会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

オバマ大統領

2009-11-14 20:59:17 | 時事

11月14日(土)   一雨ごとに晩秋から初冬へ

 大雨ではないが昨晩から降り続いている。畑も花壇も土がべとべと。作業にならない。傘をさして愛犬の散歩だけはした。中央公民館主催「京都ウオーキング」の学習へ出かけた。京都の歴史的変遷。寺社・仏閣・庭園・仏像などについて学習。毎年京都への現地学習はしている。今年で3年目。講座は終了する。集大成として12月初旬にでかける。講座受講者がそれぞれ計画を立てて行動する。じっくりと計画を立てている。宿と切符は手済み。後日成果はアップします。

 「オバマ大統領約23時間の日本滞在」

 昨日来日し、鳩山首相と会談そして記者会見。今日は午前中赤坂サントリーホールでアジア外交に関する演説。昼には皇居での天皇、皇后両陛下との昼食会に出席。そして夕方シンガポールへ出発。多忙な大統領に
国花の菊を!ブログで捧げる。


 アフガンへの派兵で悩んだ軍医の銃乱射事件など直近の国内問題を抱えながら来日したオバマ大統領。それに謝意を述べた首相。友好的な会談。その骨子はマスコミの報道(読売新聞より)よると、

・2010年日米安全保障条約(以下安保)改定50周年に向け、同盟関係を進  化させる協議再開
・普天間問題で閣僚級作業部会を設け早急に結論
・核廃絶の長期目標を共有。イラン、北朝鮮の核問題で密接に協力
・温室効果ガスを2050年までに80%削減する目標合意

日米お互いの儀礼的な相互訪問ではあるが、首相の考える日米同等な立場で交渉するという姿が見えないのが残念である。

特に、1951年吉田 茂第二次内閣がサンフランシスコ講話条約締結。その時、安全保障に関する条約に署名。
1960年岸 信介内閣で新安全保障条約を結んだ。
安保反対運動が全国的に広がった。自分も“安保反対”“安保反対”と叫んで仙台の街中をデモ行進したことを思い出す。

何度か改定をしている安保であるが、日米地位協定による在日米軍裁判権放棄密約、米軍使用地の現状回復義務無し、将兵の外国人登録の義務無し等、沖縄で事件事故を起こした米軍人への対応のもどかしさ、無駄な思いやり予算(在日米軍の駐留経費負担)など対米従属外交に不満一杯。政権交代こそキャンス。独立国家日本を主張すべきである。

 江戸末期結んだ日米和親条約(1851年)や日米修好通商条約(1958年)の不平等条約が桂太郎内閣の外相小村寿太郎によって1911年に平等になった。
50年以上の歳月を要した。来年安保50周年の節目。先人に習って思いやり予算の撤廃、地位協定の見直し、基地問題等の解決をして欲しい。