昭JIJI(アキラジジ)の島旅賛歌*参加

日本全国に有人島が434島ほどある。全島制覇すべく島旅を継続中。

宮古諸島8島めぐり報告(三日目の夜と四日目)

2006-08-14 04:23:36 | 80宮古・沖縄県・宮古諸島
夕食後、宮古地方の歓迎のやり方「オトーリ」を教えてもらった。車座になり、親が口上を述べ、一つのグラスで、一人一杯ずつつがれた泡盛(10度に薄められている)を、メンバー内で順繰り飲む習慣で、これをエンドレスで続ける。親は飲めないメンバーの代理で飲む。親は大変である。
私は、旅行に来る前からの連荘で、2周目くらいで部屋に戻った。と思っていたが、翌日、何故か少し頭が重い。ビデオ編集時に見ると「中締め」までフラフラしながらビデオを撮っていた。これでは頭が重くなるのは当たり前だと納得できた。


(「オトーリ」用の既に水割りされた一升瓶)

四日目は、多良間島島内散策で、まず、黒糖製造工場を見学し、出来立ての黒糖を食べた。牛の糞のような塊で、暖かく、美味しかった。


(出来立ての黒糖)

その後行った「多良間村民俗学習館」には琉球王府時代の古文書や昔の生活を偲ばせる品々が展示されていた。しかし、この島の言葉の発音は難しく、今では発音できない文字がたくさんあった。例えば、「イ゜」「リ゜」「ム゜」など。皆さん発音できますか。

昼食は海岸でのバーベキューで、オリオンビールを飲みながら楽しい時間を過ごした。海岸で、「えたいの分からないもの(透明な軟体動物?)」を見つけてきた人がいた。「何だろう」。今もって不明である。


(えたいの分からないもの)

今回は、宮古諸島8島を全部廻れて大変良かった。
次回は、多良間島にノンビリとやって来て、国の重要無形文化財に指定されている「八月踊り」を見てみたい。

宮古諸島8島めぐり報告(三日目)

2006-08-13 04:48:55 | 80宮古・沖縄県・宮古諸島
三日目も快晴である。伊良部島から宮古島へ戻り、フェリー「たらま」で多良間島へ出港した。
多良間島は、昨年、「鳩間島の豊年祭」へ行く途中、石垣島へ向かう飛行機の中から「パンケーキ」のように見えた島である。


(機内から見た多良間島 右上雲間の島が水納島)

今回は、ベタ凪(前回のツアーはフェリーが欠航し、飛行機で渡島したとのこと)で全員甲板から通り過ぎる島々を眺めていた。多良間島は、平らな島のため中々島影が見えない。見えてくるともう下船の用意をしなければならなかった。

渡島後、今夜の宿泊場所「夢パティオたらま」に荷物を置き、昼食を取り、早速、人口1家族5人の島 「水納島(みんなしま)」へ出掛けた。その案内は、イケメンのお兄二人である。一人は群馬県から来て、モグリの講師をしていて、もう一人は、ユーターンのお兄である。

「水納島」の海岸では、野生化した牛がノンビリと日光浴しながら迎えてくれた。上陸後、1家族5人が住んでいる「宮国さん宅」の前を通り、「アガリ海岸」に出向いた。やたら色々なものが流れ着いていた。群馬のお兄が走っていったと思うと「浮き球」を拾ってきた。収集を趣味にしているとのことで、非常にうれしそうであった。その他、ハングル文字、中国語が書かれたものが多数流れ着いていた。


(浮き球)

その中に、「椰子の実」が沢山あった。ユーターンのお兄が皮を剥くと3つの穴があり、「顔」に見えると言われた。本当にそうであり、1つ1つ違う顔であった。


(流れ着いた椰子の実 皮を剥くと顔に見える)

ここでの木漏れ日は2月というのに「夏」のようであった。


(アダンからの木漏れ日)


宮古諸島8島めぐり報告(二日目の午後)

