お遍路 K 秋ちゃん・・・きのうの晩ごはん、 おやじの田舎家庭料理・・・

素朴でシンプルな健康晩ごはんです。田舎のおやじが、頑張って毎日作っています。

土佐一国参り 土佐清水から39番札延光寺への道 1

2014年09月30日 | 札所巡り

 断崖の上に立つ民宿夕日を後にして、今日は、ジョン万次郎の生誕地の中浜を通り清水港、足摺港、三崎竜串サニーロードを経て叶崎黒潮展望台がある民宿叶崎へ。昨日と正反対の静かな海を眺めながら出発。

断崖の上に建つ民宿夕日

 中浜、清水港の海岸道路を歩いていると、そこかしこに煙が立ち込めている。よく見ると魚の燻製を作っているみたいだ。そのときは分からなかったがあとでわかる。目近の宗田節を作っていたのだ。土佐清水魚港入り口では漁場から帰ってくる漁船が走っていた。岸壁にスピード出しすぎに注意と白ペンキで描かれている。入り江の中にある良い漁港だ。

穏やかな土佐清水の港

 昼食は、道の駅めじかの里土佐清水で。売店で売っていた宗田節に目が行く、あの煙はこれを作っていたのだ。お土産に買っていくことに、また土産。

 2本のストックを巧みに操り栃木の遍路さんは素通りしていった。大阪の遍路さんは朝から逢ってない。何処を通っているのやら・・・。

 食事休憩をして(本当は足のケアが80パーセント)出発。化石漣痕(天然記念物に指定。地質学の上で貴重なもの)や奇岩を見ながらようやく叶崎へ。

 民宿に着いてすぐ黒潮流れる太平洋を観ようと白い灯台のある叶岬へ。岬は断崖になって突端から一本の綱で下に降りることができる。離すと地獄・・・ちなみに叶崎は「かのうさき」といわないで「かなやさき」と言う。

化石漣痕の海岸

 夕食は四人、栃木、大阪、新顔が石川の若い遍路さん。彼いわく、「魚ばかりで肉が食いてー」・・・わかる。あと残り2日。ガンバロー。

 


きのうの晩ごはん 19

2014年09月30日 | きのうの晩ごはん

 夏の疲れが出てきたのか頭がさえない(ただの飲み疲れ)つまり、やりたくない時、その壱のカレーライス

カレー、福神漬けなし。

名前忘れた。キャベツ千切りを塩もみをしてから水で流して、水けをきって酢で和える。

なぜか豆腐とネギの味噌汁。

とうみぎ。

 


土佐一国参り 風雨の足摺岬へ 参

2014年09月29日 | 札所巡り

 朝食は、本当に納豆と梅干だけだった。風雨の中お接待(バナナと名入りのボールペン)を受け出発。出てすぐ海岸の遍路道へ大丈夫なのかなーと思いつつ歩く。ようやく国道に出て歩くが旧遍路古道や足摺古道などの案内板があちらこちらに出てくるが、かまわず安全な国道を行く。

 歩いていくと善根宿があり、三人が休憩していた。その中に昨日逢った大阪の野宿遍路さんもいた。朝一で38番を打ってきたとのこと、美味そうにビールを飲んでいた。話題は、三原経由か月山経由か・・・他の人もそうみたい。

 そこえ早く出て行った栃木の遍路さんが到着。「遅いんじゃないの」といったら、古道を通ってきたとのこと。たいへん道が悪く通るもんじゃないとのこと。通らなくて正解でした。

 しだいに風雨が強くなり足摺岬にさしかかるころには大暴風雨。前に進むのも困難。昨日のうちに打ち終えて正解。札所前に到着。昼食をとるため向いのドライブイン入り、2階のレストランに上がったらめずらしい人がいた。

大暴風雨の足摺岬

 岩本寺門前、美馬旅館で一緒だった北海道のお遍路さんが雨宿りをしていた。食事は終わったとのこと。暴風雨で進めないから足摺岬のホテルに予約を要れたが15時チェクインなのでここで待っているとのこと。昨日の泊まりは旅路近くの民宿星空。朝食は5時だったそうだ。 早や・・・

 色々話をしながら(道に迷った話も)昼食を終え出発。荒れ狂う足摺の海を見ながら、たいへん危険ですがそれでも歩くお遍路さん。はるか前方には赤いポンチョが吹き飛ばされるのを必死に押さえながら歩く栃木のお遍路さん。

荒れ狂う足摺の海

 民宿夕日に到着する頃には天気が回復。今まではなんだったのか、到着すると先客が二人。一人は前を歩いていた栃木の遍路さん。もう一人は奈良から来た逆打ちのベテラン遍路さん。明日泊まる民宿叶崎からあんまりひどいのでバスで来たとのこと。6巡目で宿のおばさんとも顔なじみ。酒が好きでずーと飲んでいたとのこと。

