1本のわらしべ

骨肉腫と闘う子供とその家族とともに

眠る

2009-02-08 00:43:43 | Weblog
2月8日最後のメール。
「母さん、今日のお昼は
また今年も携帯のメールを確認しました。
この日買って行ったお昼はほとんど手をつけませんでした。
薬のせいでトロトロと、まどろんでいました。部屋は暗いまま。
それでも時々目を覚ましては、苦しそうにしています。
もう眠らせてやったほうが、楽になれていいんじゃないか?
そう思う気持ちと、起きて話していて欲しい気持ちとが交差します。
2月9日午後「ぐっすり眠らせてあげましょう。」先生の指示が出ました。
暗い病室でスヤスヤと眠る娘。
「よかった。これで苦しまずにすむ。」と安心する母と「寂しい。やっぱり起きていて欲しい。」と願うもう一人の母。

娘は眠り続けている。