【青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】
(2019年04月11日[日])
東京新聞の【<社説>国会召集訴訟 憲法上の義務のはずが】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/93606?rct=editorial)。
《安倍内閣が長く召集しなかった点についても「違憲と評価される余地はある」と言及していた。だが東京地裁では、これらの論点を一切素通りして、原告の訴えを退けてしまった。那覇判決からの大幅な後退である。憲法論を問題にしているのに、あえてそこから目を背けるような判決は、原告や国民の期待に到底、応えてはいまい。違憲判断に踏み込まなかったのは極めて残念だ。政治の不正をただそうという訴訟なのに、司法までそれを無視してしまったのだから…。》
《「九十八日間もの臨時会の先延ばしこそ「加計隠し」だった」?(桐山桂一)…壮大な《もはやカルト》状態》…だったはずが??
《安倍内閣は二〇一七年に長く臨時国会を召集しなかった。訴訟になり、東京地裁は憲法論に立ち入らず形式的に請求を退けた。国会召集が憲法上の義務だと確認ができないなら、民主主義は危機だ》、東京地裁・鎌野真敬裁判長、一体どうなっているの??
昨年6月には、那覇地裁では《召集義務があると指摘》されていたのに…。東京新聞の記事【臨時国会召集は「憲法上の義務」 那覇地裁判決を受け、野党が会期延長要求の構え】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/34996)(2020年6月12日)では、《野党は十一日、憲法五三条に基づく臨時国会召集の要求を受けた内閣には召集義務があると指摘した那覇地裁判決を受け、今国会が十七日の会期末で閉会となった場合は臨時国会の召集を求める構えを示した。安倍政権が応じなかった場合は「違憲」との批判を強める方針だ。(大野暢子、村上一樹)》。《那覇地裁の訴訟では、安倍内閣が二〇一七年に野党の臨時国会召集の要求に約三カ月応じなかったことが違憲かどうかが問われた。山口和宏裁判長は十日の判決で、野党議員らの損害賠償請求を棄却し、安倍内閣の対応に関する憲法判断も示さなかった。その上で、憲法五三条に関し「少数派の国会議員の主導による議会の開催を可能にする」目的があると指摘。内閣には「要求を受けた場合、臨時国会を召集すべき憲法上の義務がある」と言明した。「単なる政治的な義務にとどまらず、法的義務があると解される。(召集しなければ)違憲と評価される余地はあるといえる」と述べた。立憲民主党の辻元清美幹事長代行は十一日、本紙の取材に「安倍政権が臨時国会を三カ月召集しなかったことは実質的に憲法違反だと判断されたに等しい」と強調。「この判決により安倍政権は召集から逃げにくくなった。召集要求を無視し、国会を閉じておくことに対する抑止力になった」と評価した。野党は、新型コロナウイルス感染拡大の第二波に継続的に対応し、コロナ対策予算の使われ方をチェックするためにも、今国会の会期延長を求めているが、政府・与党は応じない姿勢を示している。辻元氏は九日の衆院予算委員会で、今国会が閉会した場合は憲法五三条に基づいて臨時国会の召集を求める考えを示し、安倍晋三首相に召集の確約を迫った。これに対し、首相は「仮定の質問に答えるのは差し控える」と明言を避けた》。《早稲田大法学学術院の水島朝穂教授(憲法学)は「判決が指摘するように、召集は法的義務だ。安倍内閣は一五年には臨時国会を開かず、一七年には召集したものの、冒頭で衆院を解散してしまった。今回も安倍内閣が政権のほころびを国民に知られたくないという戦略で国会を開かないとすれば、これ以上の憲法への反逆はない」と語った》。
『●すぐさま公選法違反な河井克行元法相夫妻を逮捕…《憲法53条は
「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は…」》』
一方、東京新聞の記事【臨時国会不召集、憲法判断せず 東京地裁、訴え退ける】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/93545)(2021年3月24日)によると、《安倍晋三内閣が2017年、臨時国会の召集要求に約3カ月応じなかったのは違憲だとして、立憲民主党の小西洋之参院議員が国に損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁(鎌野真敬裁判長)は23日、請求を退けた。憲法判断には踏み込まなかった。憲法53条は、衆参いずれかの4分の1以上の議員が要求すれば、内閣は臨時国会の召集を決定しなければならないと規定。召集までの期間は示していない。鎌野裁判長は判決理由で、民事訴訟は個人の権利や利益侵害の救済を求めるもので、国会議員による内閣の対応を巡る訴訟は、国の機関同士の争いに当たり「裁判の対象にならない」と判断。議員側による召集義務の確認を却下した。議員側は臨時国会での質問権や討論権の行使が侵害されたと訴えていたが、判決は「国家賠償法で保護された利益とは認められない」として棄却した。小西議員ら衆参の野党議員は17年6月、学校法人森友学園や加計学園を巡る問題を追及するため、安倍内閣に臨時国会の召集を要求。衆参いずれも総議員数の4分の1を超えていたが、内閣が臨時国会を召集したのは9月28日で、冒頭に衆院を解散した。小西議員は20日以内に臨時国会を開くべきだったとして提訴した》。
3年経っても、このザマだ。何にも変わっていない。何もかも、アベ様の《継承》。司法も、機能せず。《三権分立は、立法、行政、司法の三権が相互にけん制し合うことで権力の絶対化を防ぐための仕組みだ》ったのではないのか?
=== ここから: [2018年06月13日]のブログ =========
〝実験〟によると《うそをつくときは時間がかかる》そうだ…昨年、臨時国会の開催の有無の決断には随分と時間がかかり、結局、時間を延ばしにのばし、あげくに冒頭解散しました。《安倍晋三内閣は憲法を無視するがごとく、臨時会の召集を先へ先へと延ばした。その日数、実に九十八日だった》。《九十八日間もの臨時会の先延ばしこそ「加計隠し」だったのでは?》…壮大な《もはやカルト》状態、という訳。
《もはやこの国の総理はカルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》…アベ様は何でも好き放題、何でも許される存在だとでも思っているようだ。周りの「ト」な取巻き連中も、ソノために右往左往だ。
『●《もはやカルトだ》…《もはやこの国の総理は
カルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》』
「勝者総取り」という「特異な民主主義」…得票率1/4で3/4の議席を占めるスゴイ「民主主義」ニッポンですので…救いようの無い「1/4の自公投票者」と「2/4の選挙にも行かない人達」がアベ様を支えています。独裁を支持する「1/4の自公投票者」、民主主義を放棄する「2/4の選挙にも行かない人達」。
『●「勝者総取り」という「特異な民主主義」…
得票率1/4で3/4の議席を占めるスゴイ「民主主義」的選挙』
ニッカンスポーツの記事【小沢代表「国民が投票で安倍首相を許している」】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201806050000880.html)によると、《その上で「与野党ともにだらしないが、基本的には国民がおかしい。危険な権力者の安倍さんを(選挙で投票することで)あえて許している」と、国民の投票行動に対する持論を述べた》。
日刊ゲンダイの記事【中村愛媛知事がまた一撃 加計理事長に「会見を開くべき」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230522)によると、《「コンプライアンスとガバナンスの問題は最高責任者の範囲だ。トップとして対外的に説明する方に重きを置いて欲しい」…さすがに、加計理事長に会見を求める声は、自民党からも上がっている… ■“腹心の友”はどうする? しかし、加計理事長は、中村知事の要請を「やらねーよ」と無視できるのかどうか。加計学園の獣医学部は、事実上、愛媛県から3年間で31億円の支援を受けることになっているからだ。場合によっては、愛媛県が補助金を支出しない可能性もある…「愛媛県は黙ってカネを差し出すほど、お人好しではありません」とコメント…はたして加計理事長は、会見を選ぶのか、補助金を選ぶのか。よく考えるべきだ。それとも“腹心の友”に泣きつけば、なんとかなるのか》。
加計サイドの《面会はウソ》が正しいのならば、理事長は国会でそう証言すればいいし、県は壮大な詐欺にあった訳なので、《お人好し》なんて不要で、《3年間で31億円の支援》などするべきではない。
『●タンカ記念日と15年「「獣医学部いいね」と
安倍さんが言ったから、2月25日は加計記念日」で滅公奉僕』
========= ここまで: [2018年06月13日]のブログ ===
『●「森友捜査ツブシ」: 大阪地検特捜部、いま直ぐに動け!
マスコミも、いま「黙秘」してはいけない!!』
《臨時国会が開かれると、この間、出て来た加計学園や森友学園の
新疑惑について追及され、さらに窮地に追い込まれるのは確実。
とくに、官邸が神経を尖らせていたのが、森友学園のほうだという。
例の国有地の格安払い下げをめぐっては、政権にとって致命傷とも
言えるような証拠が次々と出てきているからだ》
『●本来国会を去るべき、「戦争ゲームに興じる子ども」
「病的な嘘つき」がアジアやニッポン「国民の脅威」』
『●大見得・啖呵「議員辞職」を有言実行しない
《病的な嘘つき》アベ様…前川喜平氏の人間性と彼我の差』
《今月28日に召集される臨時国会の冒頭で安倍首相が衆議院を
解散することが決定的となった。これは明らかに臨時国会での
森友・加計問題の追及を封じ込めるためのもので、なんの大義もない》
『●「選ぶ側の目こそ問われる」「有権者も…
「二物」を許すほど甘くはなかろう」…サギ師を見抜く甘くない目』
《首相のお友達に便宜が図られたかが疑われる問題の追及から逃げる
かのように臨時国会の召集を拒み、ようやく開くかと思えば審議なしに
解散へ。自分たちに有利となるタイミングばかりを考え、
憲法の定めだろうが、権力側として守るべき節度や作法や矜持(きょうじ)
だろうがお構いなし。選挙に勝つためなら何でもありという人たちだ。
政治屋か政治家か。選ぶ側の目こそ問われるだろう》
『●アベ様の腐敗を葬るかもしれない、自公お維キトの独裁政治を
招くかもしれない…山尾志桜里さんの蹉跌』
「「追及回避どころか、
こうした批判も受け止めながら、
そこで国民のみなさまに対して
ご説明もしながら選挙を行う」
だが、臨時国会冒頭解散した先月28日、やはりゲリラ的に突然
おこなわれた渋谷での街宣に始まり今日にいたるまで、安倍首相は
演説のなかで一度も森友・加計問題にふれていない。「ご説明」をする
様子はまったくなく、北朝鮮問題を「国難」だと煽り、野党の悪口を言い、
自己正当化をつづけている」
『●自衛隊PKO日報問題…「森友捜査ツブシ」選挙のドサクサに
紛れて人治主義国家ニッポンの人事考査が再び』
《そもそも、日報問題では自衛隊・防衛省の組織ぐるみの隠蔽の事実が
次々浮かび上がったが、解散で臨時国会が潰されたせいもあり、
稲田朋美防衛相(当時)や安倍首相など政権中枢の関与疑惑については
多くの点で曖昧になったままだ》
『●逃げるは恥だし役立たず、国会からも「トンズラ総理」…
「所信表明も代表質問も拒否」な国会軽視の横暴』
「リテラの記事【安倍首相、独裁の本性がさっそく全開! 国会を開かず
議論からトンズラ、全世代の社会保障をカットする公約破り】…
《予想通り、選挙に勝った安倍首相がさっそく暴走をはじめた。
特別国会が11月1日に召集されるが、野党から要望が出ていた
臨時国会には応じず、特別国会では所信表明演説もおこなわない
というのだ。このままでは、実に半年以上も国会議論がなされない
ことになってしまう》」
「「森友捜査ツブシ」選挙=2017年10月衆院選…「国難」様・
「裸の王様」アベ様は、臨時国会も開かず、選挙戦で「丁寧に説明」
と言っておきながら、それを反故にし、さらに再び、国会で説明
と言い始めたかと思ったら…臨時国会は開かず?、って、
も~滅茶苦茶です」
『●無「責任」な「謙虚」…野党の国会質問時間短縮、
「国会審議形骸化…それとも、それが狙いなのだろうか」』
「【自民が野党に要求 質問時間削減は絶対許してはいけない】…には、
《野党が憲法に基づいて要求した臨時国会召集を無視して解散した
と思ったら、今度はこれだ…》」
『●偶然は通用しない、アベ様のオトモダチ獣医学部開設…
前川喜平さん「規制緩和ではない。特権の付与です」』
《「これは規制緩和ではない。特権の付与です」
同獣医学部の国家戦略特区指定について、前文科事務次官の
前川喜平氏はそう言い切った。官邸からの働きかけで、
公平公正であるべき行政がゆがめられたと記者会見で告発した前川氏は、
国会の閉会中審査でも一貫した主張を繰り返した。追い詰められた
安倍首相は「謙虚に丁寧に説明責任を果たす」と低姿勢を装いながら、
9月28日の臨時国会冒頭で衆院を解散。不透明な国有地売却疑惑の
解明が進まない森友学園問題とともに「疑惑隠しだ」と批判を浴びた》
『●「九十八日間もの臨時会の先延ばしこそ
「加計隠し」だった」?(桐山桂一)…壮大な《もはやカルト》状態』
《野党議員が臨時国会の召集を求めた…だが、安倍晋三内閣は憲法を無視
するがごとく、臨時会の召集を先へ先へと延ばした。その日数、実に
九十八日だった。召集は九月二十八日に実現したものの、何と質疑を
しないで、冒頭で解散してしまった。今年五月二十八日、臨時会の
先送りは憲法違反だとして、沖縄の国会議員五人が那覇地裁に訴訟を
起こした。要求から二十日以内に応じるべきとの確認も司法に求めて
いる…九十八日間もの臨時会の先延ばしこそ「加計隠し」だったのでは?》
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/93606?rct=editorial】
<社説>国会召集訴訟 憲法上の義務のはずが
2021年3月25日 07時28分
安倍内閣は二〇一七年に長く臨時国会を召集しなかった。訴訟になり、東京地裁は憲法論に立ち入らず形式的に請求を退けた。国会召集が憲法上の義務だと確認ができないなら、民主主義は危機だ。
国会議員には国会で質問する権利がある。議案を発議する権利も、討論する権利も、議案に賛否を表明する権利なども…。国会召集を要求したのに開かれないと、それらの権利を行使できない。国民から厳粛な信託を受け、全国民の代表でありながら…。
だから憲法五三条は衆参いずれかの議員の四分の一以上の要求があれば、臨時国会を開かなければならないと定めている。
一七年には、とくに学校法人森友学園や加計学園の疑惑があった。四分の一を超す衆参議員が臨時国会の召集を求めていた。だが、安倍晋三首相は九十八日間も開かず、召集した日には冒頭で衆院を解散してしまった。
召集までの具体的な期間が条文に書かれていないとはいえ、内閣が憲法に明記された規定を無視したも同然である。
だから各地で訴訟が起きた。那覇地裁は昨年六月に「原告敗訴」ながら、(1)臨時国会召集が憲法上で規定された法的義務である(2)この問題は司法審査権の対象(3)(五三条で)内閣の裁量の余地は乏しい−ことが判決で確認された。
安倍内閣が長く召集しなかった点についても「違憲と評価される余地はある」と言及していた。だが東京地裁では、これらの論点を一切素通りして、原告の訴えを退けてしまった。那覇判決からの大幅な後退である。
憲法論を問題にしているのに、あえてそこから目を背けるような判決は、原告や国民の期待に到底、応えてはいまい。違憲判断に踏み込まなかったのは極めて残念だ。政治の不正をただそうという訴訟なのに、司法までそれを無視してしまったのだから…。
だが、まさか内閣の裁量だけでいくらでも召集期間を延長することが容認されているわけではなかろう。延長が続けば、国会議員に召集の要求権を認めていること自体が無意味になってしまうからだ。
この問題はもはや放置できない。仮に内閣の都合で召集要求を放置できるなら憲法五三条は死文化する。立憲主義も議会制民主主義も崩壊する。それゆえ国会法を改正し、合理的期間を明示して、内閣の裁量にすぐにでも制限をかけるべきだと考える。
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[※歴代自民党内閣は「国民のために働」いていなかった!? 縁故主義・政権の私物化もアベ様から《継承》 (日刊ゲンダイ 2020年10月14日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【中村敦夫 末世を生きる辻説法/「政治家の覚悟」唯一まともなのはカットしたこの文脈だけ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280677)。
リテラの記事【新潮が報道 菅首相と「第二の森友事件」の相手とのもうひとつの疑惑 所有ビルを事務所費問題発覚後に買い取ってもらっていた】(https://lite-ra.com/2020/10/post-5686.html)。
《この初版本には、実に立派なことが書かれている。「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、その作成を怠ったことは背信行為」 これは、当時の民主党政権の公文書管理を批判した部分である。自民党が復権し、安倍・菅コンビ内閣になると、この政権は本のタイトルを悪用した方向へ暴走し始めた。内閣の人事権を過剰に行使し、官僚の将来を人質にとった。脅かしを武器に、政権の暴走や違法行為に、彼らを巻き込んだ。とんでもない「官僚を動かせ」だった》。
《菅義偉首相に一大スキャンダルが噴き出した。…「第二の森友事件」と銘打ち、菅首相の「タニマチが公有地でぼろ儲け」「異常すぎる特別扱いの「払い下げ」」について報じたからだ》。
新書から《政治家の覚悟》を削っても、ブーメランは消えない。憎き《悪夢のような民主党政権》に対するド正論《政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為》、カッコイイ! なぜ削ったのでしょうか? 不思議だ。
『●下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、
「国民への背信行為」を自分自身で行っている』
「リテラの記事【菅官房長官が壊れ始めた! 会見で「ここは質問に
答える場所じゃない」、自分の著書のことを「知らない」】…
《過去には公文書の重要性を訴えていたのに、そのことすら
記憶にない――。…菅氏は野党時代の2012年に出版した
『政治家の覚悟』(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を
克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。
その作成を怠ったことは国民への背信行為」と記していた》 」
『●ブーメラン…「政治家も責任を取らない結果、政府は無責任体制に
陥り、国家運営の著しい停滞を招いた」by (当時野党)自民党アベ様』
「【[大弦小弦]安倍首相の「責任」】…。《…▼「政治家も責任を
取らない結果、政府は無責任体制に陥り、国家運営の著しい停滞を
招いた」。12年10月31日の衆院本会議で、当時の
民主党政権を批判した安倍首相の言葉だ。今、ブーメランのように
返っている。(吉川毅)》」
『●《悪夢…民主党》総裁選では「全国で遊説することなく、国民に広く
考えを示さず、政策論争を深めなかった」と当て擦っておきながら…』
「日刊ゲンダイの記事【菅氏「党員投票すべき」発言ブーメラン
世襲制限も腰砕け】…《これで首相が務まるのか。2日、自民党総裁選に
