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昭JIJI(アキラジジ)の島旅賛歌*参加

日本全国に有人島が434島ほどある。全島制覇すべく島旅を継続中。

「蝶々」シリーズ(1)

2006-08-31 04:21:21 | 島旅・シリーズ
いよいよ、夏休も終わりですね。大昔、宿題で追われていた事を思い出しました。しかし、自由研究は、いつも完成していました。

と言うのは、親父は、「昆虫採集」が趣味で、蝶、トンボ、セミ、カブト虫、クワガタなどの採集に連れて行ってくれて、展翅板(てんしばん)に羽根を伸ばして、きれいに標本にすることを教えてくれたからです。

したがって、学校に持っていった最初の頃は、「どこのデパートで買ってきたのか」と先生に疑われましたが、説明をして、分かってもらえました。

ところで、先日、NHKの「クローズアップ現代」で「海を渡る蝶」と言うタイトルで「アサギマダラ」について、放映されていましたが、ご覧になった方はおられますか。


(アサギマダラ)

この蝶は、最大、南北に2000kmも大移動する蝶のようです。それは、各所で採集した蝶に「マーキング(採集日付、場所、誰がなど)」して放し、それを、また、各地で採集した人が報告することで分かるようです。
まだまだ、どうしてあれだけの距離を飛べるのか?この蝶の生態は解明されていません。先日行った姫島にも5月の初めに数千羽のアサギマダラが飛来することを聞いたところでしたので、興味を持って、このテレビを見ました。

親父は、色々な方面の人々と蝶を交換して、集めていたようで、「イシガケチョウ」も持っていました。しかし、私は、今回、投稿するまで、沖縄の蝶と聞いていましたので、「石垣蝶」と思っていました。


(イシガケチョウ)

「食事」シリーズ(1)

2006-08-30 04:26:46 | 島旅・シリーズ
島旅に出掛ける楽しみの1つは、獲れたての新鮮な魚介類を食べることが出来ることです。先日、姫島へ行く途中の国東半島で、昼食時、「太刀魚づくしの料理」を食べました。「蒲焼」も太刀魚でした。ニギリ寿司も、太刀魚の寿司で、私は、少し火であぶった方(右)が美味しく感じました。


(太刀魚づくしの料理)

インターネットを見ていると「太刀魚の面白いとこは、くせのない淡白な味わいが火を通すとグンと旨味が増してくるんです!とろとろの身と皮の旨味が最高です!」と書かれていました。まさしくそのように感じました。

太刀魚は、本当に「太刀」の形をしていますね。これは、熊毛群島(山口県)の沖合いで見学していた「シラス漁」の船からもらった太刀魚です。これを「祝島」での昼食時、刺身にしてもらって食べました。これまた美味しかったです。


(熊毛群島(山口県)の沖合いで見た「シラス漁」の船からもらった太刀魚)

太刀魚は、餌となる小魚を求めて回遊していて、周防灘では、海底地形や潮流が複雑で小魚が豊富なため、ほぼ一年中太刀魚の群が定着し、瀬戸内海でも屈指の好漁場となっているようです。

「夕日」シリーズ(1)

2006-08-29 03:57:33 | 島旅・シリーズ
各地に夕日を見る絶景ポイントはたくさんありますが、赤々と水平線に沈んでいく夕日を見る機会は少ないですね。昨年暮れに小笠原に向かう「おがさわら丸」の船上の太平洋上で久しぶりに水平線に「ジュワー」と音を立てて沈む夕日を見ることができました。


(小笠原(東京都)へ向かう途中の太平洋上の夕日)

志賀島(福岡県)では、夕食を食べていたら、誰かが夕日が沈むと言うので、外へ出てみたら、素晴らしい夕日が沈みかけており、皆で夕食を食べるのを忘れて、沈むまで眺めていたことを覚えています。

(志賀島からの夕日(筑前諸島)(福岡県))

各地で見た夕日のシリーズを今後、投稿していきます。

「シーサー」シリーズ'(1)

