大洲城に到着。高台にあり全体が公園になっていて宇和島城のような趣はないが、桜が満開で大勢の花見客がいた。
休んでいると、「どちらからいらっしゃったのですか」と聞かれ、「福島です」と言ったら家族連れの旦那さんが「前に、福島の高校の校長をやっていたんです。
去年、生徒がこちらに旅行に来たのですよ」と、懐かしがっていた。旦那さんの親父さんも「NHKラジオ深夜便で若松のお菓子屋さんの奥さんのなまりのある話し方が良かったなあー」とのこと。
帰り際に「お気をつけて、ご機嫌宜しゅう」育ちが良いのかなーなどと思い別れる。
大洲城にて・「ご機嫌宜しゅう」のおじいさんとおばあさん。
お城の帰り道、先ほど道を聞いた歯科医院の女性にばったり。旦那さんと子供連れだったので奥様だった世間は狭い。
また、この町はNHK「お花さん」の舞台になったところなので少し古い町並みを散策する。
大洲の古い町並み
十夜ヶ橋を参って今日の宿、「ふるさと旅館」へ、大洲市内ということで、すぐに到着かと、たかをくくっていたが、ところがどっこい宿までは遠かった。
大師が野宿した十夜ヶ橋
ここは団体さん食堂も併設している。今日の泊まりは一人だけですとのこと。
夕食時にマスターといろいろ話す。歴史と話が好きなマスターだ。震災の話をしたら、「ここもすぐ水が出るのですよ」と写真を指差す。
三菱パジェロが3分の2水に浸かっている。ちなみに泊り客の車。雨が降れば大変になるとの事。雨は降らなかったが・・あまりにも静か過ぎて・・・
南無大師遍照金剛・同行二人でも・・・おっかないから速く寝よー。明日も観光遍路になりそうだ。