出馬表明する菅官房長官。党内からは「政策の継続性」を求める声が
上がっているが、菅長官に継続性は期待できそうにない。過去の発言が
“ブーメラン”となり、SNSで話題になっている。…
〈候補者は民主党議員の顔色をうかがい、多数派工作に終始〉
〈自民党が総裁を選ぶ際には、全国で遊説を行いって(原文ママ)
国民に広く考えを示し、政策論争を深めてきました〉と
ブログで猛批判していた》」
『●スガ様の御著書『政治家の覚悟』から「粛々」と、こっそりと
《「公文書の管理の重要性」を訴える記述》を削除…が意味するものは?』
『●《政治家の覚悟》をかなぐり捨てる――著書から削除・隠蔽すれば
ブーメランが後頭部に刺さることが無いと思っているオジサン』
さて、〝箕部幹事長〟といい、元最低官房長官といい醜悪です。
『●無《責任政党》内人事、大惨事アベ様政権・「官邸官僚」人事…
見るに堪えないメンバーで数々の腐臭漂うアベ様案件に蓋をする気満々』
『●《半沢が箕部幹事長と対峙するシーンの長台詞は、まるで私利私欲に
まみれた今の自民党政権に対する怒りの言葉のようだった》…現実は?』
「日刊ゲンダイの記事【半沢直樹には快哉を叫び政権支持7割
ドラマと現実なぜ乖離】…。…【ワダアキ考
〜テレビの中のわだかまり〜 武田砂鉄/半沢直樹と日本社会】」
『●《「これは『半沢直樹』そのまんま」「リアル『半沢直樹』だ!」
「箕部幹事長はやっぱり二階だったのか」》…キングメーカー気取り』
新たなスガ様案件登場。
日刊ゲンダイの記事【菅首相の“オトモダチ”に「公有地払い下げ」の異様な経緯】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280645)によると、《「『第二の森友事件』! 『菅総理』タニマチが公有地でぼろ儲け」――。衝撃的なタイトルの記事だ。29日発売の「週刊新潮」が、菅首相のお膝元で起きていた「異常すぎる特別扱い」の土地売買を報じ、政界に激震が走っている。…2015年に神奈川県の県有地が「保育所や学生寮の設置」を条件に破格で民間業者に売却されたが、条件は守られず、転売された。情報公開請求で県の内部資料を検討すると、<経緯の異様さと、菅総理の影や形が立ち上がってくる>というのだ。横浜市保土ケ谷区の3000平方メートルほどの土地を県から購入したのは、横浜市内の「㈲成光舎」という会社の河本善鎬代表。菅首相との関係は古く、<ある県議から紹介されて市議時代の菅さんと知り合った。以来、本人も菅さんとの関係を自慢していましたから、県の政界では『菅さんの太いスポンサー』として知られた存在でした>という県政関係者のコメントが紹介されている》。
言葉も出てきません。正に『第二の森友事件』。アベ様とやってることが同じ。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280677】
中村敦夫 末世を生きる辻説法
「政治家の覚悟」唯一まともなのはカットしたこの文脈だけ
公開日:2020/10/30 06:00 更新日:2020/10/30 06:00
(野党時代は民主党政権の公文書管理を批判していたのに…
(C)日刊ゲンダイ)
菅首相は2012年、後援会向けの単行本を出版したことがある。この年は民主党政権時代で、菅は野党の一議員に過ぎなかった。
本のタイトルは、「政治家の覚悟 官僚を動かせ」であった。
ところで、この初版本には、実に立派なことが書かれている。
「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、その作成を怠ったことは背信行為」
これは、当時の民主党政権の公文書管理を批判した部分である。
自民党が復権し、安倍・菅コンビ内閣になると、この政権は本のタイトルを悪用した方向へ暴走し始めた。内閣の人事権を過剰に行使し、官僚の将来を人質にとった。脅かしを武器に、政権の暴走や違法行為に、彼らを巻き込んだ。とんでもない「官僚を動かせ」だった。
この悲劇の典型は、安倍夫妻と詐欺師が共謀した森友学園事件だ。公文書改ざんを強要された財務省の役人が、後に自殺する結果となった。「政治家の覚悟」とは、これでも知らぬ存ぜぬを通すことなのか。
ところで、菅内閣は出だしの世論調査で高支持率を獲得したが、「学術会議」スキャンダルで墓穴を掘った。支持率は1カ月で、10ポイントも下落した。国民は、政権のレベルの低さに絶望したのだ。
政権にとっては、「反知性主義者」とか、「答弁は、役人の作文を棒読み」といった評判が広がるのもまずかった。本の一冊も出して、見えを張りたかったのか。
しかし、「不得意科目で張り切ると、大やけどする」と俗に言う通り、この再版本は、菅首相の汚点を拡大することになった。
新書版のタイトルは「政治家の覚悟」に短縮し、「官僚を動かせ」はカット。新たに最近のインタビューなどをつけ足した。
ところが、びっくり、「議事録の作成を怠ったことは背信行為」という一連の文章は、奇麗サッパリ消えてしまった。
おそらく、この本で唯一まともなのは、ここの文脈だけではなかったろうか。よほど森友事件の公文書改ざんを掘り返されたくなかったのだと思われる。
しかし、都合の悪い部分だけをカットするのは、省略ではなく、悪意に満ちた改ざんと同じだ。何かを隠そうとすると、嘘と小細工が次々と重なっていく。
こざかしい人格を、国のトップにいただく国民は、とても幸せとは言えない。
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【https://lite-ra.com/2020/10/post-5686.html】
新潮が報道 菅首相と「第二の森友事件」の相手とのもうひとつの疑惑 所有ビルを事務所費問題発覚後に買い取ってもらっていた
2020.10.29 11:21
(自由民主党公式サイトより)
菅義偉首相に一大スキャンダルが噴き出した。本日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、「第二の森友事件」と銘打ち、菅首相の「タニマチが公有地でぼろ儲け」「異常すぎる特別扱いの「払い下げ」」について報じたからだ。
記事によると、菅首相が横浜市議会議員時代から付き合いがあるとされる河本善鎬氏が代表を務める「(有)成光舎」は、2015年に神奈川県横浜市保土ケ谷区にある県有地を購入。しかし、この公有地取引は非常に不可解なものだった。
そもそも、この土地は2013年秋に一般競争入札がおこなわれる予定だったというが、問題の土地の隣接地権者だった同社は同年6月に「保育所と学生寮を併設した施設整備」を理由に土地取得に名乗りをあげた。だが、同社はパチンコホールの経営が主な業務で、保育所を設置できるの「能力や意欲があったかどうか疑問」を持たざるを得なかったという。にもかかわらず、神奈川県はわざわざ“横浜市長からの副申書(参考意見)が必要”などとアドバイス。さらに、実際に林文子・横浜市長は保育所整備が理由であることを挙げて黒岩祐治知事宛てに副申書を提出。これによって同年9月に県は同社と随意契約で売却する方針を固めたというのだ。ちなみに林市長といえば、2009年に民主党の推薦を受けて市長選に初当選を果たした人物ではあるが、菅氏にあっさり取り込まれ「菅氏の操り人形」「菅氏の直系」と呼ばれてきた人物だ。
だが、土地取引はさらに怪しさを増してゆく。県は不動産鑑定をもとに売却額を約4億5700万円と決定したのだが、河本代表はこの額に納得せず、「3億円台の半ばくらい」ではないのかと反論。これを受けて県側は一般競争入札に切り替える意思を見せ、河本氏が訴訟をちらつかせても再鑑定には応じない姿勢をとっていたという。
ところが、その後、県の姿勢は一変。2014年5月に再鑑定の実施を河本氏に伝え、さらに2015年1月には当初の評価額よりも約7000万円も安い約3億8800万円で成光舎に売却をおこなうのだ。しかも、驚くことに同社は売却された当日にこの土地を関連会社に転売。転売禁止の条件を反故にする明確な契約違反だが、県は「保育所建設は困難」という同社の言い分をそのまま認め、用途指定を解除。2016年8月に同社の関連会社は住宅メーカーに売却してしまうのだ。河本氏がこの土地を「5億円台半ばで売りに出していた」という証言もあるが、それが事実なら、約2億円近くを儲けたことになる。
まさに驚くような展開だが、問題は、一時は県も一般競争入札さえ辞さない構えだったというに、再鑑定に応じ、しかも当初評価額よりも低く売却したことだ。一体、この間に何があったのか。「週刊新潮」が入手した県の内部文書には、県との交渉における河本氏のこんな発言が記されていたという。
「対応によっては、知事、副知事、菅官房長官へ話しに行く」(2014年1月21日)
「いろいろとしっかり頼みますよ。納得がいかなければ、知事、副知事にも、官房長官にも行きますから」(2014年2月25日)
森友学園問題では籠池泰典氏が近畿財務局の職員に昭恵氏との写真を見せた2014年4月28日以降、明らかに交渉の潮目が変わったが、この土地取引でも同じように「菅官房長官」の名によって「神風」が吹いたのではないのか──。そう考えずにはいられないだろう。
というのも、河本氏と菅首相は「知り合い」「支援者」の関係を超えたものだからだ。
■神奈川県との交渉記録に「対応によっては、知事、副知事、菅官房長官へ話しに行く」との記述も
「週刊新潮」によると、河本氏は菅首相が国政で初当選を果たした1996年から2007年までのあいだに、「成光舎」名義で菅首相の関係政治団体に合計342万5000円もの献金をおこなってきたというが、深い関係を示すのはそれだけではない。
第一次安倍政権では、伊吹文明文科相や松岡利勝農相、中川昭一・自民党政調会長(いずれも当時)らといった重要閣僚や党役員による「事務所費」問題が吹き荒れたが、2007年8月には、よりにもよって政治資金規正法を所管する総務相だった菅氏にも同様の問題が発覚。菅氏が代表を務める自民党神奈川県第2選挙区支部と政治団体「菅義偉後援会」は、菅氏が2004年末に5690万円で購入した所有ビルに「主たる事務所」を置いていたというのに、2005年分の政治資金収支報告書には計1956万円あまりもの事務所費を計上していたのだ。
政治資金規正法の施行規則では、事務所費は家賃や電話代、切手代などといった事務所の維持に通常必要とされる費用を計上することになっている。そして、1956万円のうち家賃は405万円。つまり、菅首相は政治資金を悪用し、私的な資産形成をおこなっていた、というわけだ。
この問題が発覚したことにより、すでに菅氏は安倍首相から総務相から官房長官への横滑り人事が伝えられていたものの内閣改造では立ち消えとなり、官房長官は与謝野馨氏に。菅氏は閣僚の座から降ろされてしまった。
この事務所費問題は当時の菅氏にとって相当の痛手となったが、重要なのはここから。じつは、菅首相は問題となった自分が所有していたビルを、事務所費問題報道の3カ月後に「成光舎」に売却。さらに、翌2008年に菅首相は事務所を他のビルに移したが、それも河本氏の関連会社が所有するビルだったというのだ。
所有者を変えたところで菅首相の不適切な事務所費問題がなくなりはしないが、問題追及を塞ぐために登場した人物が河本氏だったということは、菅首相との結びつきの深さを物語っているだろう。しかも、河本氏側が所有するビルに事務所を移したということは、河本氏側は「大家」であり、事務所費を支払う金銭のやりとりもあったということだ。だが、その大家と店子という関係は2011年に解消される。というのも、同年3月11日付の朝日新聞朝刊が当時の菅直人首相が在日韓国人から104万円の献金を受け取っていたと報道。政治資金規正法は外国人からの寄付を禁じているが、この献金をおこなっていた人物が河本氏だったのだ。ご存じのとおり、この報道があった午後に東日本大震災が発生したこともあり、菅直人氏の献金問題は大きな話題とはならなかったが、「週刊新潮」によると、同年9月に菅義偉首相は別のオーナーのビルに移ったという。
しかし、2013年にはじまった土地取引の問題を考えれば、昵懇の関係はずっとつづいていたのだろう。今回、「週刊新潮」が入手した神奈川県の内部文書の記述や土地取引の経緯を見れば、県側の対応は異例なものと言わざるを得ない。しかも、そこでは菅官房長官の名前まで飛び出していたのだ。神奈川県知事の黒岩氏は菅氏の子飼いであり、これだけこじれた河本氏との土地取引の問題が、菅氏の耳に入っていないなどということは考えにくい。
■問題だらけの「GoToイート」で予約件数2.7倍の「ぐるなび」創業者も菅首相のパトロン
まさしく森友学園を彷彿とさせる、菅首相と「パトロン」である河本氏の関係、そして公有地売却をめぐるこの問題。──だが、菅首相の「パトロン」との関係にスポットがあたったのは、これがはじめてではない。
本サイトでもお伝えしてきたが、菅首相が官房長官時代から主導して進めている「GoToイート」キャンペーンをめぐっても、「GoToイート」事業に参加しているグルメサイト経営者が菅首相の有力なパトロン・後援者といわれている。それは「ぐるなび」の創業者で現会長の滝久雄氏だ。
「GoToイート」事業には、事務委託費として最大469億円、オンライン部門には約61億円が投じられており、事業者の企画競争入札には18社が応募し、13社が選ばれている。「ぐるなび」はその13社のなかでも高額の委託費が配分されているとみられている。
だが、その「ぐるなび」の滝会長は古くから菅首相の有力なパトロンといわれており、実際、菅氏が初当選した1996年から2012年にかけて、滝氏が会長を務める電車の中吊りなどを扱う広告代理店「NKB」や同社の子会社が、菅氏の政治団体に多額の寄付をおこなってきた。「週刊文春」(文藝春秋)9月24日号は菅首相と滝会長の関係について「菅氏が困った時に頼るのが滝氏」という証言を掲載している。
しかも、菅首相と滝会長の関係は、寄付だけにとどまらない。なんと、菅氏は滝会長に、あの政権御用ジャーナリスト・山口敬之氏への資金援助まで頼んでいたという疑惑が報じられている。
周知のように、山口氏は伊藤詩織さんへの性暴力事件で告発を受け、逮捕状が出されるも、当時の警視庁刑事部長・中村格氏(現・警察庁次長)によって直前でストップがかけられ、事件が握りつぶされてしまったことが明らかになっている。この中村氏は菅氏の秘書官も務めていた最側近の警察官僚で、逮捕状ストップも菅氏の意向があったのではないかといわれている。
ところが、その山口氏に対して、菅首相と親しい「ぐるなび」滝会長の経営する広告代理店「NKB」が「顧問料月額42万円」や「交通費その他の経費」等を支払っていたことが明らかになっているのだ。
■菅首相パトロンの「ぐるなび」創業者に安倍御用ジャーナリスト・山口敬之氏への資金援助も依頼
この問題を最初に報じたのは、「週刊新潮」2019年7月18日号。同誌には、山口氏はTBSを退社したあとの2016年11月に「NKB」の子会社と顧問契約を結んでいた事実、そして広告代理店関係者のこんな証言が掲載されている。
「この滝会長と菅さんが仲良しなんです。山口がTBSを辞めた後に、菅さんが”山口にカネを払ってやってくれないか”と滝会長に依頼したそうです。具体的には月42万円で、実際に払っているのは横浜にあるNKBの子会社。本体の方が業績がよくないので、そうなったということですが、子会社の経営陣は不満を抱えていたようです。“会社と何の関係もない山口に、ちゃんとした人を一人雇える額をなんで払わなきゃいけないのか”と」
さらに、この関係者は、山口氏は滝会長の子会社に一度も出社したことがなく、「週刊新潮」が2017年5月に伊藤詩織さんへの準強姦疑惑の告発記事を出すと支払いを止めたことから、山口氏との顧問契約は「どうしても断れない特別な案件だったからと考えるのが自然」とも述べている。
一方、「週刊新潮」は滝会長への“山口氏支援の依頼”にかんして菅氏を直撃しているが、言葉少なに関与を否定するだけで、「それ以上は言えない」などと、事実上、説明を拒絶したという。
いずれにしても、菅首相と「ぐるなび」の滝会長がかなり昵懇な関係にあり、これまで菅首相がさまざまな協力・支援を受けてきたことは疑いようがない。「ぐるなび」は昨日28日、2021年3月期の連結最終損益が95億円の赤字になりそうだと発表したが、その一方で「GoToイート」により10月のネット予約件数は前年同月と比べて2.7倍に増えたという(10月23日までの実績)。「GoToイート」のポイント還元事業は大手グルメサイトを通さなければいけない制度になっており、「飲食店支援ではなくグルメサイト支援になっているのでは」と批判が起こっているが、こうした制度設計になったことと、菅首相と「ぐるなび」の親密な関係は影響していないのか。
このような政治の私物化が疑われる事例は安倍晋三・前首相の時代から頻発している問題ではあるが、今回の「週刊新潮」のスクープを見れば、安倍前首相を「継承」する菅首相も同じなのではないかと疑わざるを得ない。だが、両者には大きく異なる点があるだろう。
安倍前首相の場合は「腹心の友」である加計孝太郎氏や、自身の熱狂的な支持者であり、かつ同じ極右思想の持ち主で妻・昭恵氏が校長を引き受けるなどの関係があった籠池氏など、縁故や思想によって政治を私物化していた。対して菅首相の場合は、その関係性以上に「金」の匂いがつきまとっている、ということだ。
菅首相をめぐって今回あきらかになった不透明かつ不可解な公有地取引の問題は氷山の一角にすぎず、今後、このような「金」が絡んだスキャンダルがどんどん出てくることになるのか。注視したいところだ。
(編集部)
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
東京新聞の【社説 検証「安倍政治」 国政の私物化 疑惑の解明なお必要だ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/53893?rct=editorial)。
《しかし、忘れてはならないことがある。安倍晋三首相にまつわる複数の疑惑だ。うやむやのままに放置すれば、社会を支える倫理観が損なわれかねない。首相は自らの健康問題で辞任表明した。だが、七年八カ月の在任期間のうち、この三年ほどは立て続けに進退に結びついても不思議ではない疑惑に直面した。「モリ・カケ・サクラ」。妻が名誉校長に就いていた森友学園への国有地売却問題、「腹心の友」が理事長を務める加計学園の獣医学部新設問題、公的行事に後援者らを多数招待していた「桜を見る会」問題がそれらである。いずれも「身内」の優遇で、国政の私物化が疑われた案件だ》。
『●【金子勝の「天下の逆襲」/野党は「消費減税で戦う」ではなく
ニューディール議論を】…最悪な税制なんかを導入したが故に…』
『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件
について真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう』
「2020年8月28日(金)午後、漸くこの日を迎えました。
アベ様が首相辞任を表明しました」
『●斎藤貴男さん【二極化・格差社会の真相】《法令を順守しなければ
ならないのは、誰よりも貴君ら自身、警察権力なのだと自覚したまえ》』
『●前川喜平さん《数々の政策の失敗…行政の私物化について、納得できる
説明をし、ちゃんと謝罪し、その責任をとってから、辞めてほしい》』
『●《官邸職員による“腕つかみ質問阻止”》事件…南彰さん《ついに
質問妨害が、実力行使に発展…安倍晋三首相の記者会見での出来事だ》』
『●浜矩子さん《日本をこの狂った道から正しい道に戻さなくては
ならない。安倍政権はそれほど激しい歪みを日本経済に遺したのです》』
『●アベ様や財務相は、赤木さんが《残したファイルとか、いま黒塗りに
なっている夫がうつ病になった経緯であるとか、出すのは簡単なことだ》』
『●《権力をほしいままにし、国家を私物化してきた安倍首相も官邸を
出てしまえば“ただの人”…司直の手に落ちることになるのか》?』
《「密室談合」による菅官房長官の次期総理就任を許していいのか!
