昭JIJI(アキラジジ)の島旅賛歌*参加

日本全国に有人島が434島ほどある。全島制覇すべく島旅を継続中。

瀬戸内海に浮かぶカラフル諸島探訪記(2)

2006-09-19 04:08:58 | 21瀬戸内海・岡山県
今回は、クラブツーリズム(株)「にっぽんの島をあるく会」会員の仲間からの投稿です。楽しみに読んで下さい。
なお、アンダーライが付いた文字をクリックするとホームページにリンクしています。

7月4日(火)

夕立のお陰で太陽が昇り、瀬戸内の島は朝もやの中におぼろげに浮かび、山頂に居るようです。

AM9:00 終日チャーター船で巡りますが、各島間は10分位。

初めは、青島です。

面積が0.12km2、無人島だが、関西学院大学が買い取り、キャンプ等に利用している。現在は風力、太陽光を利用システムが導入されている。が、海岸にはペットボトルが散らかり、雑草が繁り、マムシも生息、学問も大切だけど余暇にこうした管理をさせる事も重要だと思うけど………

次は黄島

周囲4.5km、縄文時代の海水と淡水の貝塚や古墳の史跡があるが、現在は京都にある宗教団体神慈秀明会の神殿があり、関係者だけが在島している。大型モーターボートが寄港しているのはエライ人(?)がこれで渡ってくるそうです。ボランティアは、下の階級が。
全ては大自然のまま農薬等使用せず、作物や鶏を飼い、水は地下水と雨水、電気だけは重油で自家発電。青虫も10cm位あるのが道をはい、モンシロ蝶がキャベツ畑に大発生、暑い中若い男の子が作業していました。何処も同じ秋の夕暮れ………ですネ。

黒島

周囲1.6km、2世帯3人だけで住んで、電気は、本土(牛窓)から、水は、地下水と雨水利用。此こには5世紀の前方後円墳(長軸70m、後円部40m)があるが、途中から草が繁り、入植できない。
黒島は海岸の潮が引くと隣の沖の小島ともう少し小さい島へ渡ることが出来るが、ツアーで私一人だけ行く訳に行かず………一人だったら濡れでも渡ったのに………残念。
ヨルダン川、珍島物語(割れ)現象だね。

ランチは島に食堂がないので、牛窓に戻り、和食鯛の刺身の定食を済ませ、再び、次の島まで20分犬島へ。

犬島 

周囲3.6km、花崗岩の産地で、鎌倉八幡宮、大阪城、江戸城にも使用され、又、銅の精錬所として明治~大正にかけて操業していたのが、煙突とレンガ造りの工場跡、火力発電所跡に当時がしのばれる。
今は、崩壊する危険性があり、どうせなら全部の煙突をロケの時に倒してくれればよかったのに………と島の人は言っていました。


コメント
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