はてなばばあ

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植物の力は偉大だ!

2014年05月27日 | つぶやき・・・
10年前に競売物件を落札して、ボロ倉庫を改装して3箇所目になる工房&店を作り、ようやく住む為の小屋を建てて引越した。(借家がほとんど無いので作るしかないのだ)



それからコンテナを移築して材料置き場を作ったり、中古プレハブを置いて作業場を増やし、どうしてこんなに物が増えるのか?っていうぐらいに物が増えて増えて・・・

いや、仕事の為とはいえ、木工業は場所の確保が大変だ。「こんなに小さな作品しか作らないのに、どうして大きな機械や材料置き場が必要なんですか?」って聞かれることがあるけれど、木は生もので、切ったら乾燥させるまで寝かせなくてはならない。離島ゆえ手頃な大きさの材料がいつでも手に入る環境ではないので、非常に効率が悪いが自力で確保、保存するしかない。保存中に虫が入ったり、腐ったりして使えなくなることもよくある。そんな時は泣くしかない。

丸太の状態で材料が手に入っても、それをチェーンソーで板状にして何年も保存する。保存している間に木が乾燥して板が反るので、使う段階ではそれを直したりして使える状態にする必要がある。そこまでの仕事をウチでは相棒氏が一人でこなしている。

ワタスは、それらを切り刻んである程度の大きさになったモノを使わせてもらっているので、本当のところよくわかっていないことが多い。機械に関してもアレやコレや買うと言われれば文句もいえず、好きにしてもらっているわけですが、たまにしか使わない機械もたくさんあって、一体コレは元がとれているのだろうか?とか、深く考えないようにもしているわけだ。基本、木工やってるオッサンたちって機械が大好きだからねえ。常に何か買いたがっている気がする。

独立した17年前は、趣味用の小型機械を3種類しか持ってなかったわけで、よくもまあ、こんなに増やしてこれたものだ。と、感心する。利益は全て機械や建物に費やしてきたんじゃなかろうか?まあ深く考えるのはやめておこう。

人間たちは一体どれだけ成長したのだろう?と、そっちを心配するわけですが、人間の成長よりも何よりも、ワタスは植物の成長のすごさに敬服している。

2006年、自宅前にまずシマトネリコを3本植えた。

工房前はこんな感じ




調子にのってその後工房前にも植えました。


その後も毎年アレやコレや敷地内に植えまくっていきました。途中で枯れた方たちも数知れず・・・
しかし、それが今じゃあこんなになってしまいましたとさ。


もうね、植物にはかないませんわ。人間なんてちっぽけな生き物ですね。
この木々たちは我々が死んだ後もずっと生き続けるんだろうなあ。そして、そんな貴重な木材という素材を大事に使いたいと改めて思うのでありました。ヘンテコなものばっか作ってますけどね~

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