毎週楽しみにしていたFM北海道の『AIR-G' Action』のパーソナリティー千葉ひろみさんが東京支社長に栄転され、声が聴けなくなってしまいました。
生放送の情報番組でしたが、バラエティの域を超えて教育問題や子育て支援、地産地消などの地域振興と言った分野まで、とにかく北海道を明るく元気にとのコンセプトで貫かれていて、心から応援していた番組でした。
これまで、番組主催のリスナー向けバスツアーに2度ほど参加したことがあり、それを通してますます親近感を覚えていました。
旅の企画がマニアックで、一つのテ一マにトコトン拘り抜く趣向で、最初のニセコ旅行は『大人の遠足バスツアー in ニセコ』と銘打って、旅行ジャ一ナリストの小野寺敦子さんが帯同し、温泉ソムリエの肩書を持つ彼女のアレンジによる「名湯・秘湯巡り」で、①「鯉川温泉」、②「雪秩父」、③「大湯沼」と3つの温泉をハシゴして、最後は宿泊先の「ニセコヒルトンビレッジ」でまた入浴と、まさに「温泉三昧」の旅となりました。
今頃は、半蔵門のJFC(ジャパンエフエムネットワークセンター)4階で、全国のJFC系列38局への番組配信の企画などで多忙な日々を過ごしていることでしょう。
ちなみに日本でのFM放送は、1960年にFM東京の前身である東海大学のFM実用化試験局「FM東海」 の開局がスタートで、10年後の1970年に現在の「FM東京」が創立されております
奇しくも東海大学文学部で広報学科を専攻した彼女にとって、学生時代からFM放送と見えない糸で結ばれたFMの申し子と言えるのかも知れません。
いつの日か本社役員として札幌に戻るでしょうが、たまには特番を組んで、あの歯切れのよい懐かしい声を聴かせて貰いたいものです。