GoTo、沖縄いじめ、公文書改ざん、メディア圧力の最大の戦犯
…まさに、菅官房長官が陰に陽に繰り広げてきたメディア工作により
忖度が広がり、スキャンダルや疑惑が持ち上がっても批判的な報道が
徹底してなされず、安倍政権は約8年もの長期政権となったわけだが、
当然、菅官房長官が次期総理となれば、メディア圧力はさらに激しさを
増し、安倍政権以上に批判が封じ込められることは必至だ》
『●アベ様広報紙・産経《むしろ記者たちの質問する権利を奪おうとする、
目を疑うような記事が出た》…《メディアコントロール》の成果』
『●《「安倍総裁をしっかりと継承する」「安倍政権が進めてきた改革の
歩みをけっして止めるわけにはなりません」》…より陰湿・悪質・強権①』
『●《「安倍総裁をしっかりと継承する」「安倍政権が進めてきた改革の
歩みをけっして止めるわけにはなりません」》…より陰湿・悪質・強権②』
『●《悪夢…民主党》総裁選では「全国で遊説することなく、国民に広く
考えを示さず、政策論争を深めなかった」と当て擦っておきながら…』
『●アベ様案件…(武田砂鉄さん)《近場から放たれる「病人なんだから」
という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎでは》?』
縁故主義の塊のようなアベ様と昭恵夫人…《「モリ・カケ・サクラ」…いずれも「身内」の優遇で、国政の私物化が疑われた案件だ》。ウンザリするほどのアベ様案件だらけ。アベ様の「政」の本質の一つは、《「身内」の優遇》《国政の私物化》。こんな醜悪な縁故主義までも、次の無《責任政党》総裁、次期首相も《継承》するつもりか? 《「モリ・カケ・サクラ」のけじめは社会の倫理を守るのに不可欠だ。新政権は政治的な利害にとらわれず、疑惑の再調査に着手してほしい》が、当事者でもある最低の官房長官にその気があるとは思えない。その気が無いからこその次の無《責任政党》総裁、次期首相なのでしょう。…そして、2020年9月16日、元・最低の官房長官が首相となりました。大惨事アベ様政権です。
『●『「非国民」のすすめ』読了(2/6)』
《行政私物化と縁故主義(ネポティズム)の跳梁跋扈》
『●主犯A…『A Few Good Men』のように
ネイサン・R・ジェセップ大佐を証人台に座らせろ!』
《加戸氏は美談調で語ったが、これはたんなる縁故主義で、
こういった縁故を優先させる感覚を当然と考えることが、
「“腹心の友”に便宜を図ったのでは」「安倍晋三記念小学校に
特別な計らいをしたのでは」という一連の疑惑の根底にはある。
これでは味方が内幕の意識を暴露したようなものではないか》
『●《カタストロフィーが来ないよう「おかしいことはおかしい」》と
《国民とメディアに制限をかけるというフリーハンドの権限を得た》アベ様に』
《青木さんは、大勢の前で話すのは苦手と言いながら言葉は流れるように
止まらない。いびつなナショナリズムが強まったのが森友問題と捉え、
安倍政権の本質であるネポティズム(縁故主義)をヤリ玉に挙げた》
『●国会からトンズラ総理・アベ様の縁故資本主義およびCOVID19
無能無為無策…《火事場泥棒によるピンハネで日本は滅びてしまう》』
『●金子勝さん《コロナ対応で失敗続きの小池…東京が感染のエピセンター
(震源地)と化してしまうのではないか》? 「ト」政によって既に…』
「その根っ子は、壊憲な新自由主義に由来する医療費削減や自己責任論だ。
しかも、アベ様のネポティズム、《クローニー(縁故)資本主義》な
腐敗した政権。COVID19人災の《アンダーコントロール》演出のための
検査数抑制へとつながり、さらには、
《火事場泥棒によるピンハネで日本は滅びてしまう》」
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/53893?rct=editorial】
社説
検証「安倍政治」 国政の私物化 疑惑の解明なお必要だ
2020年9月7日 07時40分
世間の関心は後継首相選びに移っている。しかし、忘れてはならないことがある。安倍晋三首相にまつわる複数の疑惑だ。うやむやのままに放置すれば、社会を支える倫理観が損なわれかねない。
首相は自らの健康問題で辞任表明した。だが、七年八カ月の在任期間のうち、この三年ほどは立て続けに進退に結びついても不思議ではない疑惑に直面した。
「モリ・カケ・サクラ」。妻が名誉校長に就いていた森友学園への国有地売却問題、「腹心の友」が理事長を務める加計学園の獣医学部新設問題、公的行事に後援者らを多数招待していた「桜を見る会」問題がそれらである。いずれも「身内」の優遇で、国政の私物化が疑われた案件だ。
私物化の直接の対象は税金や国有財産などだろうが、影響はそこにとどまらない。なにより、憲法の三大原則の一つである国民主権がゆがめられたのではないか。
そう考える根拠は複数の疑惑の解明を妨げた共通の手法にある。前代未聞ともいえる公文書の隠蔽(いんぺい)や改ざん、廃棄である。森友問題では、改ざんを強いられた財務省近畿財務局の職員が自殺した。
公文書が不可侵であることは国民主権の前提といえる。国民全体で政治を進める以上、意見の相違があるのは当然だ。だから議論が欠かせない。それには事実認識の共有が必要だ。その認識の要が公文書である。憲法で「国民全体の奉仕者」と規定された公務員には公文書を保全する義務がある。
しかし、そんな当たり前の前提が改ざんによって崩された。事実より、為政者とその周囲にとって都合のよい物語が優先されるようになった。この時点で政治は国民全体のものではなくなった。
深刻なのはこうした禁じ手が拡散していることだ。森友問題とほぼ同時期に、神戸市では市教育委員会がいじめ事件の調査メモを隠蔽したことが発覚している。
社会に流れる空気にも危うさを感じる。「勝てば官軍。倫理や正義を振りかざしても自分が損をするだけ」という冷笑的な姿勢が人々の間に広まっていないか。こうした倫理の軽視は健全な共同体の存続を断ち切りかねない。
六月には森友問題の真相究明を求め、内閣官房などに約五十万筆の署名が届けられた。「モリ・カケ・サクラ」のけじめは社会の倫理を守るのに不可欠だ。新政権は政治的な利害にとらわれず、疑惑の再調査に着手してほしい。
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[※ 辺野古は破壊「損」 【米軍飛行場の移設先として工事が進む沖縄県名護市の海岸】(東京新聞 2020年4月3日)↑]
琉球新報【<社説>思いやり予算日本要請 いびつな日米関係改めよ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1175414.html)。
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/アベノマスク予算は感染研“経費”23年分 税金の使い方が変】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277273)。
《この国は独立国と言えるのか。そんな疑問が浮かぶ。1978年度から始まった在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)を巡る交渉で、日米地位協定で定めていない労務費などの負担について日本政府は「法的に容認されない」と認識しながらも応じていた。基地管理権や裁判権など地位協定で保障する米軍の特権を維持するためだ。機密解除された米公文書で判明した》。
《『アベノマスクに使った予算は、国立感染研の基礎的研究予算の23年分とは。(中略)感染症の研究は国の安全保障そのものなのに。』(田村智子参議院議員・共産党)…国公労連の編集者・井上伸さん…「国立感染症研究所のコロナ研究者に話を伺った。『研究者は毎年削減され基盤的研究費も年間一人40万円しかなく室長すら任期付にされようとしている。アベノマスクの予算507億円は感染研の基盤的経費(今年度21・6億円)の23年分になる。官邸の身内利益第一でPCR検査すら抑制する日本は危険な状態にある』」…前出のタムトモのTwitterはこうつづく。「ところでアベノマスクは配るのをやめると保管のための費用がかかる(後略)。」 ぎゃっふんだ!》
ニセウヨクの皆さんは在りもしない特権には騒ぐのに、明確に存在する「在日米軍特権」には沈黙。何がウヨク、ホシュなのか?
『●沖縄市民の民意: 民意を何度明確にすれば、
アベ様や最低の官房長官らは理解しようとするのか?』
「「住民分断」「沖縄差別」に明確なNo!が示されたわけです。
辺野古破壊にNo!、「在日米軍特権」問題(これこそまさに存在する、
番犬様による「在日特権」でしょうに)にNo!、を突き付けました」
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●沖縄の皆さんのお願いは何時叶えてくれるの?
《憲法改正よりも日米地位協定を改定することが主権回復》』
「国会で、アベ様は答えられなかったようですが、ニッポンは
とっくにアベ様独裁による人治主義国家に変わっています。
民主主義国でも、法治国家でもない。
《国には国の民主主義》だってぇ? ウソでしょ。
人治主義なアベ様独裁。殴り続け、背後から蹴り続けながら…
独裁者は嘯く《負担軽減に全力を尽くす》。それを支える、
真摯なアベ様広報紙・読売新聞や産経新聞。」
『●「米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される」…
「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常』
「《米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される…米軍施設内に
制限なく立ち入ることができる…米軍基地への立ち入り権が明記…
米軍の航空機事故などが発生した際には…米軍と合同で調査委員会を
立ち上げ、共同で調査を行う仕組みがある》…「日米地位協定」
「日米合同委員会」の異常さ。
《事故の検証すらできない日本はむしろ、法的従属を“放置”した国家》」
『●「不条理で不公平極まりない日米地位協定…
基地周辺の住民に苦痛を強いて」いるのがアベ様ら』
『●「在日米軍特権」「日米地位協定」「日米合同委員会」
…《米国の言うことを聞くお友達は日本だけ》』
『●松川正則宜野湾市長殿、普天間運用停止の
新たな《期限》を設けたって無駄です…無惨な破壊「損」の辺野古』
『●番犬様との地位協定…《何のたがもはめず、米軍のやりたい放題を
許している》ニッポン、主権は何処に?』
『●阿部岳さん《法が誰にも平等に適用される「法治」が衰退し、
権力者が法を曲げる「人治」がはびこっている》』
「《法が誰にも平等に適用される「法治」が衰退し、権力者が法を曲げる
「人治」がはびこっている》。在日米軍特権を放置国家。アベ様は
「法治国家」と嘯くが、実際は、アベ様独裁による人治主義国家」
《アベノマスクに使った予算は、国立感染研の基礎的研究予算の23年分とは。》《研究者は毎年削減され基盤的研究費も年間一人40万円しかなく室長すら任期付にされようとしている》…。税金の使い道がデタラメ。
『●「FMSは武器取引を通じて、米国が他国を
従属させるシステムでもある。日本の対米追従は強まる一方だ」』
『●アベ様の《国民観、人間観には共通点が多すぎる…
彼の目には私たちが己の財布、兵力、労働力だとしか…》』
『●「どっからどうもってきて出すのか」…軍事費を削り、
弱者救済や災害復旧、防災にこそ血税を使って下さい』
『●対外有償軍事援助FMS…《アメリカからの援助》? アメリカへの
「援助」、狂気な「思いやり」の一種?』
『●「国策の名の下に研究者が軍事研究に加担させられた
歴史を繰り返そうとしている…亡国の施策だ」』
『●《韓国…国防予算の削減…新型コロナウイルス対策に振り向け…極めて
合理的な判断…その合理は日本では通用しない…》(立岩陽一郎氏)』
『●【NNNドキュメント カネのない宇宙人 信州 閉鎖危機に揺れる天文台】
…《「経済的利益」を重視する国の政策によって…資金》大幅減』
『●適菜収さん【それでもバカとは戦え】…《われわれ日本人が目指すべき
なのは「核兵器のない世界」の前に「安倍のいない世界」である》』
「「核兵器なき世界」さへ目指さないアベ様の言う「核なき世界」が
如何にいい加減かが分かろうというもの…
「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
小型であればですね」というアベ様の思想は何も変わっていない。
《不戦の誓い》《恒久平和の希求》どころか、敵基地攻撃能力の
保持を求める狂った独裁者ブリ。敵基地攻撃論の先には、
何が待っていることやら」
目取真俊さんのブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/国と業者の税金を使った詐欺行為。今さらながら、これのどこが「黒石ガンズリ」なのだ?/浦添軍港建設に反対する!】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/537733cb43fbdfbc1378c6b09c0cb4bd)によると、《現場責任者らしい作業員が、「積込状況」の写真を撮っていた。積み込んでいるのは「黒石岩ズリ」と、説明板に書かれている。これまでもさんざん問題にされてきたが、第五明豊丸に積み込まれている資材のどこが「黒石」で「岩ズリ」だというのだ? 沖縄防衛局員や自民党・公明党の政治家には黒く見えるのだろうか。辺野古の埋め立てに使用されている土砂は税金で購入されている。国と業者が結託して詐欺行為をやっているのと同じだ》。
美ら海にぶちまけりゃぁ、分かりゃぁしない…とでも思っているのだろうか? 何の罪の意識もない愚者たちが税金をドブガネし、美ら海を殺し続けている。
『●事実誤認の常習犯…《聞きたくない質問、都合の悪い質問を
遮るような、その先に国民がいることを無視…》』
「リテラの記事【菅義偉官房長官が国会で望月衣塑子記者をフェイク攻撃!
