内子の町をあとにして、道の駅内子フレッシュパークで食事休憩。今日の宿「民宿来楽苦」へは約11㌔の道のり。
山間の川沿いを歩く。水が澄んで流れが清らかで気持ちがいい。昔は筏を組んで材木を運んだとのこと。
ようやく15時20分民宿到着。ここで、入口にチェックインは15時30分の張り紙と、「左の注意を守れる方はお入り下さい」の注意書きが戸に張られていた。
玄関先の貼紙
あと10分あるので外で待っていると民宿のおやじさんらしい人が「泊りのお客さんですか」と、声を掛けてくれたので入宿。
ここは隣で製造直売の豆腐屋をやっている。あとで話を聞いたところ、自信を持ってつくっているのでスーパーに卸す時も値引きはしないとのこと。
隣の豆腐店
また、木の道楽でいろいろな木で家を普請している。それを見せたくて2階の部屋や自分の趣味の部屋など事細かく説明案内してくれた。
木を集めるのが趣味みたい。また、いたる所に注意書きの張り紙あり、部屋、風呂、トイレと、とにかく細かい。
民宿・来楽苦全景
宿泊者は三人。ここでまた新発田のおばちゃん遍路に逢う。あとは地元愛媛の遍路さん。
一緒に夕食。出できたのは全部豆腐料理。最初は塩を掛けて食べるとのことだが醤油をかけて食べてしまったので、おやじさんがまた持って来た。今度は塩をかけ食べる。
また、ポットのお湯の注ぎ方まで細かく指導。食事が終わったところで、明日のルートである下坂場峠の説明。峠に入る所は矢印で勘違いする人が80%もいるとのこと。間違いやすいからといって丁寧に地図を書いてくれた。おせっかいでなく親切なのだ。
歴史好きで、ただ、酒がはかいくと、つじつまがあわないことも多々あったがいろんなことを知っていた。講釈をかたらせたら天下一品。
朝4時に目が覚めたら豆腐作りをやっていた。ものづくりの人は信念と持論を持ってやっている人が多い。