横峯までは、悪路悪路の連続、息を切らせながら上っていると、ムササビのようにひらりひらりと下りてくる逆打ちのばあさん遍路。「まだまだよ」・・・何者!
遍路道標
ようやく山門が見えてきた。すると後ろからきた片倉さんが追いつき追い越して「景ちゃんたちもすぐ来ていますよ」とのこと。後ろを振り向くと甲府の秋ちゃんも・・・
やっぱり早くでできてよかった。
到着すると顔見知りが続々到着。納経所の若い坊さんは南会津出身とのこと。「苗字なんていうの」と聞いても教えてくれなかった。
打ち終えると、皆、てんでばらばらに山を下りて行った。 奥ノ院「星ガ森」を見てから下がっといいのに・・・
奥ノ院 「星ガ森」 石鎚山信仰の「発心の門」 1742年建立
逆光のお遍路さん
「これから下り12㌔ああやんだ」・・・のんびりと山中で昼食・・・
山中で昼食
山を下る途中、白滝奥ノ院で讃岐琴平観光のバスが客待ちしていた。
下り終えたが足が痛い。61番札所香園寺へ(外観はビルでその中に本堂と大師堂)打ち終えたところに高知の女やっさんいたが、
「次の札所は16時で納経所が閉まるのでお先に」と言って急いで行っちゃった。まだ時間があるのに、やっさんとはここで別れる。無事の結願を願い合掌。
61番札所 香園寺 お寺?
62番宝寿寺を打ち終えて、今日の宿「ビジネス旅館小松」へ。到着して案内された部屋が7番、足のテーピングを剥がして洗濯に行ったが回っていた。
ビジネス旅館小松
今日は満室みたい。部屋に戻ってきたらあるものがない。「おかしいなー」と思っていたら隣の部屋だった。だいぶ疲れている。
ビール飲んで休んでいたら、遍路夫婦と片倉さん、景ちゃんに逢った。また一緒だ。
今日の夕食は大皿に肉と野菜が盛り付けて三人分くらいだと思ったら、これが驚く事に一人分。
鍋を囲んで、勤行は声を出すとか、リズムよくとるとか、またまた盛り上がり納札を交換。
片倉さん景ちゃんとはここで別れる・・無事の結願を願い合掌。気をつけて一期一会の遍路また四国の空の下で・・・