桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

ムクロジ(無患子)の花、ミクリ(実栗)の花

2011年06月29日 23時24分35秒 | 風物詩

 急に暑くなりました。徐々に暑くなってくれるのならいいのですが、六月の後半にしては涼し過ぎるのではないか、と思っていたら、突然暑くなったので、身体のほうでは、どのように対応したらいいのかわからなくなったとみえて、またダウンです。

 不肖我が庵は玄関と庭に面した窓を開けていると、非常によく風が通ります。暑くなって二日目の二十九日は、暑さに少しは慣れたせいもあり、体調も普通に戻ったようです。
 風通しがよいので、庵にいる限りはそれほど暑いとは感じません。暑くなさそうだし、体調もよさそうなので、散歩に出るか、と庵内の涼しさに騙されて外に出てみれば、三十分も歩かないうちに汗みずくになってしまいました。

 


 久しぶりにムクロジ(無患子)の樹を見に行ったら、そういえば花の季節でした。



 ムクロジの樹の手前にありました。ダリア系の花のように思えます。
 家に帰って植物図鑑で調べてみましたが、ダリアとは葉の形が違うようにも思え、いまのところはどういう名の花なのか調べがつきません。



 ムクロジの樹があるのは、私が無患子坂と呼んでいる坂の途中です。
 上り切ったところで前ヶ崎のあじさい通りから上ってくる坂と合流します。この坂にはキウイ畑があるので、キウイ坂と呼んでいます。その先を右折して進めば、猫の小春のねぐらです。
 暑くなってきたので、日中はいないかもしれぬと思っていたら、案に相違して、いました。この日も餌を食べるのに一所懸命です。

 小春のねぐらから常磐線に沿った細い径を辿って行くと、香取神社があり、下り坂(香取坂)になって梨畑があります。
 いまはネットが張られています。そのネットの中に、うさ伎(うさぎ)がいました。四月なかばに会って以来ですから二か月ぶりです。

 


 去年の暮に初めて見かけて以来、二か月に一度ぐらいずつしか会うことがないのに、ちゃんと私のことを憶えてくれていて、私の姿を認めると、かぼそくかすれた声で鳴きながら、近づいてきてくれます。

 細い径を一本挟んで、常磐線が走っています。緩行線のほうは北小金の駅も近いので、上り下りともゆっくりとしたスピードですが、駅のない快速線のほうは思い切り飛ばしています。
 うさ伎は外に出る機会が少ないので不慣れなのか、快速線の電車が通るたび、その轟音に恐れをなして近くに止めてあるミニバンの下に隠れます。

 



 久しぶりに根木内歴史公園へ行ってみて、タコノアシという植物があるらしいのを知りました。
「らしい」というのは、ベンケイソウ科の多年草でタコノアシという要保護植物になっているらしき植物、という標識があって知ったのですが、私には名も知らぬ野草がぼうぼうと生えているだけのように見えて、どれがどれだかわからないので、家に帰ってから植物図鑑でも引いてみようと、標識の建っているところをカメラに収めました。

 調べてみると、夏、茎の先に黄白色の小さな花を多数つけるのが蛸の足のように見える、とありました。改めて行って確かめないとわかりませんが、写真を撮ったあたりにはそのような花はなかったし、図鑑に載っていた写真に似た葉もないようです。
 別名はサワシオン(沢紫苑)。タコノアシというよりこのほうが風流な名前です。




 根木内歴史公園にはミクリ(実栗)という多年草の抽水植物もあります。
 実が栗のイガに似るのでこの名があるのだと、うろ覚えで思い込んでいたら、イガのようなものは実ではなく、花序でした。

 



 確かに栗によく似ています。かつては水辺であればどこにでもあった植物のようですが、徐々に減少しているそうです。



 散策帰りに近くのスーパーに寄ったら、こんな絵柄の団扇があったので、買ってしまいました。


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