「赤土混入の調査拒否」は事実なのに「事実誤認」と虚偽答弁】」
沖縄タイムスの【社説[感染米兵移送計画]犠牲強いる構図浮かぶ】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/619578)によると、《狭い島空間に集中する米軍基地は、平時有事を問わず、そこに住む人々に大きな負担と犠牲を強いる。時に、思いもよらない問題を引き起こすこともある。新型コロナウイルスの感染拡大がそうだ》。
また、琉球新報の【<社説>感染米兵沖縄移送案 秘密裏の受け入れ許すな】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1177144.html)によると、《航行中に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した米海軍の原子力空母セオドア・ルーズベルトの約3千人の乗組員を、沖縄の米軍基地に移送する計画を米軍が検討していたことが分かった。最終的に乗組員はグアムで下船することになったが、撤回されたからといって済まされる話ではない》。
アベ様らのことだ、もし番犬様に恫喝されればヒョイヒョイ安請け合いしていた方に賭けます。
『●《県民の命だけでなく経済への「基地リスク」が顕在化した。やがて
「基地は経済発展の最大の阻害要因」という共通認識にもつながる》』
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1175414.html】
<社説>思いやり予算日本要請 いびつな日米関係改めよ
2020年8月18日 06:01
この国は独立国と言えるのか。そんな疑問が浮かぶ。
1978年度から始まった在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)を巡る交渉で、日米地位協定で定めていない労務費などの負担について日本政府は「法的に容認されない」と認識しながらも応じていた。基地管理権や裁判権など地位協定で保障する米軍の特権を維持するためだ。機密解除された米公文書で判明した。
日本政府は地位協定の改定要求が国会で強まることを懸念し、改定せずに条文の拡大解釈した上で負担することを自発的に米側へ要請した。「日米同盟」を安定させ、日本に米軍を引き留める狙いがある。対米従属性の高い地位協定を改定するどころか、米国の特権維持のために巨額な血税を米側に与える、いびつな日米関係を即刻改めるべきだ。
地位協定24条は、在日米軍の維持経費は全て米側負担と定めているが、日本は「思いやり」の名目で負担している。2020年度予算では1993億円を計上した。当初は基地従業員の福利費などを負担していたが、87年度以降は日米で特別協定を結び、従業員の給与のほか、光熱費や訓練移転費を日本が負担している。
この「法的に容認されない」負担が、米側の特権を守るために維持されていることは、もはや独立国家の体をなしていないと言える。日米地位協定を巡っては、米国と地位協定を結ぶ海外の国々と比べても従属性が高く、日本の主権は著しく制限されている。
米軍の排他的管理権が規定されているために環境事故が起きても基地内での調査が拒否されたり、米軍関係の事故が検証できなかったりしている。米兵犯罪で重大事件以外は裁判権を放棄する密約も明らかになっている。在日米軍専用施設の約7割が集中する沖縄では、その弊害が顕著だ。
日米地位協定の抜本改定は、今や沖縄だけの要求ではない。全国知事会が2018年7月に提言して以降、全国の地方議会は改定や見直しを求める意見書を相次いで可決している。米軍を引き留めるために主権を放棄し国民に犠牲を強いることは許されない。
我部政明琉球大名誉教授は、米軍の存在抜きには東アジアで孤立してしまうとの日本の恐怖があると考察する。防衛力を高めても駐留費負担増の要求に応じ続ける日本は「おびえ」を抱えたままだと、限界を指摘する。
思いやり予算を巡る日米交渉は秋以降に本格化する。トランプ大統領は現状の4倍以上に相当する大幅な負担要求をちらつかせている。米国はコスト1兆円超の衛星群計画への参加も日本へ打診中だ。
必死に米軍を引き留めつつ、沖縄に負担を押し付け続ける日本政府の手法はかつての植民地主義をほうふつさせる。対米従属を脱し、対立が激化する米中関係改善の懸け橋となり、軍縮による軍事予算削減の実現こそが、平和憲法が描く日本の在り方だ。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277273】
室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
アベノマスク予算は感染研“経費”23年分 税金の使い方が変
2020/08/14 06:00
(アベノマスクの予算は507億円(C)日刊ゲンダイ)
『アベノマスクに使った予算は、国立感染研の基礎的研究予算の23年分とは。(中略)感染症の研究は国の安全保障そのものなのに。』(田村智子参議院議員・共産党)
これは8月5日のタムトモのTwitterでの言葉。国公労連の編集者・井上伸さんのTweetを引用しての発言。
井上さんのTweetは、「国立感染症研究所のコロナ研究者に話を伺った。『研究者は毎年削減され基盤的研究費も年間一人40万円しかなく室長すら任期付にされようとしている。アベノマスクの予算507億円は感染研の基盤的経費(今年度21・6億円)の23年分になる。官邸の身内利益第一でPCR検査すら抑制する日本は危険な状態にある』」というものだった。
知ってます? コロナの感染が拡大しているこの最中に、「敵基地攻撃能力の保有を」なんていいだしているんだよ、あれは。
先制攻撃は憲法違反。つか、憲法53条で衆参いずれかの議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は臨時国会召集を決定しなければならないと定めているのに、逃げ回っているべ。
あ、話が逸れちゃった。今回もあたしが指摘したいのは、あの方の税金の使い方や、使いたいところがおかしいということ。
腹心の友ならぬ、バク心の友に開校してやったあの学校、感染症対策の研究もするとかいってたよね? コロナ禍において、あの学校に期待してる人いる? 身内だってバク友だって心からそう思ってるわけねぇ。
ブリタニカ国際大百科事典によれば、安全保障とは、『人間とその集団が自己の安全を確保し、生命と財産を守ること。』だという。
あの方がこの国の安全保障を語るのって、ちゃんちゃらおかしいんですが。
前出のタムトモのTwitterはこうつづく。
「ところでアベノマスクは配るのをやめると保管のための費用がかかる(後略)。」
ぎゃっふんだ!
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
数々のアベ様案件の真相究明、塀の中に落ちるなどアベ様らが真の「責任」をとってこそ、アベ様による独裁政権の〝被害〟解決に向けての第一歩。与党自公や癒着党お維の議員を限りなく減らさねければ、ニッポンの再生も無いです。いま、「野党が云々」なんて言っている場合ではないでしょうに。アベ様案件の後片付けとともに、COVID19や経済の崩壊などの目の前の問題に急いで対処していかねば。
『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件
について真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう』
「2020年8月28日(金)午後、漸くこの日を迎えました。
アベ様が首相辞任を表明しました」
リテラの記事【安倍首相が会見で語った「病状」が矛盾だらけ!「潰瘍性大腸炎の兆候」「体調異変」と説明した時期に連日会食、しかも仏料理にステーキ】(https://lite-ra.com/2020/08/post-5606.html)によると、《8月17日、安倍首相が慶應義塾大学病院を受診したというニュースが流れた直後、本サイトは「公然の受診や健康不安情報流出は安倍首相の“政権投げ出し”を正当化するための演出ではないか」という疑惑を指摘した。昨日28日の辞任表明会見をみて、その疑惑はますます濃厚になったというべきだろう。それは、安倍首相自身の病気や健康状態、辞任決断の経緯などに関する説明が、矛盾だらけのシロモノだったからだ》。
病気云々とは関係なく、全てのアベ様案件の真相を明らかにし、真の「責任」を取ってください。
リテラの記事【安倍辞任会見でも“忖度”丸出しだった御用マスコミ…フジは「もっと休んでおけば」テレ朝は「今後も外交に取り組まれるか」】(https://lite-ra.com/2020/08/post-5607.html)によると、《7年8カ月にもおよんだ“暴政”が、またも無責任なかたちで幕を閉じようとしている。昨日28日、持病の潰瘍性大腸炎の再発を理由にした電撃的な辞任劇が繰り広げられたが、その記者会見で安倍首相は、あまりにも自分勝手な主張を並べ立てたからだ。たとえば安倍首相は、辞任を決めたのは2回目の再検査で慶應義塾大学病院入りした24日の月曜日だったと明かしたが、そのタイミングで辞任を決めたことについて、「まさにコロナ禍のなかにおいて、政治的空白を生み出さないようにする上においてはですね、このタイミングで辞任するしかないという判断をいたしました」と述べた。政治的空白を生まないようにする……? このコロナ禍の最中に通常国会を閉会し、憲法に基づいて臨時国会の開催が要求されてもそれを無視、知事や医師会から「特措法改正を国会で議論してほしい」「コロナに夏休みはない」という訴えが飛び出しても、「事態が収束したあとに検討する」などと言い放って「政治的空白」をつくりつづけてきた人間が何を言うか、という話だ》。
何にも突っ込まないクラブ記者の皆さん…。
もう一つ。リテラの記事【安倍首相は「辞任」報道でもお友だち記者優遇! 今回はNHKの岩田明子がスクープ、前回はTBS時代の山口敬之が……】(https://lite-ra.com/2020/08/post-5608.html)によると、《本サイトでも昨日お伝えしたように、28日におこなわれた安倍首相の辞意表明会見では、ほとんどのメディアがぬるい質問に終始し、あらためてそのだらしなさが浮き彫りとなったが、そんななか、最後の最後まで“権力の犬”っぷりを見せつけたのが、「安倍さまのNHK」だ。そもそも、今回、安倍首相の辞任をスクープしたのは、NHKだった。無論、これは言うまでもなく「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」と呼ばれてきたひとりである、政治部の岩田明子解説委員のスクープだろう。フジもほぼ同時刻に一報を報じたが、その情報量や詳細さはNHKが圧倒していた》。
クラブ記者の皆さんもお優しいことだね。で、アベ様のNHKは今後どこに向かっていくの? もう二度と「カラスは黒い」とは言えないのでは? アベ様の〝唯一上手くいった〟「政」は《メディアコントロール》。その呪縛からは容易に逃れられないのではないかと、大変に心配。。
『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?』
「NHK籾井会長の「迷言」、「政府が右というものを左とは言えない」に続き、
「正式な政府のスタンス、政府のきちっとした方針の下での報道をしましょう」
とのこと。情けなき「牙無き」メディア。でも、ダンダリンさん曰く
「世界中の人間が「白」だと言っても、カラスはやっぱり「黒い」です」!!
(『ダンダリン 労働基準監督官第8話』14年11月20日)。
「アベ様のNHK」的な「政府が白というものを黒とは言えない」で良いとは
思えません、ジャーナリストには「カラスはやっぱり「黒い」」と言ってほしい」
一方、『報道特集』(2020年8月29日)で金平茂紀さんは「(自民党総裁選展望といった)競馬の予想みたいな話題に行く前に、アベ政権の功罪について冷徹な検証をまずやることが必要じゃないか。安倍政権の負の遺産をキチンと清算して、教訓を次に活かしていくことがすごく重要なこと。…赤木雅子さんの言葉をちょっと補っておきますとね、「自分の夫は心の病気になって死を選んだんだ、と。病気で辞任する安倍さんだからこそ、その苦しみを理解できるはずだ。きちんと再調査を命じて、辞任してほしい」と仰っていた。あとは、沖縄ですよね。歴代の政権の中で沖縄に対して最も冷淡な政権だった」。
『●事実誤認の常習犯…《聞きたくない質問、都合の悪い質問を
遮るような、その先に国民がいることを無視…》』
『●デモクラシータイムス《「僕の雇い主は国民です」と胸をはり…生きて
いた夫が壊れたのはなぜか、「私は真実を知りたい」から》…に応えよ』
首相辞任までに、アベ様は赤木雅子さんの懸命な要求に応えることがあるでしょうか?
また、最低の官房長官・沖縄基地負担軽減担当相(冗談・マンガのような担当相)をはじめ、沖縄イジメ・沖縄差別に終始した最低最悪の、《悪夢》どころか〝地獄〟のような政権がアベ様の独裁政権です。一例は、上記のブログ。
目取真俊さんのブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/辺野古ゲート前抗議行動/護岸の嵩上げ工事と台風対策】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/42c8885d990cc55ebf71ac1df26fe2bd)によると、《安倍首相が辞任するようだが、沖縄の「負担軽減」という白々しい嘘をくり返し、辺野古や高江、与那国、石垣、宮古で米軍や自衛隊の基地建設を強権的に進めてきた。辞める前にすべての基地建設を止めろ》。
首相辞任会見にて、アベ様は政権の私物化を問われ「政権の私物化はあってはならないことでありますし、私は政権を私物化したというつもりは全くありませんし、私物化もしておりません。まさに、国家・国民のために全力を尽くしてきたつもりでございます」…言いっぱなし、答えっぱなしで、「更問い」も無し。《国家・国民のため》? 《私物化》以外の「政」が何かあっただろうか? アベ様には《つもり》がなかったとは思えないが、《つもり》が無くても現実はどうなっていたのか?
