チェコ最後の日、チェコ国内の個人の木工房などの見学ツアーに行きました。(宿のオーナーの車で通訳の娘さんを伴って)あらかじめ見学させてもらえる工房を探してもらったのですが、プラハ市内はすべて断られて(まあ、そんなもんだろうねえ)引き受けてくれた貴重な工房へ。プラハから1時間弱くらいの郊外にある工房。
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一応、購入することを前提にした見学だったので、とりあえず何か買わなくちゃいけなかったんで、まずは、案内された倉庫で作品を物色。
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「おお!いいじゃないか!しかも直売値段で安いじゃん!」
「買います!買います!これと、これと、これと・・・・」
バイヤーモード全開ですが、よく考えるとモノがいくら安くても交通費や送料とか通訳ガイド代とか計算したら赤字です。今回は自分たちの研修だからいいけどバイヤーさんは大変な職業だと思いました。売れるかは博打だし。
ドイツのオモチャと比較するものでもないけれど、チェコのオモチャは素朴。デザインも少しやぼったい。ここにあったのは、この工房のおじちゃんのデザインなんだろうけど、プラハ市内の木工土産店などで見たオモチャ類と似たようなデザインだった。どうなってるんだろう?そのへんの事情はわからない。
買った後は、お約束の工房内を見せてもらう。
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バイトが1人いるだけの個人工房。まるでウチのような規模だった。だからか?日本を離れて10日くらいなのに、すごく懐かしくなって早く戻って仕事がしたくなった。国は違うし、人種も違うけど、やってる仕事は似たような仕事。作業工程も想像できる。違うのは使ってる木の匂いぐらいなものだった。仕事の手を止めさせてすみません。そしてありがとう。
ホントは面倒だと思っていただろうけど、通訳の娘さんが若くてカワイイから場が和んでラッキーだった。彼女、チェコ育ちなだけあって、ぺらぺーらなチェコ語で感動しました。おかげで助かりました。
途中で昼食を・・・
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次に向かった先は、車で2時間くらい走ったところにある大きな工場へ。
チェコの超有名なアニメのキャラクターのクルテクグッズなどを作る工場です。ここでは見学するシステムがあり、この日も地元の子どもたちが見学したり体験工作したりしていた。
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元々国営の工場だったので、とにかく工場自体がでかくて広い。設備も整っている。見学は写真が撮れないので必死にメモりながら回った。ここでも通訳がいてくれて本当に良かった。多少間違ってるかもしれないけど、走り書きをメモっておきます。
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(以下、メモ)
まず、材料について
貨物で木を運んでくる。80%の含水量を1から2年かけて20%におとす。
その後、工場内の乾燥室に運び、芯を抜いて板状などに木取りをして人工的に7%まで乾かす。(65℃に暖めて菌を殺すらしく、これには資格がいるそうな)3日から5週間かかる。その後、2日おいてから常温にもどす。ここまでが材料の準備段階。
製造工程は、流れ作業でそれぞれの担当者が黙々と仕事をこなしていた。
また、ほとんどの作業がオートメーション化されていて設備がとにかくすごい。0.6mmの丸い玉を7時間で6万5千個作れる機械とかたくさんあった。作ってるモノは、小さな雑貨なのに自動車の工場みたい。各フロアに別れていて、大まかな作業は男性の仕事で、ドリルで穴を開けたりペイントしたり組み立てる作業は女性が多かった。
塗料はもちろん体に害のない塗料を使用している。色をつける道具が町内会のガラガラくじみたいなカタチですごく気になった。どうなってるんだろう?そしてオーブンで乾かすんだそうな。はあ・・・規模がデカイこと!
最後の顔とかの細かい絵付けは、根気のある女性が延々と手で描いていた。てっきりハンコとか印刷だと思っていただけにビックリ仰天です!
給料自体、多分安いと思われますけど、工場で働く人数も多かった。もちろんクルテクグッズは大人買いしてきました。だって工場の見学コースの最後に「クルテクの生まれるところ」なんて文字を見つけちゃったもんですから!!!
随分時間をかけて見学させてもらったけど、「宿に戻るにはまだ少し時間があるよ。」と、言ってくれたので近くのガラスビーズ工場にも寄ってもらった。営業時間は終わっていたけど特別に店に入れてもらい仕事に使うガラスビーズをごちゃごちゃと仕入れさせてもらった。アナログな量り方で種類別に全部計算してくれるのだが細かい作業を黙々としてくれたおばちゃんに感謝。おばちゃんはチェコ語でワタスは日本語で何故か会話が通じた不思議。
そして、おばちゃんが計算するのにめちゃくちゃ時間がかかっちゃったので内心恐縮していたんだけど、趣味でビーズアクセを作ってる娘さんのテンションもかなり上がった様子でホッとしました。親子でわいわい楽しそうにB級品の一杯つまった箱をガチャガチャと宝探しをしていた。「お父さん、なんでこんなの選ぶのぉ?」「えー?だってさー」「やっぱりコレがいいよね~」とか、とにかく仲良し親子で楽しそう。
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もちろん、ワタスも参戦しましたよ。相棒氏までも。
すっごく楽しい一日だったです。ありがとう!
そして夜遅く宿に戻り、眠い目をこすりつつ荷物をパッキングして次の朝早くチェコを後にしました。ちなみに荷物はすごい量でしたが、何せビジネスクラスですから楽勝でした。重さも問題なし。預け荷物は3つ。手荷物も沢山。とりあえず日本までは送料タダで帰ってきました。
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国内線の乗り継ぎは追加料金がメチャクチャ高いので関空からは宅配便で送りましたけどね。
以上、長々とチェコ旅行記でした。
ルフトハンザ万歳!また乗ります!
