ちくわブログ

ちくわの夜明け

渡船場にて

2014-09-24 04:34:23 | 映画制作
私的なことや世の中に対する怒りとか不満とかを、率直に表現できなくなった。
そういった禍々しいものを味方につけることもできなくなり。

先日用事があってとある渡船場を訪れた時、暮れて真っ黒になっていく川とあたりの風景を見て、なんつうかものすごく久しぶりに自分のこういう部分と向き合ってみようと思うようになったのでした。

























それでも宿命性や詩的背景のないなんとなくむなしい怒りも不満も、ただたんに自分のいたらなさからくるのでは…という思いが断ち切れず、結局暗澹たる気持ちになっただけで帰ることにした。

道路に出る前に、小さなトンネルのような高架下をくぐった。
あたりは不法投棄のゴミにまみれ、どこか近くに糞尿が累積されたような強烈な臭いがただよってきた。

なぜか立ち止まり、街灯がわずかに照らす不法投棄の電子レンジ2台にカメラを向けていると、CFカードの容量が無くなった。

「ウーーーム。人間とは!!」

とか思いながら駅に戻って近くのお好み焼き屋でビール飲みました。



  
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