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【https://twitter.com/takedasatetsu/status/1299885594042982400】
武田砂鉄@takedasatetsu
それにしても、「私は、政権を私物化したというつもりは全くありません」と述べたのには驚いた。
赤信号を渡る様子がカメラに映っているのに、「私は赤信号を渡っていません」と言う。思えばこんなことばかりの7年8ヶ月だった。
午前10:44 · 2020年8月30日
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書き起こそうと思ったのですが…すいません、但馬問屋@wanpakutenさんのつぶやきからコピペさせていただきました(https://twitter.com/wanpakuten/status/1299885117117091840)。
「サンデーモーニング」(2020年8月30日)の「風をよむ」のコーナー、〆として、青木理さん「これだけの長期政権では功罪両方あると申し上げたいが、個人的には罪があまりに大きかった。安保法制では戦後日本の政権がずっと辛うじて守ってきた憲法解釈を閣議決定でひっくり返す。一方で憲法が定める民主手続を非常に軽視。国会も非常に軽視した。人事権もこれまでやってはいけないと言われてきた人事を逬発に行使して、結果的に官僚に忖度が蔓延して、ありとあらゆる疑惑や不祥事を、ウソや詭弁でごまかして、結果的に公文書の改ざんまで引き起こした。ヘイトスピーチや排外主義みたいなものを明らかに煽ったのも問題。アメリカに対しては媚びへつらい、武器を爆買いして、対米外交を歪めたところもあるし、日露もそうだし、日朝は一丁目一番地だったはずが、結局、8年もあってほぼ何も前進しなかった。ある種ネポティズム、仲間は大事にするけど敵は絶対許さないという分断というのもあった。また(安倍首相は)憲法に緊急事態条項が必要だと言っていた。それなら緊急事態や危機管理には強いのかと思っていたら、コロナという本当の危機では、後手後手でピント外れで、最終的に体調を崩されたというあたりが、全体を象徴していたと感じる」。
『●『「非国民」のすすめ』読了(2/6)』
《行政私物化と縁故主義(ネポティズム)の跳梁跋扈》
『●主犯A…『A Few Good Men』のように
ネイサン・R・ジェセップ大佐を証人台に座らせろ!』
《加戸氏は美談調で語ったが、これはたんなる縁故主義で、
こういった縁故を優先させる感覚を当然と考えることが、
「“腹心の友”に便宜を図ったのでは」「安倍晋三記念小学校に
特別な計らいをしたのでは」という一連の疑惑の根底にはある。
これでは味方が内幕の意識を暴露したようなものではないか》
『●《カタストロフィーが来ないよう「おかしいことはおかしい」》と
《国民とメディアに制限をかけるというフリーハンドの権限を得た》アベ様に』
《青木さんは、大勢の前で話すのは苦手と言いながら言葉は流れるように
止まらない。いびつなナショナリズムが強まったのが森友問題と捉え、
安倍政権の本質であるネポティズム(縁故主義)をヤリ玉に挙げた》
『●国会からトンズラ総理・アベ様の縁故資本主義およびCOVID19
無能無為無策…《火事場泥棒によるピンハネで日本は滅びてしまう》』
『●金子勝さん《コロナ対応で失敗続きの小池…東京が感染のエピセンター
(震源地)と化してしまうのではないか》? 「ト」政によって既に…』
「その根っ子は、壊憲な新自由主義に由来する医療費削減や自己責任論だ。
しかも、アベ様のネポティズム、《クローニー(縁故)資本主義》な
腐敗した政権。COVID19人災の《アンダーコントロール》演出のための
検査数抑制へとつながり、さらには、
《火事場泥棒によるピンハネで日本は滅びてしまう》」
最後に、「地位に恋々としがみつく」ことの無かった前川喜平さんのつぶやきを。
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【https://twitter.com/brahmslover/status/1299623020063911936】
前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
辞めるなら説明してからやめてくれ。
辞めるなら謝罪してから辞めてくれ。
辞めるなら責任とって辞めてくれ。
午後5:20 · 2020年8月29日
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【https://twitter.com/brahmslover/status/1299624846591107073】
前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
数々の政策の失敗、数々の行政の私物化について、納得できる説明をし、ちゃんと謝罪し、その責任をとってから、辞めてほしい。
午後5:28 · 2020年8月29日
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[※ 【サービスデザイン推進協議会が経済産業省から受託した全14事業】(東京新聞、2020年6月1日)↑]
リテラの記事【安倍政権が「国会閉じるな」の声を無視して強行閉会! 電通疑惑、イージス・アショア問題にフタ、今後は杜撰なコロナ対策も放置状態に】(https://lite-ra.com/2020/06/post-5478.html)。
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/火事場泥棒でボロ儲け 政官民の詐欺集団がこの国を滅ぼす】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274659)。
《新型コロナという「100年に一度の国難」(安倍首相)の只中にあるというのに、国権の最高機関であり唯一の立法機関である国会を、与党は明日、閉会させる見込みだ。東日本大震災があった2011年、民主党政権は通常国会を8月31日まで延長し、9月と10〜12月に臨時国会を召集したが、新型コロナ対応にあたるいま、1年を通して審議がおこなわれるよう国会を開けておくことは当たり前の話だ》。
《安倍政権の仲間内のピンハネ体質は根深い。持続化給付金事業の問題である。新型コロナウイルスの影響で経済が悪化する中で、火事場泥棒よろしくオトモダチに甘い汁を吸わせている》。
『●《なぜこんなバレバレのウソをつくのかというと、今までそういう
ウソでうまく騙せてきたから。政権発足以来7年間。》(前川喜平さん)』
『●《不安定な労働を拡大させた張本人》学商・竹中平蔵氏…「世界は
これから数年、痛い目を見たあと、社会の分断解消に向けた議論が…」』
『●デマ・ウソ吐きはどっち? 《雇用調整助成金…構造的欠陥があり、
誰もが受け取れる「休業補償」という仕組みにはまったくなっていない》』
『●最低の官房長官《“議事録は残さない”と明言したのも…隠蔽を
ほじくり返されないようにするためだったのではないか…抜け道を悪用》』
『●《アンダーコントロール》演出でアベ様らがCOVID19人災という
「火事場」を作り、電通やパソナが《中抜きで大儲け》な「泥棒」を働く…』
『●政府広報費予算は(第二次)アベ様政権発足以降、《悪夢のような》
民主党政権時の倍増で約83億円…その増加分の約40億が電通へ』
『●日刊ゲンダイ【都発注の五輪ボランティア事業 パソナ委託契約は
謎だらけ】…ト知事は「五輪関連予算の適正化」「入札制度改革」を掲げ…』
『●すぐさま公選法違反な河井克行元法相夫妻を逮捕…《憲法53条は
「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は…」》』
『●いつも通り《パソナもしっかり利権にありついている》…学商・
竹中平蔵氏は「政府対応を批判する世論と、それを煽るマスコミが悪い」と…』
17日(木)現在、自公お維は国会を閉じようとしています。モリ・カケ・サクラ、様々な公文書の偽造や、いまや、議事録さへ作成しない、等々等々…そして、いま、COVID19のパニック、アベ様による人災という放火「火事場」に乗じて、電通やパソナは「泥棒」している〝疑惑〟。救いようのない、最悪な《悪夢のような》独裁政権。(自民党候補者の通常の10倍の)1.5億のアベ様マネーをもらっていた公選法違反な河井克行元法相夫妻は離党して自民党や総裁としては全て御終いにする気らしいし、賭けマージャンな黒川弘務元東京高検検事長は御「注意」で御終い。そもそも、選挙妨害で《民主主義の根幹を壊す犯罪行為》なアベ様…ではありますが。
国会からも「トンズラ総理」。「逃げるは恥だし役立たず」なアベ様は《今は逃げるが勝ちと判断した》のかな? アベ様絡みの問題山積、国権の最高機関・国会で、どうぞ主権者・「国民に丁寧に説明」してくださいな。
『●逃げるは恥だし役立たず、国会からも「トンズラ総理」…
「所信表明も代表質問も拒否」な国会軽視の横暴』
『●アベ様らが《霞が関官僚》を支配して堕落させ、《国会の質疑、
ひいては、国権の最高機関たる国会の存在価値それ自体を貶め》た』
『●#COVID19 記者会見モドキから「逃げるは恥だし役立たず」…
《首相動静 29日…6時、記者会見。7時12分、自宅。》』
『●内閣支持率は《国会を閉じれば…自然と回復》…「逃げるは恥だし
役立たず」なアベ様は《今は逃げるが勝ちと判断した》のか?』
できないのならば、#さよなら安倍総理! #犯罪者は刑務所へ!、でよろしくお願いします。
アベ様のネポティズム…《嗤えない》どころか、世界中から嘲笑われている。本当に恥ずかしい。
AERAのコラム【姜尚中「縁故資本主義の日本は中国の国家資本主義を嗤えない」】(https://dot.asahi.com/aera/2020061600012.html)によると、《現在の持続化給付金をめぐる官製談合的な癒着の構造への疑念や、「GoToキャンペーン」をめぐる法外な事務委託費、さらに第2次補正予算案に計上されている空前の予備費など、国の財政は「打ち出の小槌」のように、クローニー(縁故)資本主義の「餌食」にされていないかどうか──。これがゲスの勘ぐりだとするならば、徹底して情報を開示し、しっかりとした説明を議会の場でやってもらいたいと多くの国民が望んでいるはずです。そうでなければ、事実上「社会主義」が看板だけの中国の「国家資本主義」を嗤(わら)えないのではないでしょうか》。
『●『「非国民」のすすめ』読了(2/6)』
《行政私物化と縁故主義(ネポティズム)の跳梁跋扈》
『●主犯A…『A Few Good Men』のように
ネイサン・R・ジェセップ大佐を証人台に座らせろ!』
《加戸氏は美談調で語ったが、これはたんなる縁故主義で、
こういった縁故を優先させる感覚を当然と考えることが、
「“腹心の友”に便宜を図ったのでは」「安倍晋三記念小学校に
特別な計らいをしたのでは」という一連の疑惑の根底にはある。
これでは味方が内幕の意識を暴露したようなものではないか》
『●《カタストロフィーが来ないよう「おかしいことはおかしい」》と
《国民とメディアに制限をかけるというフリーハンドの権限を得た》アベ様に』
《青木さんは、大勢の前で話すのは苦手と言いながら言葉は流れるように
止まらない。いびつなナショナリズムが強まったのが森友問題と捉え、
安倍政権の本質であるネポティズム(縁故主義)をヤリ玉に挙げた》
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【https://lite-ra.com/2020/06/post-5478.html】
安倍政権が「国会閉じるな」の声を無視して強行閉会! 電通疑惑、イージス・アショア問題にフタ、今後は杜撰なコロナ対策も放置状態に
2020.06.16 10:57
(参議院インターネット審議中継(6月15日)より)
新型コロナという「100年に一度の国難」(安倍首相)の只中にあるというのに、国権の最高機関であり唯一の立法機関である国会を、与党は明日、閉会させる見込みだ。
東日本大震災があった2011年、民主党政権は通常国会を8月31日まで延長し、9月と10〜12月に臨時国会を召集したが、新型コロナ対応にあたるいま、1年を通して審議がおこなわれるよう国会を開けておくことは当たり前の話だ。
しかし、安倍首相にはその「当たり前」が通用しない。安倍首相自身が「夏になったからと言って安心できない」などと第2波を懸念しているというのにどうして国会を閉じるのか、その理由はただひとつ、「追及を受けたくない」からだ。
世論調査では軒並み内閣支持率が下落しているが、これまでも安倍首相は国会閉会によって追及から逃げることで低下した支持率を持ち直させ、森友・加計疑惑や「桜を見る会」問題を有耶無耶にしてきた。今回も同じように、新型コロナ対応の追及を封じ込めようというわけだ。
実際、いま国会が閉じてしまえば、追及がおこなえなくなる問題は山のようにある。
そのひとつが、電通への再委託が問題となっている「持続化給付金」だ。事務を受託したサービスデザイン推進協議会をめぐっては入札に参加したデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社のほうが応札額が低かったことや、第二次補正予算に盛り込まれた「家賃支援給付金」でも支給事務をリクルートに約942億円という巨額で委託することが判明するなど、追及・検証が必要な問題が数々出てきている。
だが、さらに重要なのは、「申請から支給まで2週間程度」と謳われていた「持続化給付金」が、2週間以上経っても支払われていない人が数多くいるということだ。しかも、申請開始の5月1日から11日のあいだに申請を受け付けた約77万件のうち、約5万件が1カ月経っても支給されていないというのである(6月12日時点)。
中小・零細企業にとって「命綱」であるこの給付金が1カ月経っても支給されない──。申請しているこの約5万件の事業者、そして雇用されている人たちのことを考えれば、どうしてこんなことになっているのか、安倍首相にはしっかり国民に説明する必要がある。
だが、安倍首相は15日の参院決算委員会で「この1カ月間で150万件に支払いをしている」「現場がぼーっとしていて何もやっていないのではまったくない」などと主張。挙げ句、5月1日に申請した人たちにまだ支給されていない問題について、こんなことを言い出したのだ。
「申請する方もですね、人間ですから、これ、何にもまったく問題がなくて、受ける側がですね、受ける側が、全然、これ怠慢でですね、できてないというのでは、これは、これは明確に申し上げなきゃいけないんですが、それではないんですよ。そこをはっきり申し上げておきたいと思います。それはやはり、書類のなかにですね、さまざまな課題や、課題というか問題があったのは事実なんですよ」
「申請者に連絡を取ったら、また、なかなか(連絡が)つかなくなってしまった、あるいはまたですね、申請しても『こうこうこうしてください』と言っても、なかなかそうなってないのもあるんですよ、正直に申し上げまして」
「一人ひとり、相当ていねいに、これ、やっているんで、残ったのは少しですから。でも、それ以外は、これだけ進んでいるんですから、そこはですね、一生懸命やってるっていうことは評価もしていただきたいし、すべてがですね、経産省側の手落ちで、ということでもないわけであります」
■国会閉会で追及が止まったら、安倍政権のデタラメなコロナ対策を止めることは不可能に
少なくとも約5万件もの事業者が1カ月も支給されないままにあることを「残ったのは少し」と発言すること自体が信じられないが、もっと酷いことに、申請者に対して「提出してきた書類に問題があった」「連絡がつかなくなった」「指示しても指示通りにしてこない」など一方的に文句をつけ、「経産省は一生懸命やっている。経産省は悪くない」と主張したのである。
国会で繰り広げられた、この絶句するような安倍首相の答弁。だが、重要なのは、国会は野党による追及によって安倍首相のこうした姿勢をあぶり出し、メディアがそれを報じ、国民が批判の声をあげて問いただすことができるということだ。その機会が奪われるということは、独断専行の安倍首相の暴走や怠慢を直接、追及する場を失うということなのである。
実際、一律10万円給付にしても、国民が批判の声をあげた結果、安倍首相を方針転換させることができたが、いまだに全世帯の4割程度にしか給付されていない状況にある。さらに、10兆円という前代未聞の予備費がまたも隠れ蓑を通じて電通のような安倍政権に近い大企業に流れる可能性だって十分にある。今後、国会が開かれなければ、こうした問題を安倍首相に直接追及することができるのは、安倍首相の気分で開催が決まる記者会見くらいになってしまうのだ。
国民の命・生活を守るための議論より自己保身を優先し、逃げることを「恥」とも感じていない安倍首相。しかも、ここにきて河野太郎防衛相がイージス・アショアの配備計画の停止を表明したが、停止の理由であるブースターの落下地点の問題はこれまでさんざん指摘され、一方で政府は「安全に配備・運用できる」と説明してきたものだ。当然、その説明の食い違いについて徹底追及されなければならないが、肝心の国会は閉会してしまう。つまり、追及を避けるために閉会直前のタイミングを狙って配備計画停止を打ち出したのではないか。
繰り返すが、このまま国会を閉じるということは、新型コロナの感染が再び拡大したときに新たな補正予算や立法を伴う対策や、またその追及もできず、これまでよりももっと杜撰な対応がとられかねないという危険な問題を孕んだものだ。立憲民主党と国民民主、共産、社民の野党4党は年末までの国会延長を要求、閉会日となる明日にも国会に延長動議を提出するとし、Twitter上では「#国会延長を求めます」「#国会を止めるな」というハッシュタグが生まれている。国民から背を向けようという安倍首相のトンズラを、けっして許すわけにはいかない。
(編集部)
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274659】
金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
金子勝の「天下の逆襲」
火事場泥棒でボロ儲け 政官民の詐欺集団がこの国を滅ぼす
2020/06/17 06:00
(電通本社(左)とサービスデザイン推進協議会が
入っているビル(C)共同通信社)
安倍政権の仲間内のピンハネ体質は根深い。持続化給付金事業の問題である。新型コロナウイルスの影響で経済が悪化する中で、火事場泥棒よろしくオトモダチに甘い汁を吸わせている。
コロナ禍による解雇・雇い止めは2・5万人に達し、東京商工リサーチの調査ではコロナ関連倒産は245件に上る。モリカケ桜疑惑で税金私物化が浮き彫りになったが、よりによって非常事態のさなかに生活苦にあえぐ国民の血税に巣くってボロ儲けしているのだ。
違法性を意図的に免れようとする、ある種の脱法行為であることは疑いようがない。電通は安倍首相や自民党の二階幹事長に献金する一方、国政選挙では広報事業を受注する顧客の関係だ。政府事業を直接委託すれば公選法上、非常に危うい。だから、社員を出向させたトンネル社団法人のサービスデザイン推進協議会(サ推協)を通し、二重三重に再委託したのだろう。
持続化給付金769億円の97%が電通に再委託され、子会社の電通ライブなどに再々委託。そこからさらに、竹中平蔵氏が会長のパソナやIT企業のトランスコスモス、大日本印刷などに外注されている。
企業を介在させるたびにカネが中抜きされる構図は収賄に近い。しかも設立以来、決算公告を一度もしていないのもヒドい。ここにきて、政官民の癒着体質も明らかになった。給付金事業を担当する経産省中小企業庁の前田泰宏長官が米国視察中に開いたパーティーに、当時電通社員だったサ推協の業務執行理事が参加していた。サ推協の定款のプロパティー作成者名は経産省の情報システム厚生課だ。経産省は癒着を否定しているが、非常に見苦しい。
先週成立した第2次補正予算には、10兆円もの予備費が計上されている。コロナ対策名目で、こうしたトンネル法人を通じたピンハネ方式の大盤振る舞いをするつもりか。リーマン・ショック後の予備費が1兆円、3・11が8000億円だったから、いかに巨額か。
政府は予定通りに通常国会を閉じ、臨時国会も召集せず、ロクに検査もせず、ステイホームを呼びかけるだけで抜本的なコロナ対策を行わず問題を放置するのだろう。そして、解散・総選挙に向けて予備費を湯水のようにバラまく腹積もりなのだろう。
コロナを封じ込める抜本的な対策が必要だ。それは、すべての国民に抗体検査を実施し、治療薬を活用した治療法を確立することだ。1兆円にもならないはずだ。この惨状を看過すれば、火事場泥棒によるピンハネで日本は滅びてしまうだろう。
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[※ 《望月衣塑子のジャーナリスト精神に迫る》…森達也監督『i -新聞記者ドキュメント-』(https://i-shimbunkisha.jp/)↑]
リテラの記事【「詩織さん全面勝訴」で証明された警察・検察のおかしさ! やはり御用記者・山口敬之と安倍政権の関係が逮捕、立件を潰していた】(https://lite-ra.com/2019/12/post-5150.html)。
《だが、繰り返すがこれは当然の判決だ。そもそも、タクシー運転手やベルボーイという第三者による証言のほか、詩織さんを抱えて引きずる山口氏の姿が映った防犯カメラ映像も証拠として提出されている》。
『●伊藤詩織さんによる民事裁判「私たちが勝利しました」、
山口敬之氏の高額「反訴」は棄却…なぜ刑事事件で裁けなかった?』
山口敬之氏事件について、氏は控訴するとのことですから、伊藤詩織さんは高裁での闘いに勝ち続けることと、引き続き、多くの方がそれを支援する。別途、民事訴訟の場では困難な、北村滋氏や中村格氏らが一体何をヤリ、なぜソレをヤッタのかを解明すること。伊藤詩織さんご本人というよりも、支援者の皆さんや国会議員、ジャーナリズムの役割ではないかと思います。リテラなどでは過去にも報じられている、重大な問題です。絶対に解明されるべき。
昨日に引き続き、前川喜平さんのツイート。
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【https://twitter.com/brahmslover/status/1207501771725099008】
前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
山口敬之の事件「刑事と民事で判断が分かれた」のではない。裁判所は刑事で判断していない。判断したのは検察だ。「検察と裁判所で判断が分かれた」のだ。検察はなぜ起訴しなかったのか。検察審査会はなぜ不起訴相当としたのか。山口とアベ夫妻との関係がどう関係しているのか。追及すべきはそこだ。
午後0:23 2019年12月19日
【https://twitter.com/brahmslover/status/1207548319678861313】
前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover
山口敬之の事件は、検察・警察が腐っているという、国政上の重大事件だ。山口敬之を国会に証人喚問して、「北村さま」に何を頼んだのか、吐かせるべきだ。
午後3:28 · 2019年12月19日
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前川さんは「検察と裁判所で判断が分かれた」「山口とアベ夫妻との関係がどう関係しているのか。追及すべきはそこだ」「検察・警察が腐っているという、国政上の重大事件だ」と仰っており…本当にそう思います。
日刊ゲンダイの記事【伊藤詩織さん全面勝訴 “アベ友”山口敬之氏の呆れた言い分】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266488)。《「一つのピリオドはつけられた気持ちです」――。ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者山口敬之氏(53)から性的暴行を受けたとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟は18日、詩織さん側の“完全勝利”に終わった…■卑劣手口に新証言…つまり、裁判所が認めたように、2人の間で「合意があった」とは考えにくい状況だったのだ…これまで表舞台に出てこなかったクセに「敗訴」をメディアのせいにする始末だった。「アベ友」元記者の言い分は果たして世界に通用するのか》。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/これも”保護”される上級国民案件】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201912190000061.html)。《★ジャーナリスト・伊藤詩織が、元TBSワシントン支局長・山口敬之から性暴力被害にあったとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁であり、裁判長は330万円の支払いを命じたが、思えばこの事件も首相や副総理とじっこんの記者が官邸に泣きついたところから始まった。山口には逮捕状が出ていたが官房長官・菅義偉の秘書官を長く務めた当時の警視庁刑事部長・中村格の決裁で「逮捕不要」とし、逮捕直前に中止となった…★伊藤の勝訴に多くの人が官邸や警察の忖度(そんたく)と違い、司法はまだ正義を保っているのではないかと期待したろうが、刑事訴訟では負け民事訴訟で勝ったという構図だ。ただこの間、伊藤に対してさまざまな誹謗(ひぼう)中傷がネットで躍った。極め付きは係争中の山口の弁護士がそれを行っていたなど、政権やそれを支持する人たちによる攻撃という劣勢とハンディキャップの中、伊藤は戦ったことになる。また右派言論陣が山口擁護を繰り広げたことも記憶に新しい…桜を見る会と同様、首相や官邸に近しい人、私人と言い張る首相夫人の交友ならば超法規が適用され、反社だろうがマルチまがいの経営者だろうが“保護”されるという構造にメスが入るか否かの入り口にある事案だったのではないか。女性への性被害を闇に葬ることなど簡単だと政権が言うならば、山口の逮捕状を握りつぶさせた価値観との闘いが始まる覚悟をすべきだろう》。
《刑事訴訟では負け》たのではない。先の前川さんのツイート、《裁判所は刑事で判断していない。判断したのは検察だ。「検察と裁判所で判断が分かれた」のだ。検察はなぜ起訴しなかったのか。検察審査会はなぜ不起訴相当としたのか》。なぜ犯罪者が刑事事件で裁かれなかったのか? 《女性への性被害を闇に葬》ろうとしたのか? どのように??