2006-08-12 04:12:15 | 80宮古・沖縄県・宮古諸島
伊良部島島内観光は、路線バスが観光バスに早代わりで、その間、路線バスは走ってないとのこと。ガイド兼務のドライバーに島内を案内してもらったが、「何もない島」「何もない島」と何度も出てきて、笑い誘っていた。

最初に、急な階段を下りて、海岸にある「サバ沖井戸」へ。昔は、ここで水を汲んで、頭に乗せて、運んだとのこと。女性にとっては大変な仕事であったようである。

次は、「フナウサギパナタ(船を見送る岬)」にある大きなサシバを形どった展望台へ行った。台風で羽根の一部が壊れていた。

(フナウサギパナタのサシバの展望台)

その後、「白鳥崎」へ行ったが、回りがリーフで台風の時にも大きい波は来ないとのこと。また、大潮の時は、皆、入れて、色々な獲物を取っているとのこと。海の色は最高であった。

下地島へ渡った。しかし、渡ると言っても数メータの橋が掛かっているだけである。「佐和田の浜」は大津波で岩が打ち寄せられ、点々と転がっていた。

(佐和田の浜 写真:ひでさん提供)

この島の大きな収入源である「訓練用飛行場」を一周し、2つの湖が地底で繋がっている「通り池」を見て、これも大津波で打ち上げられたという3000トンもあると言う「帯岩」(ガイドは誰が測ったのかと言っていたが。)を見て、真っ白なパウダー状の砂の「渡口の浜」へ出かけた。真っ白な海岸線、七色の海、昨日泊まった「宮古島東急リゾート」、「来間島」が一望できた。この島で一番高い「牧山展望台」からは池間島、宮古島、大神島、来間島が視界180度に渡って、横たわっていた。

本日の泊まりは、「てぃだの郷」である。食後、半数以上の方々との二次会が盛大に行われた。

宮古諸島8島めぐり報告(二日目の午前)

2006-08-11 04:25:59 | 80宮古・沖縄県・宮古諸島
二日目は、快晴で、朝早くから「宮古島東急リゾート」の海岸「前浜ビーチ」に出かけた。白い砂浜が続いていて、海も色々な色を見せていた。昨日と同じドライバーの案内で、「来間島」に出かけた。帰りは、橋の途中から徒歩で渡ることになった。亀が見られるかもしれないと言うことで皆、海を見ながら渡ったが、見られなかった。


(来間大橋)

その後、東平安名崎へ出かけ、マムヤの墓、東平安名崎灯台、270度の太平洋の水平線を見て、砂山ビーチに出かけた。前日の雨で、砂は湿っており、歩き易かった。海岸に出て見ると海の色が七色で素晴らしかった。


(砂山ビーチ)

そこからは、これから行く、「伊良部島」、昨日行った「池間島」がハッキリと見えた。「伊良部島」へ向かうため、市内目指した。島民を永らく苦しめた「人頭税石」を見て、夜になると「夜の蝶」が集まる飲み屋街を通ったが、昼間は、閑散としたところであった。公設市場は、ドンドンと老人化が進み、店は寂れていた。貝類とグルクンの唐揚げなどの昼食を食べ、港へ向かった。平良港からフェリー15分で「伊良部島」に着いた。

宮古諸島8島めぐり報告(一日目の午後(2))

2006-08-10 04:32:34 | 80宮古・沖縄県・宮古諸島
雨に煙る池間大橋を渡り、あっと言う間に池間島を一周した。トイレ休憩の際に、サトーキビのジュースをしばらくぶりに飲んだが、

(サトーキビジュース)

昔、甘いものがなくて、おやつ代わりにかじったことを思い出した。

そこからおむすびの形の島がかすかに見えたが、それが大神島である。
島尻漁港から大神島に村営船で渡った。船長の説明で島内散策を開始し、島の一番高い展望台へ登った。何人かが階段の段数を数えたが微妙に違った。天気がよければ素晴らしい眺めではないかと思いながら展望した。後で宮古島のタクシーの運転手から聞いた話であるが、「大神島のこの展望台は運気が強い。」とのこと。帰ってから買った「グリーンジャンボの宝くじ」で珍しく3000円が当った。