晴れ間が見えてきた、今までは何だったのか。

 海岸の小高い岡の上(遠くから見ると崖の上に建っているように見える)に建っているので太平洋が一望。洗濯をして風呂に入り夕食時までしばし海をみていると、宿のおばさんに「お客さんは海が好きなのですね」と声をかけられたが、「何もすることないから見ているのです」とも言えないし、「はい、いいですねー海は」・・・

 ようやく夕食。五人分のお膳が並んでいるが時間になっても二人が到着しないので来るまで待つことに。そうこうしているうち下の道路でうろうろしている二人のお遍路さんが、ここは、道路の上に新しく建てたので道路脇の古い建物のほうに行ってしまうらしい。自分も同じだった。

 宿のおかみさんが二人に「こちらですー」と声をかけようやく到着。話を聞いてみると、風雨のため出発するとすぐ方向感覚がなくなりちんぷんかんぷんになり迷ったとのこと。途中で逢った人と宿が一緒ということで一緒に歩いたがまた道に迷ったそうだ。一本道なので迷うはずがたなのだが。そのうちの一人が大阪のお遍路さんだった。今日の夕陽はあきらめていたが太平洋に沈む夕陽をみることができた。

夕日が沈む、民宿夕日

 


きのうの晩ごはん 18

2014年09月29日 | きのうの晩ごはん

  二日もおろのいたので気合を入れて簡単に作る。

おとといもらった舞茸(山に行ってとってきたもの)で作った舞茸ごはん。

カツの煮込み。要はカツ丼の上に載っているもの。

菜っ葉のおひたし、かつぶしかけて。

大根おろし、じゃこと青さ。

冷奴に、松前漬け。

塩こぶときゅうりの土佐酢和え。

豆腐と菜っ葉の味噌汁。

焼きとうみぎ。


土佐一国参り 土佐四万十から足摺金剛福寺への道 弐

2014年09月28日 | 札所巡り

 大岐海岸の手前で、熊手と小さな網を持ったおばあちゃん二人に「何獲ってくるの」と、聞いたら〇×△で地元言葉でわからない。貝とか海藻らしい。「誰でも獲っていいの」と聞いたら「地元の人だけですよ」とのこと。「どこから来たの」「え、福島から、大変だったでしょう」「気をつけて」と、たいへん元気なおばあちゃんでした。

砂浜が続く大岐海岸

 大岐海岸の砂浜を歩いて足摺のほうを見ると黒雲が・・・今日のうちに足摺岬観光をしていたほうがいいのではと考え・・・また観光・・・修行です修行・・・いいのです。・・・

 すぐ、今日の宿「民宿旅路」にタクシーの手配をお願いするが、なかなかのみ込めない。「とりあえずあと20分ぐらいで到着しますからタクシーを呼んでおいてください」・・・と、携帯が鳴る。・・・タクシーが早く着いたみたいで、あんのじょう気をもんで「今どこにいるの」と、「まもなく着きますよ」と、返事。

 民宿の前で待っていた黒塗りのタクシーで足摺岬観光。運転手さんもいろいろ知っていて面白かった。タクシーの前は、この辺で獲れる「めじか」を全国の蕎麦屋さんに卸して廻っていたのですよとのこと。会津若松市の蕎麦屋さんにもけっこう営業に行きましたとのこと。「めじか」とは、そばの出汁に使う宗田節のこと。魚の目から口までの距離が近いから「目近」と呼ばれている。

 38番札所金剛福寺を打つ。金剛福寺は四国最南端足摺岬に建ち、観音さまの浄土にいちばん近い寺とされ、遍路だけでなく多くの参拝者が・・・境内は浄土庭園を模していて、大きな庭石で囲まれた池や、仏塔が・・・金がうなっているのかなあと考えてしまう。

 運転手さんの案内で足摺岬を一周して民宿に到着したら雨になっていた。明日は荒れるのが確実。

38番札所 金剛福寺山門と本堂

境内と足摺岬

 今日の泊り客は、三人。栃木の若いお遍路と大阪から来た団塊世代遍路。大阪の遍路さんは高野山大学通信等々などと言っていた。また、大阪の遍路さんとはここから3泊一緒になる。何かにつけてちんぷんかんぷんなところがある人だ。

 この宿のばあさんは81歳でたいへん元気があり、逆らうとおっかないが、演歌が好きなので、森進一や美空ひばりの歌などを歌ってやった。最後に「南国土佐を後にして」を、歌ったら鳴子を持って踊りだした。元気なばあさんでした。

 ちなみに、明日の朝は「納豆と梅干」だけでいいと言ったら・・・。

 

 風の便りで旅路はやめたとのこと残念!