予定では千本峠を越えて高野休憩所経由で宿へと思っていたが、そこは通らないほうがいいと言われ国道経由でいく。
宿までは6㌔くらいだったが一直線の上り坂で遠かった。足の方は念入りにテーピングをしていたが、やはり足にきているようやく宿に到着。
大きな薪ストーブが歓迎。先ず「新聞紙ありますか」癖になっている。すると宿の主人「どうするの」と、ストーブの脇に靴を置いてくれた。「大丈夫ですよ」。明日の朝までは乾きますよ・・・
そしてジュースと紅茶の接待。ジュースをいただく。最初の到着者なので1番の部屋を。
今日は八人の宿泊者。察しはつくと思うが夕食は宴会状態。甲府の秋山さん。(パソコンを持って仕事しながらの遍路?) 高知の女横山のやっさん。(話しはじめたら止まらない) 高名な名前の民部乃将さん(インドネシアに移住するとか?) あとで、「世話になろうかなあ」と納札交換をする。遍路夫婦。新発田のおばさん遍路。と、いろいろな人がいた。
夕食後、ご主人と話す。無からこの宿を起こし、ここまでくるにはいろいろと大変だったらしい。ちなみに奥さんはこの宿に泊まったお遍路さん。
出発の時、二人で見送りをしてくれた。また来てみたい、感じのいい宿である。連泊者やリピーターが多いのもうなずける。
お遍路さんを見送る桃季庵の夫婦