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平成21年10月4日（日）「お～い。アッくん」
「アッ！ キンモクさん！」
キンモクさんは数字が大好きな自称税理士。お金に細かな通帳コレクター。しかも選挙に細かい・・・
「いよいよ投票日になったね」
「１週間って早いですね だれが優勢なんだろう」
「そこだよな それはマスメディアも公表してないしな」
「もし公表してたら 投票に影響しますかね？」
「する！・・・という仮説があるアナウンスメント効果っていうらしい」
「アナウンスメント効果？」
「そう。具体的には次の４つの効果があるって考えられている
１！
『あーこの人 優勢なんやー ほんなら他の人に投票したろー』
・・・って言う 優勢な人が負けちゃう『離脱効果』」
「その小芝居は必要ですか？」
「２！
『え？この人 劣勢なん？ かわいそうやん！投票したろー』
・・・って言う 劣勢な人が勝っちゃう『アンダードック効果』
３！
『え？この人 優勢なんやー もっと応援したろー』
・・・って言う 優勢な人が勝つ『バンドワゴン効果』
４！
『あーこの人 劣勢なんやー もうあかん 他の人に投票したろー』
・・・って言う 劣勢な人が負ける『見放し効果』」
「・・・いろいろな効果があるンですね」
「まあな」
「マスメディアの公表と言えば投票率の話はありましたね」
「低い！って話だろ？さて どういう効果があるかな？」
つづく
