“上弦の月”が手稲山に沈もうとしています。
上弦とか下弦とか日本らしい美しい言葉ですが、どちらが上弦の月・下弦の月なのでしょうか？
日没直後、西の空に沈みゆく上弦の月
月を弓に見立て欠けている部分が弓の「弦」にあたり、弦が上を向く場合が上弦の月で、下を向く場合を下弦の月と呼びます。
ただ、月は欠けている部分の向きが時間帯によって変わるので、必ずしも上下だけで判断することは出来ません。
一番確かなのは、月の左側が欠けているのが上弦、右側が欠けているのが下弦と覚えておくと間違いないようです。
上弦の月は新月から数えて７日目の頃、下弦の月は23日目頃になります。
日の入り直後のためまだ明るさが残っており、月の光が淡く陰影がはっきりしませんが.......
2024.9.12 18:10頃 (SCOPETECH ATLAS-60 D=60mm.F=800mm)
