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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

江西省 三清山

2015-11-05 00:15:50 | <江西省>

三清山は、花崗岩でできた巨大な岩山で、中国を代表する景勝地の一つです。

2008年に、世界遺産に登録されています。

 

 

また、ここは古くから道教の修行の場であった山だそうです。

玉京峰、玉華峰、玉虚峰の3つの峰が、それぞれ道教の神様に例えられ、

三清山の名が付けられたと言われています。 

 

 

麓からゴンドラに乗って登山開始です。

 

 

 

東西南北、いろいろなルートで登れるようで、

私たちは、東側から南清園景区まで金沙索道を使いました。

 

 

1日だけの予定なので、全部を周るのは無理です。

三清山の最高峰、玉京峰を目指し、

南清園から陽光海岸、西海岸を周って戻ってくることにしました。

 

 

南清園では、有名な石柱がいくつも見れるはずですが、

残念ながら朝は、深い深い霧の中。。

下はいい天気だったのに。。

 

 

かろうじて見れた、仙人指道。

 

 

切り立った崖に索道が作られています。

よくこんな所に道を作ったものだと感心します。

 

 

もし、霧が晴れて下がよく見えたら結構怖そうです。

床がガラス張りの展望所もありました。

 

 

かなり高い場所に架けられた吊橋の渡仙橋も,

霧のおかげでまったく怖くない。。

 

 

お昼頃から時々、霧が晴れるようになってきました。

 

 

下からどんどん雲が涌いてきます。

陽光海岸から見る景色は、水墨画で見る山の絵みたい。

 

 

時間が無くて三清宮には行きませんでしたが、

所々に道教に関わるのものがあります。

龍虎殿は、花崗岩で造られたお堂で、明代に建てられました。

石に彫られた龍と虎が守っていることから、このように呼ばれているそうです。

 

 

夕方、南清園に戻ると、朝は見えなかった石柱が、少し見えるようになりました。

 

巨蟒出山。

帰り際に本当に運よく一瞬霧が晴れたタイミングで見れました。

 

 

石柱に生える松と比べるとこの高さがよく分かります。

 

 

東方女神(司春女神)。

確かに、髪の長い女性(女神)が峰の上から見下ろしているように見えます。

 

 

企鹅献桃。

2羽のペンギンが空を見上げています。

ペンギンの前にある岩が桃らしいです。

 

 

小さな子供からお年寄りまで登山に来ていました。

索道が整備されているので、怖い箇所はほとんどないですが、

長い長い階段が続く場所が何箇所もあるので、

結構きついです。。運動不足の人なら筋肉痛間違いなしです。

 

 

 

杖を持って登ることをお勧めします。あると楽です。

麓でおばあちゃんが、金属製で長さ調整できるタイプの杖を

15元ぐらいで売ってたので、使い捨てにするつもりで買ってもよいかと。

私は蘇州から20元の高級品??を持って行きましたけど。。

 

 

 


江西省 蘇州から江西省へ

2015-10-29 00:07:07 | <江西省>

蘇州から車で江西省に行ってきました。

いろんな所に行ったので、

しばらく、江西省での出来事を書こうと思います。

 

 

今回の最終目的地は、江西省の井岡山市。

蘇州から約1000kmの行程で、

途中で2泊して、江西省の景勝地、三清山に登る計画です。

 

 

蘇州から車で江西省に行く場合、浙江省を経由する感じになります。

石湖のインターから高速に乗って、杭州方向へ。

しばらく走るともう浙江省。

 

 

申嘉湖高速S12の徳清SAでちょっと休憩。

何となくですが、浙江省のSAって割と綺麗な気がします。

それに比べて吉林省は、はっきり言って汚い。。。

 

 

杭州を通り抜け、杭新景高速S31を西の方向へ進んでいくと、

どんどん山深くなっていきます。

 

 

S31から龍麗温高速S33に入り、龍遊SAで腹ごしらえ。

 

 

肉夹馍(rou jia mo)なるものを食べてみました。

陜西省の名物らしいです。

 

 

写真と実物は違います。。具も少なめ。

味は、ちょっとスパイスが効いている感じですが、

そんな辛いわけでもなく。まあ食べられます。

 

 

ここから、浙江省と江西省の境まで200kmほど。

沪昆高速G60を西へ向かいます。

江西省に入り、今日の目的地の三清山に直線距離で最も近い、

球川ICで高速を降りました。

 

 

普通ならきっと遠回りだけど、球川で降りず、

安心なS19を使うルートをナビは案内したハズ。

きっと距離優先で探索したな。。

 

というわけで、こんな村の中の道を通り。

 

 

畑の中を通り。

 

 

最後に村人が待ち構えていて、この先は通行止めだから行けないよ、

40元くれたら道案内してやるよって。。

きっと、ナビを信じて迷い込む人が多いんです。

 

無視して進んだら確かに通行止め。

しつこく道案内すると言う村人を振り切って、

商店でたむろしている人達に道を聞くと、

ここでも、案内してやるよ、XX元。みたいな。。

 

やっと親切な人が、ちょうど三清山方面に行くからついておいでって。

すごい山道やダムの堰堤を通り抜け無事脱出。ほんまに助かりました。

スマホナビ、便利だけど超田舎の細い道は出てきません。。

確かに案内してもらわないと脱出不能だったかも。

 

 

やっと広い道に出て、三清山まであと少し。

 

 

今日の目的地、三清山麓のホテルへ無事到着。

このホテル、山門まで徒歩5分ほどの近さで、値段は朝食付き150元。

窓から見る景色は、日本の温泉宿みたいな感じ。

 

 

夕食後に散歩してみると、とても綺麗な月が出ていました。

 

 

麓には、喜莱登酒店(シェラトンホテル)もあります。

これ絶対ニセモノだ。。

 

 

翌朝は、早起きして三清山登山に出発です。