会津の重ちゃん日記

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葵祭本番

2016-06-11 10:27:23 | 旅行
2016年6月11日(土)晴 32.0℃~16.0℃

 朝から真夏のような暑さ。植木鉢やプランターの花、盆栽に水やり。控えていた夏野菜(キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、青しそ、モロヘイヤ、トウモロコシ、枝豆、落花生、アーリファイブ=オクラへの水やり。雨が降るまで続けるしかないかなーーー。
 [京都の旅 四日目(5/15 葵祭観覧」


葵祭は下鴨神社と上賀茂神社の例祭で祇園祭、時代祭とともに京都三大祭のひとつで、わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知られています。古典行列は平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発、総勢511名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。
行列は、本列と斎王代列に大別され、本列は第一列(検非違使、山城使など)、第二列(馬寮使・牛車など)、第三列(舞人、近衛使など)、第四列(陪従、内蔵使など)からなる。その後に女人列といわれ斎王代を中心にした行列が続く。、馬36頭、牛4頭、牛車2基、先頭から最後尾まで約1キロに及ぶ。御所車、勅使、供奉者(ぐぶしゃ)の衣冠、牛馬にいたるまで葵の葉で飾られている。



いよいよ葵祭の当日となった。朝食を終えタクシーで京都駅まで。定期観光バス発車までは少し時間があったので駅構内を歩き、新幹線乗り場を確認。
午前9時30分にバスに乗車。京都御苑内の大型バス駐車場で下車し、京都御所建礼門前に作られた有料観覧席へ。3ブロックF39席。
パイプいすがA列が最前列でF列は6列最後尾となる。この後ろは自由に立ったまま観覧できる。
この観覧席は階段式でないのでF列は座っていると行列がほとんど見えない。立つと自由観覧の方から座ってといわれる。何か変です。有料席が立てなくて観ずらい。自由観覧の方はどこに行っても立って見ることができる。理に合わないと思う。
 それでもF列は最後尾なので時々立って写真を撮った。
 午前10時40分、平安朝そのまま姿で京都御所を出発した。放送で説明をするのだがよく聞き取れない。
 期待していた葵祭だったが、強く印象に残るものがなかった。観覧席が階段状になっていればまた違った印象を受けたかもしれない。

 いくつか写真をアップします。

乗尻(のりじり)
行列を先導する騎馬で、左右各3騎ずつです。上賀茂の競べ馬の騎手が努めます

検非違使尉
(けびいしのじょう)
検非違使志の上役にあたります。行列の警備の最高責任者にあたります。


馬寮使
(めりょうつかい)
走馬をつかさどる六位の武官です。騎乗しており、調度掛に弓矢を持たせています。


牛車
(ぎっしゃ)
一般的に御所車と言われています。勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾り、牛に引かせます。牛童(うしわらわ)・車方・大工職などが替え牛とともに従います。




勅使
(ちょくし)
天皇の使いで、行列中の最高位者です。四位近衛中将がこれを勤めるので、近衛使(このえづかい)とも言われます。

風流傘
(ふりゅうがさ)
牡丹や杜若などの季節の花(造花)を大笠の上に飾り付けたものです




命婦
(みょうぶ)
小桂(こうちき)を着用する高級女官です。花傘をさしかけています。


斎王代
(さいおうだい)
かつて未婚の内親王が務めていましたが、現在は京都在住の未婚女性から選ばれています。豪華な十二単衣の重さは30キロもあります。乗っている腰輿(およよ)は四方が開放され御簾(みす)が取り付けてあるので、四方輿ともいいます。


駒女
(むなのりおんな)
斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)で、騎馬で参向するのでその名があります。


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