春の息吹は、植物の芽から感じられます。
初々しく、力強く芽吹いています。
これは、何の芽かわかりますか?
ライラックです。
寒い中で蕾がふくらんでいくから、あのふわっとした花のイメージとは違いますね。
これは、わかりますか? 良く見かけるのでわかりますよね。
アジサイです。
生け花を習い始めた頃(35年ほども前の話ですが)に、よく花材として使っていました。
アジサイは良く伸びるので、どんどん切っても大丈夫と聞きましたが、こうして芽吹いているアジサイを見ているととても切ることができません。
これはどうでしょう?
シランです。
もう花が見えていますが、ほんとに元気ですくすく育ちます。
どの花もこんな風だといいのですが、多くの場合は暖かくなり始めると、虫がついたり、病気になったりします。
これはご存じですね。
スイセンです。
去年、コスコで買った球根が、間もなく満開です。
そして咲いたのがこの花。
とってもきれいです。
この後次々に咲くはずだったのですが、一つも咲かないので、よく見たらカタツムリに食べられていました。
カタツムリはギャングです。茎の下の方から食べて行きます。
もっと早く気づいていれば被害が少なかったのに、残念です。
この花は、ネクタリンの花です。
濃いピンクが華やかです。
元気に咲き乱れているのは、カラー。
カタツムリに食べられることもなく元気に塀際一面に咲いています。
一つ一つに動きがあって、生け花にぴったりです。
毎日かわいく咲いているのがスミレです。
光が当たるとさらに魅力的です。
毎日いろいろな表情があります。
またギャングの出没もあるので、庭に出て一つ一つの花を見て回るのが日課になっています。
私も、生け花を習ったことがあり、アジサイやカラーが、よく使われていたことを思い出しました。長い茎の存在感のあるカラーは、生けやすいような、生けにくいような花ですが、本当に美しいですね!
園芸本を読みながら、9月頃から春の花の準備を始めました。芽が出てから二度植え替えました。先は長いなあと思いながら冬を越しましたが、こうして花が咲くと短い道のりだった気がします。
先日イベントがありました。受付にお花があるといいと思い、庭のカラーを飾ってみました。生け方は良くなかったと思いますが、カラーは表情があるので、なんとなくいい感じに飾れました。生のお花はやっぱりいいですね。