なぜ刑事事件で裁けなかったのか…北村滋氏や中村格氏らは何をやったのか? なぜ?? さらに加えれば、内調。《内調がフェイクニュースをでっち上げてマスコミにリークし、ネットにばらまく──。…映画『新聞記者』…のなかの絵空事のような国家による謀略が、実際におこなわれていたのである》。
それらの点について突っ込んた報道、特にテレビでは、なぜになされないのか? 「検察・警察が腐っているという、国政上の重大事件」としても報じてほしい。主に報道に向けてだと思いますが、下記の記者会見で、伊藤さん自身も「I need your help!」と訴えておられます。リテラの主張《求められるのは逮捕状取り消し、捜査圧力問題の再検証だ》に同意します。
日本外国特派員協会での伊藤さんの記者会見について、すいません、以下に貼らせていただきます。警察の酷さにも唖然とさせられます…。また、山口敬之氏の同所での記者会見についても貼り付けさせていただきます。(外国人記者発言)《「上級国民」扱い》の氏自身、および、弁護士の酷い言い分をご確認ください。醜悪な弁護士の言い分を、隣で山口氏はどんな思いで聞いていたのだろう…。ちなみに、この酷い会見には、ジャーナリストとして伊藤さん自身も出席しておられます。その上で、本人を目の前に平気で「嘘つきの常習犯」呼ばわりをできる山口氏の神経が分からない…。
【性暴力被害訴訟で勝訴 ジャーナリストの伊藤詩織氏が外国特派員協会で会見(2019年12月19日)】
(https://www.youtube.com/watch?v=NiMbFDb1BAQ)
【【ライブ】元TBS記者 山口敬之氏が会見(日本外国特派員協会より)】
(https://www.youtube.com/watch?v=lvVGCJ-0BJM)
『●「森友、加計、準強姦事件の3つ…
諸悪の根源である“主犯”は目の前にいるのだ」=アベ様御夫妻』
《安倍首相と近しい関係といわれる元TBSワシントン支局長の
山口敬之氏に「レイプされた」と会見で訴えた詩織さんの
「準強姦事件」も“本質”は同じ。事件を握り潰したと報じられたのは、
菅官房長官の秘書官だった警視庁の中村格刑事部長(当時)。
現在は共謀罪を担当することになる警察庁組織犯罪対策部長だ。
犯罪を平気でもみ消す、と批判されている人権軽視の警察官僚が、
犯罪を恣意的につくり出しかねないと懸念されている悪法の責任者に
就いているなんて、これぞ悪夢だ》
『●ニッポンのマスコミも完全に破壊…鬼畜なアベ様広報官犯罪、
司法の「Black Box」に踏み込めず』
『●『総理』著者・山口敬之氏…犯罪もみ消しを忖度してもらえるほどの、
「ただの番記者」どころか腹心の友』
『●TBS「ドラマ部門が勇気ある行動を起こしたということなのかもしれない」…
その「放送された意義」』
『●アベ様独裁下の《黙って見過ごすわけにはいかない
日本の問題》があまりに多すぎる…躾けられてはいけない』
「山口敬之氏が反訴したそうだ。神経を疑う。最「低」裁を頂点とした司法も
頼れず…。警察や検察がアベ様に忖度したように、司法も、今回も正しく
「司法判断」することなく、何時もの「政治判断」だろうか。絶望的な国」
『●日本のマスコミは準強姦事件についてなぜ騒がないのか?
…「日本の国会やメディアは…関心がないようだ」』
『●《安倍首相と昵懇の元TBS記者・山口敬之氏からの
性暴力》犯罪の裏で《官邸の関与》…最低の官房長官らは何を?』
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【https://lite-ra.com/2019/12/post-5150.html】
「詩織さん全面勝訴」で証明された警察・検察のおかしさ! やはり御用記者・山口敬之と安倍政権の関係が逮捕、立件を潰していた
2019.12.18 07:45
(性被害を訴えた伊藤詩織さんの著書『Black Box』(文藝春秋))
至極当然の判決が出た。ジャーナリストの伊藤詩織さんが、安倍首相と昵懇の元TBS記者・山口敬之氏から意識がないなかで性行為を強要されたとして1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、本日、東京地裁は「酩酊状態にあって意識のない原告に対し、合意のないまま本件行為に及んだ事実、意識を回復して性行為を拒絶したあとも体を押さえつけて性行為を継続しようとした事実を認めることができる」と認定し、山口氏に330万円の支払いを命じた。
判決詳報を報じた「弁護士ドットコムニュース」の記事によると、裁判所は、山口氏と伊藤さんが会食した2015年4月3日、2軒目に訪れた寿司屋を出た時点で伊藤さんが「強度の酩酊状態にあった」と認定したほか、翌日に伊藤さんが産婦人科でアフターピルの処方を受けたこと、数日後に友人に相談し、その後原宿警察署に相談に訪れていることなどをもって「今回の性行為が伊藤さんの意思に反して行われたものであると裏付けるもの」と結論づけたという。
一方、裁判所は山口氏の供述について「重要な部分において不合理な変遷が見られる」と指摘。たとえば、山口氏は2015年4月18日に伊藤さんに送ったメールで〈あなたは唐突にトイレに立って、戻ってきて私の寝ていたベッドに入ってきました〉と記述していたのに、裁判では「伊藤さんに呼ばれたために山口さんが窓側のベッドから伊藤さんの寝ている入口側のベッドに移動した」と証言していたとし、こうした点から、判決では山口氏の供述について「信用性には重大な疑念がある」と述べ、対する伊藤さんの供述は「相対的に信用性が高い」と認めた。
さらに、山口氏は伊藤さんが性行為に同意していたと主張して、伊藤さんが『Black Box』(文藝春秋)を出版するなど被害を訴えたことによって名誉やプライバシーが傷つけられたとして、伊藤さんに1億3000万円の損害賠償を求める反訴を起こしていたが、これについても東京地裁は「伊藤さんが性犯罪の被害者をめぐる状況を改善しようと被害を公表した行為には、公共性や公益目的があり、内容は真実だと認められる」とし、山口氏の訴えを退けた。
つまり、意識がないなかで性暴力をふるわれ、意識を戻して拒絶したにもかかわらず山口氏がやめずに継続しようとしたという伊藤さんの訴えが認定され、一方、告発を封じ込めようとするような山口氏側のスラップ訴訟も退けられるという、“全面勝訴”の判決といえる結果となったのだ。
だが、繰り返すがこれは当然の判決だ。そもそも、タクシー運転手やベルボーイという第三者による証言のほか、詩織さんを抱えて引きずる山口氏の姿が映った防犯カメラ映像も証拠として提出されている。実際、裁判所も〈ホテルに到着し、山口さんに引きずられるようにして降車した〉ことや〈ホテルの部屋に向かう間、足元がふらついていて、山口さんに支えられる状態だった〉ことを事実として認めているのだ(前述・「弁護士ドットコム」より)。
だが、こうした当然の判決が出たことによってあらためて問い直さざるを得ないのは、なぜここまで証拠が揃った事件に対し、急に逮捕が取り消され、さらには嫌疑不十分で不起訴となったのか、という問題だ。
あらためて振り返ると、伊藤さんからの相談を受けて、当初捜査を担当していた高輪署の捜査員は山口氏の逮捕状をとり、2015年6月8日、山口氏を逮捕すべく複数の捜査員が成田空港で山口氏の帰国を待ち構えていた。ところが、この逮捕直前に上層部からストップがかかった。そして、この逮捕取りやめを指示したのが“菅義偉官房長官の子飼い”である当時の中村格・警視庁刑事部長(現・警察庁官房長)だった。「週刊新潮」(新潮社)の直撃に対し、中村氏自らが「(逮捕は必要ないと)私が決裁した」と認めているのだ。つまり、官邸中枢と近い警察官僚の指示により、山口氏は逮捕をまぬがれたのである。
しかも、山口氏の逮捕が取りやめになったあと、不可解にもこの高輪署の捜査員は担当から外されてしまった。結果的に事件は2015年8月26日に書類送検されたが、山口氏は翌年7月22日付けで嫌疑不十分で不起訴処分に。逮捕寸前までいった事件が、このように“ブラックボックス”のなかに押し込められてしまったのだ。
■山口敬之が内調トップに相談メール、内調は詩織さん中傷のチャート図を作成
このあまりに不自然な逮捕取りやめと不起訴処分には、当然、官邸の関与が疑われてきた。実際、「週刊新潮」が伊藤さんの問題で山口氏に問い合わせした際、山口氏はその対応を内閣調査室のトップで“官邸のアイヒマン”との異名を持つ北村滋内閣情報官(現・国家安全保障局長)に相談していた可能性まで指摘されている。というのも、山口氏は「週刊新潮」の取材メールに対し、誤ってこんな文書を送信しているのだ。
〈北村さま、週刊新潮より質問状が来ました。
伊藤の件です。取り急ぎ転送します。
山口敬之〉
「Fw:」(転送)すべきところを「Re:」してしまうあたり、山口氏が相当焦っていたことが伺えるが、一方、北村氏率いる内調は、“伊藤さんの背後に民進党人脈がいる”というフェイク情報を流しバッシングを扇動していたという衝撃的な事実まで判明した。
じつは伊藤さんが検察審査会に不服申し立てをして司法記者クラブで記者会見をおこなった直後から、ネット上では「詩織さんは民進党の回し者」なる風評が飛び交っていた。さらに半日も経たないうちに伊藤さんと伊藤さんの弁護士と民進党の山尾志桜里議員の関係をこじつけ、伊藤さんを「民進党関係者」だとするフェイクチャート図の画像がネット上に出回ったのだ。
だが、これについて「週刊新潮」は内調が流したものであると報道。記事では〈本誌が山口氏の問題を取り上げ、それから詩織さんが記者会見をする5月29日より少し前のこと。政治部のある記者は、知り合いの内調職員から右下の図を受け取った〉としてチャート図を紹介している。正確には、このチャート図自体は伊藤さんの会見写真が入っているため、会見後に作成されたものと考えられるのだが、内調が“こじつけの関係”を記した類似のペーパーを政治部記者に渡していたのはたしかだ。というのも、本サイトのもとにも会見前と会見後に「内調が伊藤詩織さんに対するカウンター情報をふれまわっている」という情報が届いていたからだ。つまり、内調は事前に関係を解説した資料を配布し、会見後、さらにそれを写真入りのチャート図に更新して配布したのかもしれない。さらに、本サイトの調査では、内調が情報を直接2ちゃんねるに投下した可能性すらうかがわれた。
内調がフェイクニュースをでっち上げてマスコミにリークし、ネットにばらまく──。今夏に公開された映画『新聞記者』でも、この一件をモデルにしたと思われるシーンが登場するが、映画のなかの絵空事のような国家による謀略が、実際におこなわれていたのである。
なぜ、元TBS記者の事件に、官邸の息がかかった警視庁刑事部長や内閣調査室がここまで動き回るのか。それは言うまでもなく、山口氏が「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」のひとりだからだ。
■山口敬之と安倍首相の特別な関係! ヨイショ本出版の裏で「起訴なし」の検察情報入手か
そもそも、山口氏はTBS時代から“安倍の太鼓持ち”と呼ばれるほど安倍首相と個人的に親しい関係を築いてきた。安倍首相は国会で山口氏について「取材対象として知っている(だけの関係)」などと言ってごまかしたが、山口氏の結婚披露宴に安倍首相が出席していたことを「FLASH」(光文社)が写真付きで報じている。しかも、山口氏の単行本デビュー作となったのは、2016年6月9日に発売された安倍総理礼賛本『総理』(幻冬舎)だった。
しかし、この『総理』をめぐっても疑惑が出ている。山口氏はFacebookで“不起訴処分は2016年7月に関係者に伝えられ、その結論を得て本格的な記者活動を開始した”などと述べているが、山口氏が『総理』を出版したのは、前述したとおり2016年6月9日。つまり、山口氏は不起訴より1カ月も早く記者活動を開始していたのだ。
そして、この事実について、作家の中村文則氏は毎日新聞2017年7月1日付愛知版で、こう疑義を呈した。
〈そもそも、首相の写真が大きく表紙に使われており、写真の使用許可が必要なので、少なくとも首相周辺は確実にこの出版を知っている(しかも選挙直前)。首相を礼賛する本が選挙前に出て、もしその著者が強かんで起訴されたとなれば、目前の選挙に影響が出る。〉
〈でも、山口氏の「総理」という本が16年6月9日に刊行されているのは事実で、これは奇妙なのだ。なぜなら、このとき彼はまだ書類送検中だから。
しかもその(『総理』発売日の)13日後は、参議院選挙の公示日だった。だからこの「総理」という本は、選挙を意識した出版で、首相と山口氏の関係を考えれば、応援も兼ねていたはず。そんなデリケートな本を、なぜ山口氏は、書類送検中で、自分が起訴されるかもしれない状態で刊行することができたのか。〉
つまり、山口氏はなんらかのルートを使って起訴がないことを事前に把握していたのではないかと中村文則氏は分析したのだが、山口氏と中村格氏、内閣情報調査室トップだった北村前情報官との関係を考えると、裏で官邸が動き、首相のお友だちである山口氏にいち早く不起訴を知らせていた(あるいは不起訴になるようにもっていった)可能性は十分考えられるものだ。
事件自体に数々の証拠が揃っていながら、なぜ不起訴となったのか。しかも、伊藤さんの不服申し立てに対し検察審査会は2017年9月に「不起訴相当」と議決。ネット上では「検察審査会の判断が出たのだから山口氏は無罪」とする擁護意見が溢れることになってしまった。
■山口敬之は“性的マイノリティ認めるなら痴漢の権利も保障せよ”の小川榮太郎と会見
だが、この検察審査会の議決についても、さまざまな疑問がある。まず、議決の理由は〈不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がない〉という、理由になっていない理由が記されているだけ。さらにどのような証拠をもって審査されたかもわからず、その上、補助弁護人も付いていなかったのだ。このことについて、元検事である郷原信郎弁護士は「補助弁護人が選任されていないということは、“法的に起訴すべきだった”という方向において、専門家の意見は反映されていないことを意味しています」と答えている(「週刊新潮」2017年10月5日号/新潮社)。
しかも、検察審査会では安倍政権絡みの事件での不起訴に対する不服申し立てについては、同様の「不起訴相当」の議決がつづいている。かなり悪質だった甘利明・元経済再生相の現金授受問題でも、証拠隠滅のためハードディスクをドリルで破壊した小渕優子・元経産相の政治資金事件でも「不起訴相当」という議決だったからだ。
このように、証拠が揃い、逮捕一歩手前までいったというのに、官邸周辺の人物が暗躍するなかで事件は闇に葬られようとしてきた。しかし、伊藤さんはネット上でひどい誹謗中傷に見舞われながらも、ブラックボックスを「オープン」にするため、民事裁判をおこなった。そして、ようやくその主張が民事司法によって認められたのだ。
その道のりを想像するだけで胸が苦しくなるが、しかし、加害者の山口氏はさっそく会見を開き、控訴することを発表した。しかも、会見には同じく幻冬舎から安倍首相礼賛本を出版した小川榮太郎氏を同席させた。小川氏といえば、自民党・杉田水脈衆院議員の“性的マイノリティには生産性がない”という差別言説を“性的マイノリティを認めるなら痴漢の触る権利も保障せよ”なるヘイトの上塗りで擁護し、さらに伊藤さんバッシングを繰り広げている人物だ。そのような人物を呼び寄せて会見を開くというのが、山口氏が何をバックにしてきたかを物語っている。
しかし、ここまではっきりと伊藤さんの主張が認められたことを考えれば、求められるのは逮捕状取り消し、捜査圧力問題の再検証だ。これは伊藤さんひとりの問題ではない。この問題に黙ることは、権力に近い人物だというだけで逮捕が取り消されてしまうという、法治国家とは言えない状態を是としてしまうことになるからだ。今回の判決を受けて、ひとりでも多くの人がいま一度その意味の大きさ、重さを考えてほしいと願う。
