義母慰問

　暫くぶりに義母を特養に慰問。
　前回、担当の介護士から『最近あまり食べず寝てばかりいる』と聞いていたので、妻と一計を案じて作戦を練った。

　作戦１：差し入れに好物の①納豆巻き、②コーンスープ、③カボチャ煮、④カロリーメイト、⑤和菓子、⑥オロナミンＣを持参。
　作戦２：一人では遠慮するので一緒に食べながら、一人前は多すぎると言うので気付かれないように皿に付け足す。
　作戦３：水分不足を補うためコーンスープ用のお湯をポットに入れて持参した。
　
　成果１：案の定こんなに食べられないと言うので、話を逸らしながら騙し騙し小皿に付け足していったら、最終的に①を７個、③を４個も食べてくれた。
　成果２：水分補給は、②は受け入れず、⑥も半分程だったが、ポットのお湯を冷ました白湯だけは２杯飲んでくれた。



　帰り途、妻は自慢げに『工夫してあげればまだまだ食べられるのに！』と、何時ものように施設側の対応を嘆いたが、105歳まで頑張って生きてくれた母への感謝の念は常々口にしており、それなりの覚悟は出来ているようである。