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瀬戸内2日目(直島)

2010年10月30日 | 旅行
さて、忘れる前に、じゃんじゃん更新するぞ。

2日目の早朝、ホテルの無料うどん朝食を食べ、7:00に港へ。
高松発直島行きフェリーの時間は、8:20なのだが、とにかく早く行かないと積み残しになることもあるらしい。高速船(収容人数が少ない!)もあるけど、高松から一番早く島に着くのはフェリーなのだ。でも、港に着いてみたら、平日なのでさほどでもなく「なーんだ。早く来て損した。」とか言いながら列に並ぶ。1時間少々の船旅を楽しみ、直島が近づいて来る頃には、すでに出口付近に人だかりの山が

「え?もしかして、出遅れた???」
船から下りると、地中美術館直行臨時バスのバス停には、すでに人の列ができている。ありゃりゃ・・・ま、いっか。と、おとなしく並ぶ。直島の目玉であるこの美術館は、入場制限をしているので、あらかじめ当日整理券をもらわないと入れないのだ。しかも、その整理券は午前中には終了するという話なので、まずは、それを入手しなくては。なかなか来られる場所じゃないので、やはりこの機会に行きたいと思うのは皆同じ。

そしてバスで現地に着いてみたら・・・

「うわーす、すごい人・・・・

ようやく順番が回ってきて、11:45の整理券をもらうことになった。
このとき、すでに9:45頃。2時間ほど時間があるので、下(美術館は、山の上にある)に向かって歩いて行こうか?と、景色の良い散歩道を下る。バスも運行してるが本数が少ないので。(美術館に戻るときは、登りなのでバスに乗った)

途中、ベネッセミュージアムとか李 禹煥(20年前に個展を観た)美術館があるけれど、そこは時間の関係上パス。とりあえずニキのオブジェと彌生ちゃんの黄色いかぼちゃに会いに行く。

います。います。風景になじまない(笑)原色のオブジェ。
うふふ「ニキさーん」と、思わず駆け寄る。喫煙氏は、興味ないので涼しい顔で、頼まれてワタシを撮る。
 

彌生かぼちゃは、意外なことに、はじめからそこにあるような?妙になじんで鎮座していた。人も少なくて静かに鑑賞。

  

その後、バスで少し移動して、家プロジェクト(何軒か廃屋を展示場として活用している)を鑑賞。

人気の「南寺」は、整理券が必要で、すぐにもらいに行ったら地中美術館と時間がかぶったので、少し待ってから再度もらいに行った。すると、ちょうど地中を観た後で来れる時間帯の整理券をもらうことができたので、あとで戻ってくることにする。

直島自体、少し大きな島なので、町営バスで移動した。

レンタサイクルもあるが、アップダウンが激しいので老体には無理。バスは、やはり満員状態になるけど待ってれば乗れる。臨時便も出てたし、平日だったのでなんとかなったが、子供連れや老人はキツかっただろうなあ・・・

さて、なにはともあれ地中美術館に到着。
安藤忠雄建築の建物は、その名のとおり地中に埋まった作りになっており、順路通りに進みながら徐々に中へ招かれていく。その空気感がなんともいえず美しい。大きく3人の作家の部屋に分かれており、自然光のみで鑑賞するモネの睡蓮は鳥肌もの。ジェームズ・ダレルの作品のひとつ、天井の空を見上げながら次の作品を待った部屋。人が座ってるのも作品の一部のように思えたり、また、誰もいない時を想像して悔やんだり。最後は、ウォルター・デ・マリアの舞台のような静かな空間作品。苦労して並んだ価値はありました。人につられて来ちゃった感ありありの関西のおばちゃまグループもそれなりに楽しんだみたいだし(笑)

そして「南寺」(人数制限1回に16人)
真っ暗な部屋の中で静かに自分と向き合う時間。外のざわめきをしばし忘れて、ついでに足の疲れも癒す。体感すること15分。

直島での散策が、意外とスムーズにできて、港に戻ると15時ちょっと前。
 

日没までにはまだ時間があるので、距離的にも近い豊島へ渡ってみることに。

ちなみに昼ご飯は、持ち歩いてた菓子パンしか食べてなかった・・・
しかし、腹減り氏もこの日は文句なし。とにかく移動が先なのだった。
土産を何も見てないのが心残りではあるが。

つづく・・・

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