朝から晴れ。今日の下坂場峠は80%間違うので三人で一緒に行ったほうが良いということで、三人で出発。
出発
落合トンネルのお遍路
いろいろ世間話をしながら峠まで一緒に歩く。新発田のおばちゃん遍路は早くはないのだが一定のリズムで歩いていてあまり休憩時間は取らない。誰かとは大違い。
また山好きで福島の方にもだいぶ来ているらしい。地元愛媛のおやじ遍路は、「息子も娘も、嫁を取らない。嫁に行かない。参ったよー」と嘆いていた。
遍路道の桜
山中の遍路道
途中、洗濯物を干していた若い奥さんが我々を見て「ちょっと待ってください」と言って、家の中からお菓子を持ってきて「お接待ですどうぞ」と頂く。南無大師遍照金剛・・・
そんなこんなで何もなく迷わず4時間で到着。峠の→を見ると逆打ちの遍路さんが間違いやすいように見えた。
下坂場峠
とにかく無事に来たのだからと自分のペースで歩くことに。ふたりが食事休憩ということでお先に行くことに。
またまた厳しい遍路道
昼食は歩きながら前日購入のアンパンを2個食べる。ようやく久万高原町に到着。すぐ後ろからふたりが追いついてきた。
「何だって早いんじゃない」と聞いたら、食事休憩は10分ぐらいで済ませたのこと。なるほど納得。
途中、郵便局に用があると新発田のおばさんと別れ、愛媛のおやじと一緒に44番札所大宝寺へ。参道は杉や檜の巨木が立ち並び静寂な雰囲気が漂っていた。
大宝寺表参道
44番札所 大宝寺仁王門
44番を打って愛媛のおやじと別れ今日の宿へ。しかし、ここからまた上がりの遍路道。今日は大小3つの峠を越えてきたので足が痛い「うー、やんだ」文句は言わない。・・・15時30分民宿佐和路到着。
今日の泊まりは三人。またまた新発田のおばちゃん遍路。そして埼玉から来た団塊の世代遍路。何でも友人が徳島の遍路宿・「眉山」をやっているので来たとのこと。
岩屋寺を打ち終えて、明日の宿は長珍屋。宿の人から「もう少し先に泊まったら」とのアドバイス。何の準備もしないで来たらしい。
人助けのため、いや単なるでしゃばりかなーと「たかのこ温泉」を教えてやった。 早速、電話して予約。明日は雨。早く寝よーと、テーピングの準備も忘れずに。