会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

株主総会

2011-06-29 22:39:48 | Weblog
2011年6月29日(水)晴れ
 退職時に勧められて配当の良い東北電力株を少し買い求めた。それまで株などには全く縁がなく素人は手を出すと大怪我をすると思っていた。
 株の売買もせずわずかな配当を小遣いとして楽しんでいた。
 しかし、今回の福島第一原発の事故で電力株は急落。個人投資家にとっては最優良株の東京電力株は紙くず寸前まで値を下げた。東北電力も値を下げ大怪我ではないが老後の生活設計が少し狂ってしまった。私も原発の被害者かな?(笑)

 そんなことで株主総会にでてみようと思い午前6時半の高速バスで仙台へ。東二番町電力ビル前で下車し会場へ行き受付をした。
 東北ビル1階で受付をしお土産をもらい7階のホールへ。そこで株主の議決権のハガキを提示し入場券をもらう。835番。開会まで40分くらいあったので総会会場へ入る事ができた。遅いと会場外のロビーでモニターを見るだけで発言できない。

 総会は午前10時に開会。出席者は昨年の904人を大きく上回り1,299人。
会社の事業報告や会社提案、株主提案などが審議された。特に、東京電力福島第一原発の是非に関する質問が多かった。私も後一人で質疑を打ち切りますと言う時議長より指名された。発言は2分。過ぎると黄色いランプが点灯。3分になると赤ランプが点灯する。
以下のような内容を手短に発言した。
 1.女川原子力発電所建設に当たって江戸時代いやそれ以前の津波被害を調べ建設したことは東電と比べて賢明であったこと。(現場責任者が判断したとか?)
 2.原発事故で被害(風評も)にあっている福島の現状をみれば原発には絶対安全神話  はない。事故が起きなくてもいずれは廃炉となる。使用済みの燃料や機材その他のし処理。子どもや孫・・・と核廃棄物を残してよいのだろうか。
   原子力エネルギーから自然エネルギーへの転換を考えるべき。国策を変えるくらい率先して実施してほしい。
 3.発電と送電の分離についての考えと対応は? 

事業報告への質疑を打ち切り、会社提案の質疑に移った。所要時間過去最長の4時間7分。疲れた。
 帰りは“鮨勘”でお好みで握ってもらい昼食。生ビールを飲みながら・・・・・。
 その後仙台駅まで歩き、笹かまぼこと牛タンを土産に買い駅東口から高速バスに乗って帰った。       

~素人が 株に手をだす 火傷する~

 

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