桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

水ぬるみ、川面たゆとう

2020年01月30日 18時34分36秒 | 風物詩

 昨日今日と我が地方は春の暖かさです。



 暖かさに釣られて富士川まで散歩に出ました。
 冬の間は、我が庵のある高台から富士川に向けて下り、住宅地を抜け出た途端、風は覿面に強くなり、冷たくなります。数年前まではそういう冷たさも、わりと平気でしたが、このところは老いが一気に進んだものとみえて、富士川べりの散歩は避けるようにしてきました。しかし、ポカポカ陽気の今日は別。せせらぎの音も心なし軽やかに感じられます。



 せせらぎを下ると、川の水は流れているのかいないのか、わからないようになります。暖かい上に風もないので、静かな川面です。



 チュウサギがきていました。
 警戒心の強い鳥で、悠に10メートルは離れているというのに、私がバッグからカメラを取り出したり、ちょっとした動作を見せるだけで、飛び立ってしまうのですが、この日は私がカメラを取り出すのに気づかなかったようです。
 じっと川面を見つめて、差し足忍び足で歩いていましたから、きっと魚でもいたのでしょう。



 我が庭の雪柳も暖かさに釣られて芽吹き始めました。例年なら一月中に芽吹くということはありません。

 明日からまた冬型の気候に戻るようです。一度でも暖かくなってしまうと、無意識の裡に寒さに対する緊張感が緩んでしまいます。去年から狭心症持ちとなった私には辛い寒さです。

 今日現在の十日間天気を視ると、薬師詣でに出かける来月八日は雨。降水確率90%。
 ちょっと長い距離を歩く行程を考えていましたが、雨とあっては、できるだけ近場で、あまり歩く必要のないところを捜さねばならなくなるかもしれません。


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1 コメント

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水ぬるむ (風月)
2020-02-01 21:06:17
30日は暖かかったですね。大宮の方まで、出かけましたが、コートはいりませんでした。
富士川べりを歩いて、サギを見て、優雅散歩で羨ましいです。この辺りは優雅散歩のできるような場所はありません。富士川というと、芭蕉の『奥の細道』の一文を思い出しますが、その富士川でしょうかしら。
狭心症、お気をつけください。私は今のところ持病はないようです。
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