このご恩は忘れません。
ありがとうございました。
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一応、購入することを前提にした見学だったので、とりあえず何か買わなくちゃいけなかったんで、まずは、案内された倉庫で作品を物色。
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「おお!いいじゃないか!しかも直売値段で安いじゃん!」
「買います!買います!これと、これと、これと・・・・」
バイヤーモード全開ですが、よく考えるとモノがいくら安くても交通費や送料とか通訳ガイド代とか計算したら赤字です。今回は自分たちの研修だからいいけどバイヤーさんは大変な職業だと思いました。売れるかは博打だし。
ドイツのオモチャと比較するものでもないけれど、チェコのオモチャは素朴。デザインも少しやぼったい。ここにあったのは、この工房のおじちゃんのデザインなんだろうけど、プラハ市内の木工土産店などで見たオモチャ類と似たようなデザインだった。どうなってるんだろう?そのへんの事情はわからない。
買った後は、お約束の工房内を見せてもらう。
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バイトが1人いるだけの個人工房。まるでウチのような規模だった。だからか?日本を離れて10日くらいなのに、すごく懐かしくなって早く戻って仕事がしたくなった。国は違うし、人種も違うけど、やってる仕事は似たような仕事。作業工程も想像できる。違うのは使ってる木の匂いぐらいなものだった。仕事の手を止めさせてすみません。そしてありがとう。
ホントは面倒だと思っていただろうけど、通訳の娘さんが若くてカワイイから場が和んでラッキーだった。彼女、チェコ育ちなだけあって、ぺらぺーらなチェコ語で感動しました。おかげで助かりました。
途中で昼食を・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/b4/0b79d922460445c15656a68279baa99e.jpg)
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次に向かった先は、車で2時間くらい走ったところにある大きな工場へ。
チェコの超有名なアニメのキャラクターのクルテクグッズなどを作る工場です。ここでは見学するシステムがあり、この日も地元の子どもたちが見学したり体験工作したりしていた。
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元々国営の工場だったので、とにかく工場自体がでかくて広い。設備も整っている。見学は写真が撮れないので必死にメモりながら回った。ここでも通訳がいてくれて本当に良かった。多少間違ってるかもしれないけど、走り書きをメモっておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/21/9d30fe103573cfa443e8a8810b4edc21.jpg)
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(以下、メモ)
まず、材料について
貨物で木を運んでくる。80%の含水量を1から2年かけて20%におとす。
その後、工場内の乾燥室に運び、芯を抜いて板状などに木取りをして人工的に7%まで乾かす。(65℃に暖めて菌を殺すらしく、これには資格がいるそうな)3日から5週間かかる。その後、2日おいてから常温にもどす。ここまでが材料の準備段階。
製造工程は、流れ作業でそれぞれの担当者が黙々と仕事をこなしていた。
また、ほとんどの作業がオートメーション化されていて設備がとにかくすごい。0.6mmの丸い玉を7時間で6万5千個作れる機械とかたくさんあった。作ってるモノは、小さな雑貨なのに自動車の工場みたい。各フロアに別れていて、大まかな作業は男性の仕事で、ドリルで穴を開けたりペイントしたり組み立てる作業は女性が多かった。
塗料はもちろん体に害のない塗料を使用している。色をつける道具が町内会のガラガラくじみたいなカタチですごく気になった。どうなってるんだろう?そしてオーブンで乾かすんだそうな。はあ・・・規模がデカイこと!
最後の顔とかの細かい絵付けは、根気のある女性が延々と手で描いていた。てっきりハンコとか印刷だと思っていただけにビックリ仰天です!
給料自体、多分安いと思われますけど、工場で働く人数も多かった。もちろんクルテクグッズは大人買いしてきました。だって工場の見学コースの最後に「クルテクの生まれるところ」なんて文字を見つけちゃったもんですから!!!
随分時間をかけて見学させてもらったけど、「宿に戻るにはまだ少し時間があるよ。」と、言ってくれたので近くのガラスビーズ工場にも寄ってもらった。営業時間は終わっていたけど特別に店に入れてもらい仕事に使うガラスビーズをごちゃごちゃと仕入れさせてもらった。アナログな量り方で種類別に全部計算してくれるのだが細かい作業を黙々としてくれたおばちゃんに感謝。おばちゃんはチェコ語でワタスは日本語で何故か会話が通じた不思議。
そして、おばちゃんが計算するのにめちゃくちゃ時間がかかっちゃったので内心恐縮していたんだけど、趣味でビーズアクセを作ってる娘さんのテンションもかなり上がった様子でホッとしました。親子でわいわい楽しそうにB級品の一杯つまった箱をガチャガチャと宝探しをしていた。「お父さん、なんでこんなの選ぶのぉ?」「えー?だってさー」「やっぱりコレがいいよね~」とか、とにかく仲良し親子で楽しそう。
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もちろん、ワタスも参戦しましたよ。相棒氏までも。
すっごく楽しい一日だったです。ありがとう!
そして夜遅く宿に戻り、眠い目をこすりつつ荷物をパッキングして次の朝早くチェコを後にしました。ちなみに荷物はすごい量でしたが、何せビジネスクラスですから楽勝でした。重さも問題なし。預け荷物は3つ。手荷物も沢山。とりあえず日本までは送料タダで帰ってきました。
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国内線の乗り継ぎは追加料金がメチャクチャ高いので関空からは宅配便で送りましたけどね。
以上、長々とチェコ旅行記でした。
ルフトハンザ万歳!また乗ります!
このご恩は忘れません。
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