お遍路 K 秋ちゃん・・・きのうの晩ごはん、 おやじの田舎家庭料理・・・

素朴でシンプルな健康晩ごはんです。田舎のおやじが、頑張って毎日作っています。

 伊予ノ國参り 1日目

2014年10月03日 | 札所巡り

 

 宿毛の遍路旅館「米屋」出発。30分も歩くと鶯の挨拶と坂道の出迎え。遍路道に入り上り下りの連続。大深浦から松尾峠まで1.7㌔の急な上り坂。

伊予一国参り出発

  1日目から大変!峠に上った所が伊予の国。松尾峠も宿毛側(高知県)の道は荒れている。峠で休憩していたらスコップを持った夫婦が上ってきた。竹林があるので「筍採りですか」と、訊いたらそうですとのこと。しかし、まだ採れていないようで奥さんが持つ米袋が風にゆれていた。

松尾峠の遍路道

 よく上ってきたなーと思い峠を下りて行ったら愛媛側は整備されていた。なるほど、これでは普通の格好でも上って来ることができる。のんびりとした山里を歩く。のんびりが、一番。

 愛南町の一本松を満倉経由(旧遍路道)で往くことにする。田舎道なので車はほとんど通らない。所々遍路道に入りのんびりと歩くが、ここにきて足が痛くなってきた。

 愛南町の小山休憩所、満倉小学校の前にある上大道(うわおおどう)休憩所でW休憩。この上大道休憩所は男女別と障害者用のウォシュレットのトイレがあり電気も点くしマットも用意されて泊まることもできる。

上大道の遍路休憩所

 野宿遍路者のお礼の言葉が四冊のノートに記載されていた。ここまでの遍路小屋(休憩所)では一番きれいだった。地元の人が大切に管理していることが窺える。ちなみに寝る時は障害者トイレ(広く作られてる)にマットレスを引いて寝るそうだ。

 昼食を摂り休憩所を13時出発。南宇和病院を過ぎ川沿いの桜咲く土手を歩き40番札所観自在寺を打ち今日の宿、民宿磯屋に到着。

伊予最初の札所・40番札所観自在寺山門と天井、本堂香炉

 この愛南町は紫電改(旧海軍の戦闘機、戦闘中に宇和海に墜落、それを引き上げる)が展示されているミュージアム(愛媛県で管理入場無料)があり、タクシーを飛ばして見学・・・念願かなう。

紫電改が展示されているミュージアム内部

 今日の泊まりは二人。鹿児島から来た逆打ちの遍路さん。宿の女将さんを交え、酒飲みながら談笑。明日の天気は雨の予報・・・ちなみに宿の旦那は釣り船の船長だったが酒で膵臓をやられて・・・。酒は適量に飲むべし反省。何処まで反省?