1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

夢うつつ

2010-02-27 16:23:57 | Weblog
人はどうして夢をみるのか?
その答えはまだみつかっていない。また、夢を見るメカニズムも解明されていない。
私が子供の頃は、「夢は眠りの浅いレム睡眠中にだけ見る」と言われていたが、
最近では、眠りの深いノンレム睡眠中にも、夢を見る事が確認されたそうである。
 私達の脳は、すぐに忘れて良いものや、少しの間覚えておくもの、
何日間か覚えておいた方が良いもの、長~い間覚えておいた方が良いものを
整理してくれている。そうした、記憶の整理中に脳が刺激され、夢を見るのではないかというのが、有力な説らしい。
たぶん毎晩、夢を見ているんだろうけど、それを覚えている時に「夢をみた」と言うんだろう。
熱にうなされて、うつらうつらしている時は、一日中、夢をみている。

友人が、その朝みた夢をメールで知らせてくれた。

娘が、港から沢山の旗をつけた白い船に乗って出て行った。泣きながら堤防を追いかけた、その自分の声で目が覚めた。

それは決して現実ではない。彼女の記憶の断片が、脳の中で組み立てられたパズルのようなもの。

悲しい夢だった。
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