2006-08-28 04:18:54 | 島旅・シリーズ
沖縄では古くから、家の守り神・守護神・魔除け・悪霊返し・火伏せとして、屋根瓦の上、門、玄関、床の間などにシーサーを据え付ける習慣があります。
牙を剥きだした怖い顔のもの、ユーモラスで可愛いものもあれば、中にはとぼけた表情のものなど、いろんな表情のシーサーがいます。


(竹富島 種子取祭 (八重山諸島)(沖縄県))


(竹富島 種子取祭 (八重山諸島)(沖縄県))


(竹富島 (八重山諸島)(沖縄県) 写真:ひでさん提供)


「ネコ」シリーズ(1)

2006-08-27 04:00:50 | 島旅・シリーズ
昨日は、福岡市で大変痛ましい事故が起こりましたね。ご両親の気持ちを考えると涙が止まりませんでした。

ところで、島では、ネコを多く見かけますが、私は、それまでは、「多くいるなあ」と思うだけでした。しかし、一昨年、「浦戸諸島(宮城県)」のツアーでご一緒した方に、桂島で撮った「ネコ」の写真をお送りしたところ、「あのネコは、『よしニャン』と名づけて私のデスクの前に座って、毎日こちらを見ています。笑ってね~ニャーン」との手紙を頂きました。


(桂島の「よしニャン」(浦戸諸島(宮城県)))

それ以降、私も「ネコ」を撮ることにはまっています。

一昨年、加藤先生が企画するツアー「花逢忌」で博多湾内にある島々に出掛けましたが、その中に、玄界島(筑前諸島(福岡県))がありました。一泊して、島内を島旅の皆さんと一緒に散策しました。しかし、昨年3月に大きな地震が起き、玄界島は大変な被害を受けました。昨年の5月に対馬へ行く船上から青いビニールシートで屋根が覆われている風景を見ました。その風景を見ていると平成7年1月に起きた「神戸淡路大地震」で親父が亡くなり、翌日、現地で見た悲惨な風景を思い出しました。


(震災後の玄界島 昨年5月に対馬へ行く船上から)

その時、玄界島で撮ったこのネコ達は、今頃はどうしているのでしょうか?


(玄界島のネコ達)

「花」「猫」「学校」などのシリーズものを投稿します。

2006-08-26 04:13:21 | 島旅・シリーズ
昨夜、BS日テレで「沖島」を見ました。8月20日投稿の風景が色々と出てきたり、また、行かなかったところも出てきたりして楽しく見ました。

ところで、今まで、行った所の紀行文を中心に書いてきましたが、今後は、シリーズものとして、例えば、「花」「猫」「シーサー」「蝶々」「学校(含む、二宮金次郎銅像)」「夕日」「食事」などを取り上げて書いて行きたいと思っています。

今回は、島旅に出掛ける時に、お世話になっているHPがあります。それは、「島の学校めぐり(http://homepage.mac.com/yoyo6/SHIMA/)」です。各地域の島々の位置関係が分かることとその島の学校の有無が分かるからです

例えば、宮古諸島の島々の位置関係は、次のようになっています。


(宮古諸島地図)

私は、島に出掛ける前に、このHPを見て、その地域の島々の関係をコピーして持参すると共に各島での小学校、中学校の有無を調べ、現地では、廃校の学校の姿も見るようにしています。中には、二宮金次郎の銅像がそのままのところもあります。


(情島小学校(休校中)の二宮金次郎像:安芸群島(広島県))

また、校舎を壊すだけでも数千万掛かるということで、そのままにされているところもあり、何か有効活用できないものでしょうか。


(牛島(うしま)小中学校(休校中)の校舎:周南諸島(山口県))

今後も渡島したら、学校の写真(ビデオ)を撮ってこようと思っています。明日からも、しばらく各シリーズの一回目を投稿していきます。

渡鹿野島(わたかのじま)天王祭(その2)

2006-08-25 03:44:42 | 16東海・三重県・志摩諸島
神輿は、「チョーサーヤ」の掛け声を掛け合いながら、各家々を練り歩きました。時を同じくして、海上に花火が打上げられました。


(海上に打上げられた花火)