雨なので早めに宿泊場所の「宮古島東急リゾート」に行った。夕食の際に、参加されている方の誕生日とのことで、クラブツーリズムから差入れされた泡盛のご相伴に預かった。その後、部屋でいつもの人達と酒盛りをした。

宮古諸島8島めぐりの報告(一日目の午後(1))

2006-08-09 05:05:19 | 80宮古・沖縄県・宮古諸島
台風7号が複雑な動きをしていて、東海地方、関東甲信地方に影響が出そうですね。
また、他に2つの台風があり、沖縄地方や先島地方にも影響していますね。

島旅仲間のひでさんもこの影響で、今日行われる予定のトカラ列島悪石島の「仮面神ボゼ」が中止となり、行けなくなったとのメールが来ていました。また、友人が夏休みを沖縄本島で過ごしていますが、大変な影響が出ているのではないでしょうか。

では、宮古諸島8島めぐりの続きを報告します。

雨の中をバスに乗り、最初の目的地である「池間島」へ出発する。ドライバーから挨拶があったが、チンプンカンプンである。宮古弁での挨拶とのこと。注釈を聞いてやっと理解。よく話をするドライバーで殆ど喋り続けであった。途中の最初の見学地は、「雪塩工場」である。バスを降りると「パウダーのようなもの」が出された。舐めると塩辛い。これが「雪塩」であった。


(雪塩)

作り方の説明があったが、説明の女性もまた機関銃のように話が飛び出してきた。地下海水を汲み上げ、濃縮して、傾斜した鉄板に噴射してできるとのこと。工程が2つしかない。説明を聞きながら対岸を見ると壊れた風車発電機が哀しそうに2本立っていた。


(羽根が壊れた風車発電機)

本来は、4本あって、昨年9月の台風の時に2本が倒壊し、2本は羽根が壊れて運転できない状態とのこと。復旧には膨大な金が掛かる。この他に旅の途中で「牛小屋の小牛が道路を挟んで反対側にある老人擁護設備6階建ての屋上に吹き上げられていた」など嘘のような本当の台風の恐ろしかった話を聞いた。

宮古諸島8島めぐりの報告(一日目)

2006-08-08 06:05:08 | 80宮古・沖縄県・宮古諸島
おはようございます。
毎朝、早起きが習慣となっています。

ところで、話題が島旅から外れていましたので、古い話ですが、2004.1末から参加した、クラブツーリズム主催の「エメルドの風がふく 碧い楽園宮古諸島8島めぐり」の報告を何回かに分けて、掲載します。
今回は、8島全部上陸することができました。

 2004.1.29出発の3泊4日の島旅に参加した。添乗員さんを入れて18名の参加で、お馴染みさんの顔が見える。ひでさん(島旅の仲間)も参加していた。夜は楽しみであると共に大変なことになりそうな予感がした。
 一日目は、朝から快晴で、羽田空港を飛び立ってからのしばらくは、眼下に三浦半島、富士山、芦ノ湖、伊豆半島がクッキリと見え、清水港の上空から太平洋に出た。


(機内から見た富士山)

後は海の上だけなので一眠り。気が付くと飛行機は、那覇空港への着陸態勢にあった。
那覇空港で全員が集まり、今後の行程と宮古島への飛行機の搭乗説明を受ける。昼食を例によって、オリオンビールで済ませる。
オリオンビールは、何故沖縄で飲むと美味しいのか?気候のせいか?

飛行機は、那覇空港を離陸すると直ぐに雲の中に入り、宮古空港に着陸時には窓に雨粒が。天気予報は、雨だったが、残念ながら、大当たりである。