桜が咲く頃、梨の花も咲きます。 白い華やかな花がとってもきれいですが、決まって風が吹きます。無情にもどんどん花びらが散らされていきます。そして曇り空が多いので白い花の美しさがうまく写真におさめられません。
この時は青空が見えました。
人待ちて花梨ゆれる中におり
この時は青空が見えました。
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どうして、こんなに懸命に咲いている花に向かって、風が吹いたり、雨が降ったりするのでしょうか。恨めしくなりますね。
でも、この梨の花は、一番美しく咲き誇っている時に写真に収められたように思います。おしゃべり花さんの華やいだ気持ちが伝わってきます。
花が舞い散る中、人を待つのは絵になりますね。俳句から、こんなに美しい中におられるのなら、いくらでも、待てるかも？という心情が感じられました。
花梨はほんとに豪華で可憐なので、何とかその表情を写真に収めたいと思うのですが、いつも天候が不順です。この時ほんの少しだけ日が差し青空が見えました。ラッキーな一枚です。
俳句にもうれしいコメントをくださって、励みになります。
実は、初めてのお客さんに出来上がった物を届ける為に待っていた時に作った一句です。写真の花はうちの庭の花で穏やかな感じですが、待ち合わせ場所は強風が吹いて花びらが雪のように散っていました。わたしは寒いので車中で待っていました。車に花びらが積もって、また吹き飛ばされてそれを詠んでみようと思いましたが、できませんでした。このお客さんは、待ち合わせを忘れていたので、わたしは45分花の下で待ちました。お蔭で俳句が一つできました。