おしゃべり花ガーデンと手作り三昧

カリフォルニアで、季節ごとのお花を育てながら、手作りも楽しんでいます。

中秋の名月 そして9月の短歌

2021年09月22日 | 短歌
中秋の名月





短歌を作ろうと思ってもなかなかできません。 できない時は、極楽鳥花さんの言葉を思い浮かべ、気負わず日常の何でもないことから拾い上げ一首でもできないかなあと探し回ります。

9月は、下記の二首ができました。

猛暑過ぎ弱りしプラント一つずつ診断手当て主治医となりて

今年の夏も暑くて、庭の花も木も夏バテぎみです。枯れかけているものは鉢植えにし日陰で保養、またうどん粉病が発生しているので、早目のケアが必要です。さらに今年一番多いのは、葉っぱが黄色くなっていることです。一つ一つの植物を見ながら手当をするのはお医者さんみたいだなあと思ったという一首です。


さて、極楽鳥花さんのご意見はいかがでしょうか。
改定案
猛暑すぎ弱りし庭木の鉢ごとに診断手当て主治医となりて

プラントとすると工場の意味が先にきます。日常でなに気なく使っている言葉を短歌に持ってくるときは注意が必要です。






青空にハートの飛行機雲見つけ少し優しい気持ちになれた

今回は写真を載せましたので、ハートの飛行機雲が何かお解りいただけたと思いますが、この画像がないとわからないと極楽鳥花さんからコメントをいただきました。
「自分だけがわかっている1首です。」


極楽鳥花さんの改定一案
青空にハートの形の白雲を見上げて一日やさしい気持ち

自分の気持ちに素直に、そして読む人に伝わることも大切です。
毎日の平凡な生活のなかで、何をどう見るかどのように感じるかです。
そのために神様が季節の風や雲や虹も見せてくださいます。花が咲き実りも見せてくださいます。
夫婦や家族との気持ちのすれ違いの時も、自分に反省の気持ちをくださいます。そして相手にも優しくなれます。

極楽鳥花さんありがとうございます。



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2 コメント

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どちらの短歌も温かいです💛 (ふらフラガール)
2021-09-27 15:55:53
中秋の名月、はっきりと見えたんですね~♪こちらも、天気が良くて、楽しむことが出来ました♪
二首、どちらの短歌も、おしゃべり花さんの温かい気持ちが溢れており、素敵だなあと思いました。
なるほど、先生の指摘にハッとさせられますね。読み手にきちんと伝わる事の大事さを知り、日頃の日常会話にも通じる事を痛感しました。さすがですね。
ホント、日々、私たちの目の前で、自然が目一杯披露してくれているのに、気づかなかったり、関心を持たなかったりするのは、もったいないとつくづく思わされます。何事も、感謝の気持ちで見つめることが大切ですね💛
夏の暑さや病気などで、弱り気味の植物たち。保養やケアなどの言葉からも、まさに、おしゃべり花さんは庭木の主治医だと思いました。主治医の回診と手当を待つ庭の様子が想像されます。
主治医 「あなた、ずいぶん生き生きして、顔色も本当に良くなったわねえ。私の腕が良かった証拠ね」
植物 「ありがとうございました。おかげさまで、すっかり、若返りました」
主治医 「私も10歳くらい、若返りたいわ。あらあら、そこのあなた、順番だから、落ち着いて待っててね。そんなに、せかすように首を動かしてはダメ、ダメ!後で、ちゃんと手当てするからね」
植物 「イヤ~、先生。風のせいで、首が勝手に動くんですよ」
などと、声が聞こえてきそうです。そして、誰が見ても元気一杯なのに、「私たちも少し具合が悪いんです~」なんて甘えている小菊の姿も思い浮かんでしまいました。なんてね。
おしゃべり花さん、心身共に大変だろうと思いますが、弱っている花が元気に回復することを願っています。
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Re:どちらの短歌も温かいです💛 (ふらフラガール様) (おしゃべり花)
2021-09-28 15:28:57
いつも丁寧なコメントをありがとうございます。
中秋の名月がはっきりと見られてよかったです。秋の満月は10%大きいのだそうです。だから明るくて迫って来るような気持ちになるのですね。
拙い短歌なのに褒めてくださりありがとうございます。極楽鳥花さんもこんなわたしに付き合ってくださり一つ一つ心を込めて添削をしてくださっています。寸評もいつもなるほどと納得すさせられます。気をつけてはいるのですが、同じ失敗を何度も繰り返してしまい、覚えが悪いです。
ガーデニングを始めた頃は、自分が見たい花を植えて咲かせるという風でしたが、最近はわたしの方が「しもべ」となって植物のお世話をさせていただいている感じです。ですから枯れそうな花を何とか復活させたい一心で介護をしています。順調よりも不調の方が多いかもしれません。毎日巡回しますが、あぶない状態になっていることがあるので、始めた頃のように一週間に一度くらいしか見に行かないと、枯れて跡形もなくなっており、「この辺に何か植えた気がするけど何だったっけ?」ということになります。
今は、ふらフラガールさんがシュミレーションしてくださったように、近い関係を続けています。
わたしが世話をするばかりではなく、植物から癒しや元気をもらっています。
  
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