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昭JIJI(アキラジジ)の島旅賛歌*参加

日本全国に有人島が434島ほどある。全島制覇すべく島旅を継続中。

島旅の学校4時限目 北海道 道東 ユルリ・モユルリ島(二日目(2))

2006-09-27 04:00:56 | 01北日本・北海道
いよいよ、ユルリ島への上陸である。急な崖に掛けられている急な梯子を登っての上陸である。


(ユルリ島上陸)

ネイチャーガイドさんからユルリ島の概況説明を受けた。いよいよ、島内散策である。歩き始めたら、オオセグロカモメが営巣中で、遠回りをしたが、結果、湿原にのめり込み、大変であった。


(営巣中のオオセグロカモメ)

日本は、温帯と言われているが、根室は、温量指数(その地域の暖かさを示す指数)が、 39(沖縄 200、東京 100)と寒く、亜寒帯である。本州の高山植物を平地で見ることができる。

ユルリ島では、ハクサンチドリ(紫と白)、クロユリ、シロハナスミレ、チシマフウロ、ヒオウギアヤメ、エゾイソツツジ、ワタスゲ、マイズルソウなど色々な高山植物を見ることが出来た。


(ハクサンチドリ)


(クロユリ)

かつて海からコンブを運ぶために使われていた馬が野生化、現在では、23頭が群棲している。子馬が三頭いた。成人牡馬は、群れで一頭だけで、5年毎に種の保存のために交換される。
野生馬は、いつもは灯台の近くにいると言うことで歩き始めたが、今日は、遥か彼方にいた。少しでも近づいてみようと湿原に入って行ったが、脚が取られて中々前進することが出来ず、時間的なこともあり、途中から戻ってきた。


(野生馬の群れ)