(編集部)
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[※「獣医学部新設の流れ」(東京新聞、2017年11月10日)↑]
リテラの記事【安倍首相“新元号ショー”の裏で、加計学園獣医学部のゴリ押し認可がまた露呈! 問題だらけで文科省が「改善」要求】(https://lite-ra.com/2019/04/post-4641.html)。
《問題は、その「改善」を指摘された内容だ。公表された調査結果によると、岡山理科大の獣医学部に対して出された指摘は〈定年規程に定める退職年齢を超える専任教員数の割合が高いことから,定年規程の趣旨を踏まえつつ適切な教員組織の編制に努めること〉ということだった。そして、この問題は、獣医学部の新設を認める答申を出した文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)でも指摘されつづけていたものなのだ》。
『●疑惑のオトモダチ開学認可…目に見えていた
「白紙委任状」へと突き進ませた自公お維キト支持者の馬耳東風』
《学園側は六月、定員を当初計画していた百六十人から百四十人に
減らすとともに、企業や自治体へのアンケートを基に需要は
十分見込まれると回答。だが、設置審は八月にも実習計画を全般的に
見直すよう是正意見を付け、判断を保留。学園側が実習時間を増やす
など再修正し、設置審は最終的にクリアしたと判断した》
『●偶然は通用しない、アベ様のオトモダチ獣医学部開設…
前川喜平さん「規制緩和ではない。特権の付与です」』
《学校法人加計学園(岡山市、加計孝太郎理事長)が申請していた
獣医学部新設について、大学設置・学校法人審議会(設置審)が、
認可するよう答申した。11月10日にこれを発表した林芳正文部科学
大臣は、近く設置を認可する見通し。安倍晋三首相が「腹心の友」と呼ぶ、
加計理事長の悲願である岡山理科大学獣医学部が…》
《圧倒的多数の国民は納得していないに違いない。文科省の大学設置・
学校法人審議会(設置審)が10日、加計学園(岡山理科大)獣医学部の
新設を認可するよう林芳正文科相に答申した。アベ友の
加計孝太郎理事長は早速、〈万感胸に迫る思い〉〈世界に冠たる獣医学部を
目指して〉などと書いた声明を発表したが、
疑惑については相変わらず何ひとつ答えていない》
『●「加計学園獣医学部学生募集のでっかい」広告…
下足番新聞、「ただ単に金に目がくらんだ」だけじゃない?』
「週刊朝日のコラム『室井佑月「誰のご意向?」』… 《加計学園の謎は、
なぜ選ばれたかってことに尽きるんじゃないだろうか。行政手続きが
ゆがめられたといわれている。特区担当の内閣府から「総理のご意向」
といわれたとする文書が出て来たりしている》」
「「謙虚」「真摯」の欠片も無し…逃げるは恥だし役立たず
「息吐く様に噓をつく総理」「トンズラ総理」「口先だけ総理」と
そのオトモダチ、この癒着関係を利用するなんて、教育者のやることか。
しかも、文科省や設置審は見て見ぬふりするなんて、情けない。
「教育再生」どころか「教育破壊」行為。アベ様を「白紙委任状」へと
暴走せたのは自公お維キト支持者の皆さん」
『●《これはもう、まさに、私は総理大臣首相も国会議員も
辞めるということははっきりと申し上げておきたい》』
《ここまでわかりやすい嘘に、説明はいらないだろう。しかも、安倍首相が
選挙中の遊説でモリカケ問題の説明をしたことは一度もなし。ようするに、
ハナから「丁寧に説明」する気などさらさらなかった、ということだ。その上、
選挙が終わると文科省の大学設置・学校法人審議会は加計学園獣医学部の
新設を認める結論の答申をした。選挙のスケジュール自体がこの設置審の
認可を認める答申前にと調整されたという情報もあり、つまり選挙さえ
「加計ありき」で進められた可能性もあるのである》
アベ様の《“お友だち優遇”政治》の象徴がモリカケ問題。
《新設を認める答申を出したあと、設置審の委員からは「みんな納得していない。忸怩たる思いだ」などと不満が噴出》しているのならば、なぜ《新設を認める答申を出》すの? 設置審は機能しているのか? しかも、偶々偶々偶々…、異例中の異例なプロセスで選ばれたのが、アベ様のオトモダチだった? そんな言い訳は通じるのか? 《改元を自己アピールの機会にし、まるで新元号によって新しい時代に変わるかのような演出に余念がない安倍首相。まんまと成功しメディア各社の調査では支持率が軒並み上昇している》…「1/4と2/4」の皆さんはアホじゃなかろうか?
別の問題。情報機関の危機。地方のことはそのブロック紙では報じづらいものなのか…。
『●「これから気を付けます」「私が決めることではないので、
お待ちしております」…証人喚問への招待状を!』
《岡山の地元記者クラブしか会見の取材はさせない──。地元のみ
となればメディアはかなり限定される上、記者クラブという制度は例外なく
癒着の温床でしかない。現に、今回の会見の幹事社は山陽新聞社だったが、
山陽新聞社の越宗孝昌会長は加計学園の理事も務める人物。しかも、
2012年3月には山陽新聞社と加計学園は包括連携協定を締結し、
2009年には加計理事長が同社の第67回山陽新聞賞(教育功労)を
受賞している。会見の幹事社は加計学園とズブズブの関係だったのだ。
その一方、加計会見の門前払いを喰らったメディアのひとつが、
テレビ朝日の『報道ステーション』取材班だった》
三宅勝久さんのスギナミジャーナル(http://miyakekatuhisa.sakura.ne.jp/wp2/)の記事【記事掲載のお知らせ/【「山陽新聞」越宗会長は加計学園理事と判明、「わかりかねる」は嘘だった! 「政財界に広い人脈」期待され2014年に理事就任】】(http://miyakekatuhisa.sakura.ne.jp/wp2/archives/3737)によると、《山陽労組との団体交渉のなかで、越宗会長が加計学園理事であることを認めた。つまり、隠蔽をはかったことになる。一方、見出しに「加計」を使わないなど加計に限りなく甘い紙面について、山陽新聞取締役の日下知章氏は山陽労組に「共同通信配信記事は論調が厳しすぎる」として「バランス」をとった結果だと述べた。また越宗会長が加計理事になったのは、社長時代の2014年だが、その事実を役員は後日知った、と日下取締役は説明、企業コンプライアンスに問題がある事実も発覚した。さらに、加計学園の理事会議事録を調査すると、「政財界にも広い人脈」があるとして加計孝太郎(本名・晃太郎)理事長が自ら、越宗氏を理事に推薦していた事実が記載されていた。加計学園と安倍政権の不正に『山陽新聞』も一枚かんでいる可能性がある》。
上記の元記事、マイニュースジャパンの三宅勝久さんの記事【「山陽新聞」越宗会長は加計学園理事と判明、「わかりかねる」は嘘だった! 「政財界に広い人脈」期待され2014年に理事就任/三宅勝久】(http://www.mynewsjapan.com/reports/2459)の〝目次〟。
《【Digest】
◇加計大甘報道は「上からの指示」か
◇「共同記事は厳しすぎる」意見って?
◇「加計理事には個人的に就任した」は本当か
◇「忖度でも命令でも指示でもない」ミステリー
◇加計の議事が意味するもの
◇経営者の記事介入に「労組は何もしない」と日下氏
◇「わかりかねます」は嘘だった》
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【https://lite-ra.com/2019/04/post-4641.html】
安倍首相“新元号ショー”の裏で、加計学園獣医学部のゴリ押し認可がまた露呈! 問題だらけで文科省が「改善」要求
2019.04.03 10:50
(学校法人 加計学園HPより)
安倍首相の“私物化”が止まらない。新元号の発表後には異例の総理会見を開いたが、そこでは「ちょうど本日から働き方改革が本格的にスタートします」「かつては何年もかけてやっと実現するレベルの改革が、近年は国民的な理解のもと、確実におこなわれるようになってきた」「一億総活躍社会をつくることができれば、日本の未来は明るい」などと新元号にかこつけて自分の政策をアピールまでおっぱじめる始末だった。
働き方改革では、経済界の要望に応えて“残業代ゼロで働かせ放題”の「高度プロフェッショナル制度の創設」をゴリ押し。安倍首相は過労死遺族の面談要求を拒否したその日、銀座の料亭で経団連の今井敬、御手洗冨士夫・両名誉会長らと会食するなど、国民の切実な声を無視した。そうやって“お友だち”を優遇して強行採決した法案を「かつては何年もかけてやっと実現するレベルの改革」「国民的な理解のもと」などと胸を張るとは、まったく国民を舐めきっている。
だが、安倍首相の“お友だち優遇”政治の問題は、まだまだ終わらない。じつはつい先日も、あのアベ友案件で、やはりと言うべき結果が報告されたからだ。そう、加計学園問題だ。
先月3月29日、文科省は、新たに開設された大学などにおける設置計画の履行状況を調査した結果を公表。そこで「改善」が指摘された私立106校のなかに、岡山理科大学獣医学部が入っていたのだ。
しかも問題は、その「改善」を指摘された内容だ。公表された調査結果によると、岡山理科大の獣医学部に対して出された指摘は〈定年規程に定める退職年齢を超える専任教員数の割合が高いことから,定年規程の趣旨を踏まえつつ適切な教員組織の編制に努めること〉ということだった。
そして、この問題は、獣医学部の新設を認める答申を出した文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)でも指摘されつづけていたものなのだ。
簡単に振り返ると、加計学園の獣医学部新設をめぐっては、2017年、設置審は新設認可判断を8月から10月に延期したが、当初から設置審は「定年退職した65歳以上の教授と、大学を卒業したばかりの若手が多い」(毎日新聞2017年6月5日付)と指摘していた。実際、加計学園が文科省に提出した書類では、専任教員75人のうち、1〜6年生が揃う2023年度末時点で定年の65歳以上となる教員が20人にも及んでいた。
ところが、同年11月9日に設置審は新設を認める結論の答申を出す。しかも、認可を認める答申が出されながらも、この「教員の定年問題」が解決されているわけではなかった。留意事項としてやはり〈完成年前に、定年規定に定める退職年齢を超える専任教員数の割合が比較的高い〉と注文がつき、その後も問題は解消されておらず、今回、「改善」の指摘が出されたのだ。
いや、こうなることはある程度、想像できた結果なのかもしれない。というのも、新設を認める答申を出したあと、設置審の委員からは「みんな納得していない。忸怩たる思いだ」などと不満が噴出。マスコミに対して問題点を訴えるという事態となったからだ。
しかも、設置審の委員が「依然として実習体制が十分でない」と指摘したところ、「取りまとめ役を務めた委員」が「設置審としてこれ以上認可を先延ばしにすれば、学園側と訴訟を含めたトラブルになる可能性がある」などと発言。「訴訟という言葉を聞かされ、何も言えなくなった」と話す委員もいたほどだった。
■問題だらけの加計学園獣医学部のゴリ押し認可を安倍首相は説明せよ
非公開の審議で、事実上、圧力が加えられたなかで出された、加計学園獣医学部の設置認可──。結果、開学後もさまざまな問題が起こっており、たとえば今年2月に本サイトで報じたように、「深刻な四国の獣医師不足を解消するため」という大義名分で新設されたはずなのに、四国で獣医師になることを希望する「四国枠」合格者がたった1名しかいなかったのである。
この問題については、加計学園だけの責任ではない。なにせ、地方ではとくに確保に悩まされてきた公務員獣医師の問題は「地方では獣医大学があっても増えるものではない」「まずは待遇の改善をおこなうことが先決だ」と指摘されつづけていたのだ。だが、安倍首相はそうした意見に対してまともに答えず押し切った。結果、こうした状況に陥っていることを、安倍首相はしっかり国民に説明するべきだ。
改元を自己アピールの機会にし、まるで新元号によって新しい時代に変わるかのような演出に余念がない安倍首相。まんまと成功しメディア各社の調査では支持率が軒並み上昇しているようだが、森友・加計問題をはじめ、安倍首相の疑惑が消えてなくなることなどけっしてないのである。
(編集部)
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
リテラの記事【安倍首相がカジノ法審議でやっぱり大嘘答弁していた! 強行の裏にトランプ大統領“お友だち”優遇を要求と米メディアが暴露】(https://lite-ra.com/2018/10/post-4309.html)。
《またも安倍首相の嘘があきらかになった。…2017年2月にアメリカで安倍首相はトランプ大統領と会談をおこなったが、このとき、トランプ大統領が自身の大口献金者であるカジノ大手の米ラスベガス・サンズに日本に参入する免許を与えるよう強く要求》。
『●浜矩子さん《昼間は超効率的に労働させ…
夜間は退廃の不夜城活動で経済活性化に貢献させる…》、あぁ…』
「日刊ゲンダイの記事【安倍政権がカジノ法案強行…日本が「テロの標的」
になる日】…《最有力とされているのが、トランプ大統領の最大の
スポンサーであるアデルソン会長…が経営する「ラスベガス・サンズ」だ。
アデルソン会長は「1兆円投資」を公言》。
アベ様の親分のオトモダチ=博打屋にカネを貢ぐため。
《他人の不幸や不運を踏み台にするような成長戦略は極めて不健全》…
しかも、スッたカネはニッポンの皆さんのために使われる訳がなく、
番犬様の本国に還流」
《大門さんはパネルを出してきた。〈米国カジノ資本 ラスベガス・サンズの
株主構成(儲けのほぼ100%がアデルソン一族に還元)〉という儲けの
比率パネルだ。
そしてこう言った。
「アデルソン氏はトランプ大統領の支援者。
日本で吸い上げたお金がアメリカに行くんですよ!」》
『●「働かせ方壊悪」…(斎藤美奈子さん)「こんな形で働かされたら
子育てなんかできない…少子化促進法」』
「東京新聞の記事【カジノ法案にトランプ氏の影 きょう参院審議入り】…
《カジノ解禁を安倍政権が急ぐ背景には、米カジノ業界から支援を受ける
トランプ米大統領の影が見え隠れする…「ラスベガス・サンズ」会長の
「カジノ王」シェルドン・アデルソン氏…トランプ氏の有力支援者…
枝野幸男代表は「米国カジノ業者が子会社をつくり運営し、日本人が
ギャンブルで損した金を米国に貢ぐ。国を売る話だ」と厳しく批判》。
博打が美しき「我が国の成長戦略」…愚か過ぎて、哀し過ぎる。
アベ様の親分のオトモダチの米カジノ王のための「成長戦略」」
《トランプ大統領が自身の大口献金者であるカジノ大手の米ラスベガス・サンズに日本に参入する免許を与えるよう強く要求》してたんじゃないのぉ! アベ様ときたら、あまりの予想通りの展開過ぎて、呆れたねぇ。憲政史上最悪の国会で、アベ様は《そんな事実は、これはまったく、一切なかったということをはっきりと申し上げておきたい》と明言。息吐く様にウソをつく。《ニヤニヤと笑みを浮かべながら…、根も葉もないヨタ話と言わんばかりに笑い、鼻にもかけないような態度をとり、事実を完全に否定》しておきながら、なんじゃそりゃ。
《つまり安倍首相は、カジノ法案を押し通そうとした背景にトランプ大統領からの強い要求があったということをひた隠し、国民に対して“ニヤニヤ笑い”で嘘をついたのである》…今さら驚きはしないが、これこそ、息吐く様にウソをつくアベ様の本領発揮。《笑うことで事実をフェイクのようにあしらうのは安倍首相の常套手段》。卑怯・卑劣。
《カジノ法案の本質は、違法行為である賭博を合法化し、国民から巻き上げた金を企業に横流しするということにほかならないが、その金がトランプ大統領の“お友だち”の懐に流れ込む》…自公お維キトの議員の皆さん、そして、支持者の皆さん、《賭博》を誘致したい皆さん、それでいいのですか?
