会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

日本にリーダーは不在?

2011-07-02 21:37:54 | 時事
2011年7月2日(土) 

 日めくりカレンダーも丁度半分。平成23年の折り返しの日である。報道機関は100日忌の法要も終わり復興へと記事を書くが被災者や避難者はそんな気持ちにはなれないだろう。復旧・復興の歩みは迅速に進めなくてはならない。

 しかし、国会では与党内でマニフェストにこだわる菅降ろしの勢力、40数年国策と称して原子力発電を推進してきた自民党や公明党は謝罪し責任をとることもなく野党風で政権に拘り挙国一致の体制がみえない。
 他の政党も政局対応でいい加減である。
日本にはもはや政党政治は存在しなくなったのだろうか。真のリーダーを待望する。

こんな気持ちでいる時、文芸春秋5月号緊急寄稿「われらは何をなすべきか」の記事を読んだ。櫻井よしこ、曽野綾子、佐野眞一、堺屋太一、川淵三郎、黒鉄ヒロシ、井上章一など41名の寄稿があった。その中に故児玉清氏の「大人のリーダーを求む」があり私の今の気持ちと通じるところがあるので抜粋して紹介します。

 『この国の危機管理のお粗末さに日々唖然としている。予測不能な自然災害は当然起こりうることだ。・・・政府各省の対応の至らなさは歯がゆいばかり。・・・・・・・。 世界を震撼させた原発問題。東電のエリート集団の後手後手にまわった慌てぶりを含め、まさに日本は完全に幼稚化した人間達がリーダーシップを握っている事を露呈した。その命令下で働く人間達こそ最悪だ。そして国民も。智慧と想像力と決断力のある大人のリーダーを今こそ日本は求めている。』
~行く末を 見届けたいが 放射線~

 

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