あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

行ってきました「たまっこ」

2013-07-10 09:20:20 | Weblog

   

7月9日、以前から興味を持っていた
多摩市立子ども総合センター「たまっこ」への視察が実現しました。

多摩市議会の岩永ひさか議員の取り計らいによっての実現。
ありがとうございました!
岩永議員は「子ども教育常任委員会」のメンバー。
前委員長でもあります。

多摩センター駅からほど近い、緑に囲まれた環境に「たまっこ」はあります。
市立「多摩幼稚園」が廃園になり、その建物を利用した
立派な施設!
幼稚園・・というより小学校だったのでは、と見まがうほどの立派な施設。

大妻大学との連携による協働事業(たまっこひろば)、子どもと家庭に関する総合相談、
そしてファミリーサポートセンターの3事業を実施。
NPO、大学、行政がどのように連携し、それぞれの知識、業績、をいかして
協働して運営されているのです。

相談事業としては専門相談印体制として
児童精神科医者が2名)、臨床心理士2名(特別支援教育士スーパーバイザー 1名含む)
の体制、
東京都から10分の10の補助により、虐待対策コーディネーターの配置も
あるのです。
24年度は11,420件の相談件数に対応。内容としてはやはり養護に関する相談が
一番多いようです。

相談室も見学させていただきましたが、とても柔らかい雰囲気の相談室で
癒される空間となっていました。

(この建物、天井がとても高い!それもいいのかもしれません。圧迫感が
ないのです)

さて、子育てひろば事業!
大妻大学との連携による事業です。
昨日も多くのお母様がお子さんをつれて楽しい時間を銘々に過ごされていました。

       
ミルクを温めることができるようポットもありますし、
食事をとれるようなスペースもあるのです。
レンジであたためる事もできます。
ひろば自体、とてもゆったりとしたスペースなので
食事スペースが確保できるのでしょう。

人材育成事業として様々な研修、養成講座も開催されています。
講座受講後はポランティア活動やNPOに入っていただき、活躍
している方も多いそうです。

ファミリーサポートセンタ事業としては、ショートステイ事業も
行っています。
また産後ケアとして「子育てスタート支援事業」も!
母児ショートステイは勿論、デイケアも行われています。
都内では世田谷区、江東区、府中市、多摩市でのみ実施されていますが、
この事業は私もとても必要!と考えています。
核家族化し、周りからの援助が受けられない方への支援、そして産後の精神的な
不安などの解決に必要ではないでしょうか。

リフレッシュ一時保育事業はなんと満3カ月からが対象です。
0歳児の一時保育・・・
これは自治体が実施している事業としては珍しいのでは
ないでしょうか?

子育てに関する「総合」的な機能を持ち合わせている
センターでした。
大学連携という課題、そして「総合」という意味合いについて
課題もあるように感じましたが、子育て支援という意味からは
羽村市のなかでも活かすことができるいくつかの点を
見出すことができました。

視察対応をしてくださった関係機関の皆さま、本当に昨日は
ありがとうございました。

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