アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

もののふ(柴田錬三郎)

2016年11月03日 | □ 長岡京市ゆかりの本(ヨモギさん)
平成28年11月3日(木)
 小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・

「11月ですよ ヨモギさん
「ガラシャウィークだから13日のガラシャ祭まで 忙しくなるよ アッくん」
「何の仕事してるンですか?
「あれとこれと・・・
 それより また長岡京市が登場する本を見つけたンぞ」
「どんな本ですか?
「これだ!」
「『もののー』?ものの~って何?
 敗けたときに叫ぶやつ?
(ホルモー:『鴨川ホルモー』万城目学さんの作品より)」
「あ・ブックカバーの帯が上すぎた・・・」
「『もののふ』?
「そう。ご存じ柴田錬三郎さんの『もののふ』って本だ」
 登場するシーンはココだ

 『さアさ、花の都山崎の菜種、内裏の御油料にさしあげるという菜種じゃ―』
 と、人を集め乍らも、床五郎は、心の中では、別のことを考えていた。

 とある。」
「大山崎の話ですよね。床五郎って誰?
「斉藤道三サ
 この本は短編が12編 掲載されてて
 『斉藤道三残虐譚』という作品で登場したのサ」
「長岡京市は?
「おまたせ! 長岡京市が登場するシーンはココ

 まことに、見事なまでの総敗北であった。
 光秀は、いったん勝竜寺城へ逃げ込んだが、完全に包囲されるのが時間の問題と判ったので、やむなく、闇にまぎれて、城を出ると・・・

 とある。」
「勝竜寺城が登場しましたネ
「この話は『本能寺』という作品
 アッ!こんな時間だ
 次の仕事に行かないと
 じゃ!」
「忙しい人
 ものの・・・数分いただけじゃん
 つづく