三軒茶屋シネマ・閉館

先日、三軒茶屋シネマという映画館が約60年の営業の歴史に幕を下ろしました。


と言っても初めて行ったのですが・・・
同じような経験で浅草名画座は一度行ったことがあって気に入り、それからしばらくして閉館が決まった。
この時も、もっと行っておけばよかったと後悔した。

こうして閉館の報を聞いてから行くのは気が引けるけど、やはり一度は来てみたかったので、最終日に伺いました。


三軒茶屋ってあまり縁のない街で、数年ぶりに訪れました。昔ながらの商店街の賑わいが楽しい街ですね。

映画館に到着。

上映作品は『そして父になる』と『のぼうの城』。
共に興味のない映画だったけど、面白かった。
映画館で観る映画はDVD等と違い、まったく興味がなくても楽しく観ることができる。だから映画館は好きだし、楽しい。

階段を登り、場内へ。

閉館を惜しむお客さんでいっぱいでした。

座席がギシギシときしむ音も愛おしく、昔の映画館ってこうだったなー、と。

一本目の上映が終わり、外に出てみるとやはり閉館を惜しんで何人かが立ち止まっていました。

近くには、去年閉館した三軒茶屋中央劇場。

劇場内に戻り、ロビー等を撮らせていただく。

トイレにお客さんからのメッセージが。

最終上映の前、映画館側から御礼のごあいさつがありました。
場内の様子と共に3分ほどの動画にまとめましたので、よろしかったらご覧ください。

【三軒茶屋シネマ閉館】

--------------------------------------------------------------------

	東京名画座グラフィティ (平凡社新書)
	クリエーター情報なし
	平凡社

	焼き餃子と名画座: わたしの東京 味歩き (新潮文庫)
	クリエーター情報なし
	新潮社

	名画座番外地―「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記 (幻冬舎アウトロー文庫)
	クリエーター情報なし
	幻冬舎