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●田中正造さんと安倍晋三首相と小泉純一郎元首相

2013年10月31日 00時00分53秒 | Weblog


CMLの記事【田中正造は今も生きています】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-October/026991.html)とgendai.netの記事【どちらも利権絡み「安倍vs小泉」脱原発バトルのアホらしさ】(http://gendai.net/articles/view/news/145473)。

 田中正造さんを安倍晋三首相小泉純一郎元首相と比べてもしょうがないけれども・・・。

   『●田中正造「「私欲と奸悪」が原因の人災」
   『●田中正造さんと自公議員を比較しても仕方のないことだけれども・・・
   『●田中正造さん没後100年

 ま~、やはりというべきか、小泉氏の「反原発」言動の数々には利権絡みの裏があったということで、納得。「愉快犯」(「脱原発」で社民党首と会談 小泉純一郎元首相に“愉快犯”の見方もhttp://gendai.net/articles/view/news/145547)という声も・・・。そりゃ、「反原発」言動の数々は正論であるし、いまだに原発推進であるよりはマシ。でも、「反原発」という一点では支持できてもね~・・・・・・。

   『●Mr.風見鶏: 反原発をお前が言うか!?
   『●どんだけ面の皮が厚いんだか!!

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http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-October/026991.html

[CML 027053] 田中正造は今も生きています
石垣敏夫 ・・・・・・
2013年 10月 14日 (月) 09:01:10 JST


2013.10.14

田中正造は今も生きています
石垣敏夫

10月13日栃木県佐野市で行われた「田中正造・未来への大行進」に参加してきました。
心をうたれたのは約150名の一般女性陣の踊り「ありがたや 正造さん」でした。
普通の盆踊りと同様リズミカルな踊りです。
しかし、歌詞は異なります。


ありがたや ありがたや 正造さん ソーレ ソーレ
あれあれ魚が 浮いている 渡良瀬川が はんらんし ヨイショ 
お米も野菜も 枯れている
足尾のお山の 鉱毒で ドッコイショ ドッコイショ みんなの為に 立ち上がり
国会議員で がんばった がんばった。

(以下お囃子略)

白いお髭の 三角目 いつも着物で わらじはき 蓑(みの)傘つけて 袋下げ
みんなの幸せ 守るため 命かけて直訴した。
国の計画 とめようと 谷中の村に 移り住み 自分のことは 考えず
一緒に村を 守ろうと 村人たちを 励まして がんばり通した 偉い人
日本一の 遊水池 ハート形の 池がある 昔々の 歴史あと
百年たっても 忘れない 命のかぎり つらぬいた お墓は六つも
あるそうな あるそうな。 


若い人では 関口由紀さんが自作の曲を明るくみんなと一緒に歌いました。


テーマソング「渡良瀬の夢」

助けてくれと 誰かの叫び声
騒音でかき消し なかったことにして
都合のいいことだけを 真実と呼んでいる
いがみ合うことに 精一杯で
たとえ目の前 倒れてる人がいても
気づかぬふりして 踏みつけて 通り過ぎて行く
一体いつまで大人たちは ああそんなことしているの
手を取り合うことでしか 生み出せない力がある
百年の桜よ 千年の川よ
万年のいとなみよ 今
愛する人の 明日を守るため
遙か時をたずねよう
青き山の心を 水の心を
響く大地の声を
共に感じよう 共に生きよう
渡良瀬の夢よ


私は東京での脱原発集会には参加できませんでしたが、田中正造の闘いが、脱原発の闘いと重なり、難しい説教を必要としない、上記の歌と踊りが庶民の歴史の中に浸透していることに心を強くしました。
また、感激したことは元「谷中村の強制避難民が北海道佐呂間の地に永住し、そこから今回この集会に笑顔で参加されたことです。既に4代目とのことでした。

(さいたま市在住)
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http://gendai.net/articles/view/news/145473

どちらも利権絡み 「安倍vs小泉」脱原発バトルのアホらしさ
2013年10月25日 掲載

トヨタや経産省を意識したパフォーマンス

 講演会や新聞への寄稿で「脱原発」を唱える小泉元首相に対し、安倍首相が噛みついた。24日のテレビ朝日の番組(収録は23日)で、「政治的な勘もあるのだろうが、(火力発電燃料費の増加が)1年間で4兆円近い。今の段階でゼロを約束するのは無責任だ」と切り捨てたのである。

 「政治的な勘」「無責任」とは、なかなか、キョーレツな表現だが、小泉にしてみりゃ、「してやったり」だろう。安倍の言う通り、政治的思惑で、騒ぎを起こそうとしているからだ。

 それなのに、社民党の吉田忠智党首なんて、バカ正直に小泉に会談を呼び掛けて、「共闘」なんて言い出している。向こうは思惑がらみなのに、真に受けるなんて、アホみたいだ。

 いまさら言うまでもないが、小泉は新自由主義で格差を助長、拡大させたA級戦犯だ。スタンスは庶民よりも大企業で、政界引退後も財界が10億円を出して設立したシンクタンクの顧問に納まり、悠々自適。そんな男が突然、「脱原発」を言い出したところで、マユツバだ。

 小泉を「金融族」と断じている首都大学東京教授の宮台真司氏(社会学)は「首相時代から“利権”をバックに発言してきた人。とても真に受ける気になれない」とバッサリだったし、ジャーナリストの須田慎一郎氏はこう言った。

   「みんな大騒ぎですが発言を慎重に聞くと、将来的に脱原発といっているだけで、
    自民党の方向性とそんなに違うわけではない。また、脱原発というより、
    燃料電池が開発されれば蓄電できるわけですから電力需要がそれほどでは
    なくなることを念頭においているような気がします。小泉さんのシンクタンク、
    国際公共政策研究センターはトヨタ自動車などが金を出している。燃料電池の
    開発は自動車業界や経済産業省がバックアップしている。その辺から、
    『いつまでも原発じゃないだろう』という発言につながるのだと思います」

 原発よりも「電池に金を回せ」ということであれば、なるほど、利にさとい小泉ならではの“反射神経”だ。一方、小泉発言は石油業界がらみじゃないか、という見方もある。石油メジャーをバックにしたブッシュとの蜜月から来る連想である。

 いずれにしても、小泉が本気で国民の健康を考え、「脱原発」を叫んでいるのであれば、官邸に乗り込んで安倍とやりあえばいい。そうではないところが、パフォーマンスなのである
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