本通りに設置された鎮座場所の前を神輿が駆け巡り、この勢いを止めようとする者と神輿を鎮座させようとする者とが衝突し、もみ合い、その攻防が延々と続きました。


(神輿が駆け巡り)

最後に、神輿は、無事、鎮座場所に鎮座すると、町民は、胡瓜とお神酒をお供えしてお参りを始めました。


(神輿は、無事、鎮座場所に鎮座)


(お供え)

最後に、神輿を担いでいた人や関係者も海に飛び込んで、潔斎していました。


(海に飛び込んで潔斎)

渡鹿野島(わたかのじま)天王祭(その1)

2006-08-24 04:35:10 | 16東海・三重県・志摩諸島
琵琶湖から三重県にある渡鹿野島までバスで移動しました。到着しました渡鹿野島は、伊勢志摩国立公園のほぼ中央、的矢カキの養殖で知られている的矢湾の中央部に浮かぶ周囲6kmの小島で、神代の昔は、伊雑宮(いさわのみや)の神領で「オノコロジマ」とも呼ばれていた神の島だったとか。江戸時代から風待ちする避難港として栄えたようです。
現在では、観光地化が進み、マリンスポーツや釣りなど格好のリゾートアイランドとして行楽客で賑わっています。


(海上からの渡鹿野島の景観)

天王祭は、八重垣神社で毎年7月23日と24日に行われる区民あげての大祭です。
天王祭は、八重垣神社に神輿が運ばれて、島内の明かりが消されると神事が始りました。ご神体を神輿に遷す「神遷の儀」が執り行われて、終了すると花火の合図と共に島内の明かりが戻りました。


(神遷の儀)

港の広場では、「渡鹿野節」の手踊りが行われ、和太鼓や餅まきが行われました。


(渡鹿野節の手踊り)

琵琶湖の島々(沖島、竹生島、多景島、沖の白石)(その4)

2006-08-23 04:29:12 | 18東海・滋賀県
宿泊した民宿で特別に「フナ鮨」を出してもいましたが、好き嫌いがあり、食べる人とそうでない人がいました。私は美味しく食べました。
フナ鮨は、産卵期の3~5月に漁獲したニゴロブナを塩漬けにし、7~8月に米飯を詰め込んだ後、さらに、重石をのせて漬け込んで、12~1月まで発酵させて、フナ鮨とします。それに使うニゴロブナは琵琶湖のみに生息する特有種のフナです。アミノ酸がアミン酸になり、特有の匂いが出ます。酒の肴として知られており、これを食べるとあまり悪酔いしないと言われています。



(フナ鮨)

訪れた時は、丁度、「塩を洗い流す」時期で、その光景を見ることができました。
最近、フナ鮨は、ニゴロブナの漁獲も減り、大変高価なものになっているようです。


(塩を洗い流す)


(一夜干し)


(重石で本漬け)

琵琶湖の島々(沖島、竹生島、多景島、沖の白石)(その3)

2006-08-22 04:07:14 | 18東海・滋賀県
昨日の高校野球の決勝戦も手に汗握る好試合でしたね。早稲田実が着実に得点し、有利に試合を進めていましたが、さすがに、3連覇を目指す駒大苫小牧は、粘り強く後一歩まで追い込みましたね。斉藤、田中両投手の力投を讃えたいですね。

昨日の続きを投稿します。

多景島は、周囲を断崖絶壁に囲まれ、島内には松や竹が生い茂っていました。


(湖上からの多景島の景観)

題目岩があり、「南無妙法蓮華経」の文字が彫られていました。


(「南無妙法蓮華経」の文字が彫られている「題目岩」)

ひときわ高くそびえる五角柱の塔は、「誓いの御柱」で、大正時代に建てら、それぞれの面に「五ケ条の御誓文」が刻まれていました。


(「五ケ条の御誓文」が刻まれている「誓いの御柱」)

多景島を出発し、少し進むと「沖の白石」と言う岩礁が見えてきました。水面にポッカリ浮かぶ4つの岩で、水鳥が休憩場所として多く集まり、その糞が積もって白くなっていました。


(水鳥の休息場所の沖の白石)