はてなばばあ

気まぐれに自分メモ的に書いてます。

PARIS.2日目(その1)

2012年01月14日 | 旅行
二日目(その1)

ボンジュール♪さて、今日はどこへ行こうか?
朝9:30にアパートを出発、小雨降る中てくてく歩いて「オルセー美術館」へ向かう。15分ほどして到着するが・・・・チケット売り場に向かう入り口がすごい列!!!でも!私たちにはミュージアムパス(出入り自由のパス券)があるので別の専用入り口からスルッと入場。購入しておいて大正解!ああ、良かった。寒い外で並ばずにすんだ。



荷物チェック(どこの美術館でもセキュリティーチェックがあった)を済ませて美術館に入ると、昔の駅舎を移築しただけあって広い!自然光が磨りガラス越しに天井からも壁面からも入り、とても明るい。建物全体が美術品だ。1848年から1914年までの近代美術品2万点収蔵とだけあってすごい量!あっちを向いてもこっちを向いても有名な作品ばかり!ゴッホ、ルノアール、セザンヌなど教科書や図録でおなじみの作品が、色、艶、筆跡、全く別物じゃん!って、あたりまえなんだけど実物のなんていうか、柔らかさとかがリアルに感じられる。ああ、本物だ!と、感動。しかし、あまりの作品量にビビってなぜか先を急ぐ私たち。急ぎすぎてマネの「笛を吹く少年」とか観てない。あれ?

 

オルセーを出た後は、セーヌ川を歩いて渡り近くのバス停へ。橋の上で観光客の男性が署名詐欺にひっかかっていた。日本人じゃなかったけど。
そして今回初めてのバスに乗車してみたら、車内に注意書きを発見!各国語で書かれていたが、どうやらパリでは携帯がスリに狙われるらしい。転売するんだろう。その後注意してみていたらパリの人たちはイヤホンで会話していた。電車の中でもバスの中でも歩いているときも。携帯自体は鞄の中にしまっていた。

さて、バスに乗ったはいいけど次に停まるバス停のアナウンスがないので電光掲示板を注意して見ていなくてはならない。前もって調べてはいたけれどつい間違えて目的地の手前のバス停で降りてしまった。だいたいの方向はわかるけれど、ちょっと迷子。ちょうど昼だし目についたイートインのカフェで昼ごはんを食べる。サンドイッチ、サラダ、カプチーノ(二人で16ユーロ)



地図で確認して、いよいよ次の目的地「ポンピドゥーセンター」(現代美術館)へ向かう。今回の一番の目的地といってもいいだろう。特に相棒氏は。

てくてく歩き、路地を曲がると、むむ?ここは!「ニキ・ド・サンファルとティンゲリーの噴水だ!」
来たかったんだよね~見たかったんだよね~(私)わーい!わーい!と、傘をさしながら写真を撮りまくる。が、雨だし、寒いし、他に誰も見てない。近くのオープンカフェにも誰も座ってない。

テインゲリーの歯車がキーコキーコと寂しく鳴り響いて冷たい水しぶきが雨に混じって飛んでました。




つづく・・・