」
「アッ!ヨモギさん
 長岡京市ゆかりの本を見つけたの?」
「うん!柳田国男さんの『日本の伝説』サ」
「伝説?
「そう。伝説と昔話は
 どこが違うと思う?」
「それは・・・
「伝説は土地に根を生やす植物のようなものだけど
 昔話はどこに行っても同じ姿を見かける動物の如くと
 記述してある」
「なるほどー
「で
 長岡京市が登場する伝説は・・・

 温泉ではなくとも、念仏を唱えると水がわくという池は方々にありました。
 京都の西の友岡村では、百姓太右衛門という人の屋敷の後に、いつもは水がなくて、岸に立って念仏を申すと、忽ち湧き出すという池があって、それで念仏池といっておりました。
 近頃はどうなったか、私はまだ行って見たことがありません。
(緘石録。京都府乙訓(おとくに)郡新神足村友岡)

 とある。」
「友岡の念仏池って どこだろう?
「この本は昭和4年に書いてて本人も見たことないらしいシ
 昭和10年の資料によれば
 友岡には ため池が二つあったそうだから
 それなのか 今じゃわからん」
「気になるー
 念仏を申せば 念仏池はココって出てこないかな?
・・・次の仕事に行くわ」
 つづく
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