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被災地のその後 1

2013-10-23 17:06:41 | 東日本大震災
先日、とある方に誘われて一泊で宮城県に行ってきました。


その方はなんでも被災地の定点観測をしているとかで、この訪問ですでに何度目かになるようです。

夜行バスで東京から仙台へ。

震災の前年に仕事で訪れたことがあるので、約3年ぶりでしょうか。
ネカフェに入り、小一時間寝てシャワーを浴びる。

待ち合わせ場所で落ち合い、レンタカーを借りて石巻へ。
途中、松島に立ち寄る。



なんか普通に観光しちゃいました…
カキの殻焼きがすごくうまかったです。

観光客も多く、「ここも被災地だ」とほぼ感じることがありませんでした。
海がきれいで、ニギニギしてて、カキがうまくて。

日本三景襲った津波 国宝に避難、観光客も泥掃除 松島
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103160090.html



石巻に入り、避難所となった門脇小学校へ。まだ建物に生々しい被災のあとがうかがえます。


あたりは花などが咲き、有志によってきれいな花壇なども植えられています。


不謹慎かもしれませんが、いろんなものが無くなってしまった後に自生した花や植えられた花壇が妙に綺麗に映えて、天国のようだなーと思いました。


【本音の意見特集】 石巻市立門脇小学校は「震災遺構」として保存するべき?
http://ishinomaki-photo.blogspot.jp/2013/06/kadoshohozon.html



次いで、こちらも避難所となった石巻市立渡波小学校へ。


先ほどの門脇小学校もそうですが、校舎の標語が頼もしくもなんか切ないです。


みんな仲良し渡小っ子・石巻 No.2【東日本大震災パノラマ Vol.172】 - MSN産経フォト
http://photo.sankei.jp.msn.com/panorama/data/2012/0327watanoha2

NEWS石巻かほく:石巻・渡波小、防災機能強化 災害復旧工事が始まる 来月から校舎改修|メディア猫の目
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130719t13007.htm



女川に向かっていると、途中「おさかな市場」という道の駅的な建物が。

こちらでふるまわれていたさんまのすり身汁がものすごく美味しかったです。これはちょっと感動しました。





【続く】


2日間の感想を先に言ってしまえば「被災地って観光地になっているんだな」ということでした。
団体さんがバスで被災した建物に訪れるんですね。知ってたけどあそこまで盛んに行われているものだとは思わなかった。

わたしはこういった現象に対して特に何も思わないし、第一われわれがほぼ観光客なので何も思えないのですが…
上記
【本音の意見特集】 石巻市立門脇小学校は「震災遺構」として保存するべき?
http://ishinomaki-photo.blogspot.jp/2013/06/kadoshohozon.html
にもあるように、当事者の方々にとっても複雑なことのようです。

ただ、知識人が「〇〇観光地化計画」とかやってるの見るとフライパン投げたくなります。
彼らの土地の未来は彼らが決めることであって、われわれが計画するようなことではないと思うので…

仙台に向かう前日、こんな記事も目にしました。

東日本大震災:女川の震災遺構保存 町長と生徒意見交換 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20131008ddlk04040010000c.html

この記事に書かれている建物にも行ってきたので、次の更新でアップしようと思います。
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