外務省までもウソ吐き。《外交文書を“捏造”…外務省の和訳には、「日米物品貿易協定(TAG)」と記されているが、英文にはTAGなどとひと言も書かれていない》。単に、二国間FTA。
日刊ゲンダイの記事【今度は日米共同声明で改ざん “トンデモ造語”TAGでFTA隠し】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239260)によると、《財務省の決裁文書改ざんに続き、今度は外務省が外交文書を“捏造”だ…外務省の和訳には、「日米物品貿易協定(TAG)」と記されているが、英文にはTAGなどとひと言も書かれていないのだ》。
東京新聞の記事【来年1月にも日米貿易交渉 農産品、為替で攻防へ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201810/CK2018101802000138.html)によると、《トランプ米政権はこれまで二国間交渉でカナダやメキシコ、韓国に強い姿勢で譲歩を迫った経緯…日本政府は、今回の交渉は「物品貿易協定(TAG)」を結ぶためのものと説明。米側は一般的にサービスや投資も含める「自由貿易協定(FTA)」(ペンス副大統領)と位置付けている》。
米韓FTAにな~にも学ばない国。米韓FTAという先達に学ぶ気なし…そもそも《ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。》の公約は何処にいった?
『●TPP、米韓FTAという先達に学ばないと・・・・・・』
「米韓FTAは「TPPのひな型」だ。悪名高きISD条項も
盛り込まれている。「投資家が自由な経済活動を
侵害された場合、国家を訴えることができる」というやつだ。
もっとも、適用されるのは韓国内に限られる。韓国企業が
米国内で活動する場合は、「米国の国内法が優先される」と
序文にある。つまり、自由な経済活動をできるのは
米国企業だけなのだ。韓国はなぜこんな
喜劇的な不平等協定を締結したのか」
《カジノに貿易、武器購入まで……。トランプに尻尾を振ることしかできない“忠犬”の安倍首相によって、日本はどこまでも売り渡されつづけていくのだろう》…世界中の笑いものだ。
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【https://lite-ra.com/2018/10/post-4309.html】
安倍首相がカジノ法審議でやっぱり大嘘答弁していた! 強行の裏にトランプ大統領“お友だち”優遇を要求と米メディアが暴露
2018.10.12
(首相官邸HPより)
またも安倍首相の嘘があきらかになった。10日、米ニュースサイト「プロパブリカ」が、2017年2月にアメリカで安倍首相はトランプ大統領と会談をおこなったが、このとき、トランプ大統領が自身の大口献金者であるカジノ大手の米ラスベガス・サンズに日本に参入する免許を与えるよう強く要求した、と伝えたのだ。
安倍政権は、今年の通常国会で「カジノ法案」こと統合型リゾート(IR)実施法案を数々の問題点を追及されながらも十分な審議もおこなわないままに強行採決したが、このカジノ法案の審議でも、じつは「トランプ大統領からの口利きがあったのではないか」という問題が追及されたことがあった。
この問題を安倍首相に突きつけたのは、共産党の塩川鉄也議員だ。6月1日に開かれた衆院内閣委員会で、塩川議員は昨年6月10日付けの日本経済新聞のある記事を読み上げた。その記事には、こう書かれている。
〈「シンゾウ、こういった企業を知っているか」。米国で開いた2月の日米首脳会談。トランプ大統領は安倍晋三首相にほほ笑みかけた。日本が取り組むIRの整備推進方針を歓迎したうえで、米ラスベガス・サンズ、米MGMリゾーツなどの娯楽企業を列挙した。政府関係者によると首相は聞き置く姿勢だったが、隣の側近にすかさず企業名のメモを取らせた〉
そして、「この記事は事実か」と問われた安倍首相は、ニヤニヤと笑みを浮かべながら、こう答えたのだ。
「まるでその場にいたかのごとくの記事でございますが(笑)、
そんな事実は、これはまったく、一切なかったということを
はっきりと申し上げておきたいと思います」
このように安倍首相は、根も葉もないヨタ話と言わんばかりに笑い、鼻にもかけないような態度をとり、事実を完全に否定したのだ。
だが、日経だけではなく、今回、アメリカからも同様の報道が出てきた。しかも、この問題を報じた「プロパブリカ」は調査報道を専門とし、2010年にはネットメディアで初めてピュリツァー賞を受賞するなど高い信頼を得ている報道機関だ。そのうえ、安倍首相がトランプ大統領からラスベガス・サンズへの免許を与えるよう強く迫られたという、日経記事よりもさらに直接的な働きかけがあったと報じているのだ。
つまり安倍首相は、カジノ法案を押し通そうとした背景にトランプ大統領からの強い要求があったということをひた隠し、国民に対して“ニヤニヤ笑い”で嘘をついたのである。
笑うことで事実をフェイクのようにあしらうのは安倍首相の常套手段だとはいえ、問題は、やはりカジノ法案強行採決の裏にトランプ大統領のに“圧力”があったということだ。カジノ法案の本質は、違法行為である賭博を合法化し、国民から巻き上げた金を企業に横流しするということにほかならないが、その金がトランプ大統領の“お友だち”の懐に流れ込む、というのである。
安倍首相は頻り仕切りにトランプ大統領との親密ぶりをアピールし、安倍応援団たちも「安倍さんじゃないとトランプとここまで交渉はできない!」などと言い張るが、実態はこの通り、たんなる「言いなり」「金づる」「トランプの犬」でしかないではないか。
それは、いま話題となっているTAG(Trade Agreement on goods/物品貿易協定)問題でも同じだ。安倍首相はじめ日本政府は、先日の日米首脳会談で合意した二国間での貿易協定交渉について「TAG」という新たな略語をもち出し、「TAGは、これまで日本が結んできた包括的なFTA(自由貿易協定)とはまったく異なる」などと強調、日本政府も「農産物や鉱工業品など物品に限定して関税の引き下げを話し合う協定だ」と主張している。
■TAG という略語を捏造、実際はFTAでもトランプ大統領の言いなり
だが、対するアメリカ側はTAGなどという略語は一切使用しておらず、在日米国大使館が公表した共同声明の日本語訳でも〈物品、またサービスを含むその他重要分野における日米貿易協定の交渉を開始する〉と説明。ハガティ駐日米国大使も「われわれはTAGという用語を使っていない」「共同声明には物品と同様にサービスを含む主要領域となっている」と述べている。
つまり、実態は事実上のFTAであるのにそれを隠すためTAGなどという“新語”をでっち上げた──安倍政権は事実の捏造をおこなっているのだ。
ここでも結局、トランプ大統領の言いなり……。実際、トランプ大統領は合意後、記者団に「我々は今日、FTA交渉開始で合意した。これは日本がこれまで様々な事情から拒否していたものだ。必ずや満足のいく結論に達すると思う」(ロイター9月27日付)と答えている。また、1日にトランプ大統領は裏話を披露し「『交渉しようとしないならあなたの国からの車にものすごい関税をかける』と言った。そうしたら彼らは『すぐ交渉を始めたい』と言ってきた」と発言。さらに「日本が交渉しないなら(追加関税の)準備は完全にできている」とも述べている。ようするに、完全に安倍首相はトランプに見くびられているのである。
自分が「“腹心の友”には優遇する」からといって、トランプ大統領も同じだとでも思っていたとしたら大間違い。今後の交渉でさらなる要求が突きつけられる可能性は高いのだ。
しかも、だ。トランプ大統領は9月26日の記者会見で、こうも明言している。
「日本は膨大な量の軍事装備品を買うことになる」
「(日本は)私のために尽くさなければいけない。われわれはこんな
巨大な貿易赤字はいらない。もっと(米国製品を)買わなければいけない」
(しんぶん赤旗9月29日付)
トランプ政権は今年、厳しい規制をかけてきた攻撃型無人機輸出の規制を緩和する新方針を打ち出している。一方、安倍政権も、朝鮮半島の平和に向けた流れなどは一切無視し、防衛省の2019年度軍事費の概算要求においても過去最大となる約5兆3000億円を要求。ここには、トランプ大統領から強力なセールスがあった弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の導入費なども含まれており、政府はこの導入理由を「北朝鮮のミサイル対処」としている。
カジノに貿易、武器購入まで……。トランプに尻尾を振ることしかできない“忠犬”の安倍首相によって、日本はどこまでも売り渡されつづけていくのだろう。
(編集部)
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[『学校が教えないほんとうの政治の話』(斎藤美奈子著、ちくまプリマ―新書257)↑]
リテラの記事【「面従腹背やめよう」宣言の藤原文科事務次官は官邸べったり! 安倍首相と一緒に加計学園式典出席、前川喜平に“口封じ”画策】(https://lite-ra.com/2018/10/post-4320.html)。
《戸谷一夫・前事務次官の後任にとして、藤原誠官房長を抜擢する人事…「面従腹背はやめましょう」…ようするに、藤原事務次官は就任早々、あてこすりのように“反・前川”を打ち出したのである》。
『●霞が関: 「佐川になるな前川になれ」…
《佐川のような官僚ばかりだったら絶望するしかないだろう》』
「日刊ゲンダイの佐高信さんによる書評【週末オススメ本ミシュラン/
「面従腹背」前川喜平著/毎日新聞出版】…。《落語家の立川談四楼が
ツイッターで、いま霞が関では<佐川(宣寿前国税庁長官)になるな
前川になれ>が合言葉になっているとつぶやいたらしい。
もちろん皮肉である。/…佐川のような官僚ばかりだったら
絶望するしかないだろう》」
日刊ゲンダイの記事【また“官邸のご意向”…加計問題のキーマンが文科次官に就任】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239678)にも、《新たな事務次官に、「加計問題」でも名前が挙がった藤原誠官房長の昇格人事を発表した。ロコツな“官邸人事”ともっぱらだ。実際、職員向けの就任挨拶で早速、藤原新次官は、政権批判を繰り返す前川喜平元次官の著書「面従腹背」を念頭に、「『面従腹背』はやめよう」と皮肉たっぷりに言い放っている》。《しかも、藤原氏は、なんと加計学園とも“接点”をもっている》…そんなゲスな人が文科省の事務次官。
「前川喜平になるな佐川宣寿になれ」ってこと!? つまり、《政権・官邸の意向に服従しろ》。文部科学省内で《安倍首相が力を入れる教育の国家主義化、愛国主義化の強化》してくれそうな、《官邸べったり》《官邸のイエスマン》藤原誠官房長の文科事務次官への昇格人事。こんな好き勝手な人事、《ロコツな“官邸人事”》で各省がズタズタに…。
それでも少しはましな「人物」ならまだしもね…。下足番紙にデマをリークした官邸の意を受け、《和泉洋人首相補佐官の代理人として前川氏を黙らせるために暗躍》。それに、続・大惨事アベ様内閣の文科相がアレですものねぇ。
「面従腹背」な前川喜平さん、自身ではヒーローでもなんでもないと言います。その謙虚な姿や言説を見ても、アベ様や新事務次官氏は足元にも及ばない。彼我の差。
『●偶然は通用しない、アベ様のオトモダチ獣医学部開設…
前川喜平さん「規制緩和ではない。特権の付与です」』
『●大見得・啖呵「議員辞職」を有言実行しない
《病的な嘘つき》アベ様…前川喜平氏の人間性と彼我の差』
『●前川喜平前文科次官、「本来、できてはいけないものが
完成した。見たくないものを見たという感じだ」』
『●前川喜平さん授業…検閲と恫喝、《意に沿わない人物は潰す――。
…安倍政権のやり口は、まさに恐怖政治》』
『●隗より始めよ: 「この国をガタガタにし、
支持率3割は取れる」高プロとして、「自分らができてから…」』
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【https://lite-ra.com/2018/10/post-4320.html】
「面従腹背やめよう」宣言の藤原文科事務次官は官邸べったり! 安倍首相と一緒に加計学園式典出席、前川喜平に“口封じ”画策
2018.10.19
(藤原氏の事務次官抜擢で物議を醸す文科省(公式HP))
文科省の汚職接待事件で今年9月に辞職した戸谷一夫・前事務次官の後任にとして、藤原誠官房長を抜擢する人事が16日に決定したが、この人事がいま物議を醸している。
まず、藤原事務次官は人事が閣議で決まった同日におこなわれた職員向けの就任挨拶で、「議論すべき時はきちんと意見を言っていただき、組織が決めたことには従う。決めた後、議論のプロセスをむやみに外に流さない」(朝日新聞デジタル16日付)ことを求めた上で、こう述べたのだ。
「面従腹背はやめましょう」
「面従腹背」といえば、前川喜平・元事務次官が「座右の銘」として挙げ、今年6月に同名タイトルの著書を発売したばかり。ようするに、藤原事務次官は就任早々、あてこすりのように“反・前川”を打ち出したのである。
そもそも、藤原事務次官は「議論のプロセスをむやみに外に流すな」と言うが、これもあきらかに加計学園問題で文科省から「政府のご意向」文書をはじめとする内部文書が流出したことを指しているのはあきらか。決定にいたるプロセスを国民に積極的に情報公開せずして政府の説明責任は果たされないが、それを事務方トップの次官自らが公然と締め付けるとは……。
しかも、この藤原氏の事務次官抜擢が注目を集めている理由は、もうひとつある。じつは、藤原事務次官は前川氏の「出会い系バー通い」報道に直接かかわっていた人物だからだ。
ご存じの通り、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」文書が飛び出た昨年5月、前川氏の実名告発の動きがあるなかで、読売新聞は同月22日付で「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」と報道。本サイトでも繰り返し伝えてきたが、これは官邸が、前川氏の告発を潰す目的で読売にリークして書かせたものだ。
そして、読売に記事が出る前日、前川氏に揺さぶりをかけたのが、当時、初等中等教育局長の藤原氏だった。前川氏はインタビューでこのように話している。
「21日に和泉補佐官からのアプローチもあった。文科省の藤原誠
初等中等教育局長からのショートメールだった。(自分の携帯から
着信記録を示して)これです。『和泉さんから話を聞きたいと言われたら、
対応される意向はありますか?』。それに対しては、
『ちょっと考えさせて』と返信した」
「和泉さんが私の口を封じたかったのではないか、と思っている。
ちょうど私が加計関係の文科省内部文書について、メディアの取材を
受け始めた時だ。前川がしゃべっているとの情報が伝わったのではないか」
(「サンデー毎日」2017年12月10日号/毎日新聞出版)
和泉洋人首相補佐官の代理人として前川氏を黙らせるために暗躍した、そんな人物が今回、事務次官に抜擢されたというわけなのだ。
しかも、藤原氏は、なんと加計学園とも“接点”をもっている。
安倍首相が「どんなときも心の奥でつながっている友人、私と加計さんもまさに“腹心の友”だ」と挨拶したことで有名な2014年に千葉科学大学でおこなわれた開学10周年の記念式典。当時、大臣官房審議官だった藤原氏は、この記念式典に来賓として出席し、加計孝太郎理事長や安倍首相らとともに鏡開きまで一緒におこなっていたのだ。
官邸との接点が次々ともち上がる、藤原事務次官。実際、今回の人事について、文科省関係者は「完全に官邸の意向に沿ったもの」だと話す。
■安倍政権の極右教育政策を推進、前川氏授業圧力事件にも関与
「藤原氏は官邸ベッタリで、なかでも和泉首相秘書官の手下のように
動いてきた人物。藤原氏は2016年に天下り問題で減給処分を受けて
いるが、翌年の人事では過去に就いたことのある官房長に出戻るという
異例の処遇がおこなわれた。このときも、官邸が加計問題の対応のために
パイプ役として官房長に戻したのではないかといわれていた。だいたい、
本来ならば、藤原氏より入省が1年早い小松親次郎・審議官
(初等中等教育局長事務取扱に異動)が事務次官になるのが順当だったが、
小松氏は藤原氏とは対照的に官邸と距離を取ってきた。小松氏でなく
藤原氏のほうを事務次官に引き上げたのは、
官邸の強い意向がはたらいた結果でしょう」
官邸のイエスマンを事務次官に昇格させることで、文科省を掌握する──。その目的には、もちろん加計問題での引き締めもあるが、それ以上に大きいのは、安倍首相が力を入れる教育の国家主義化、愛国主義化の強化だ。
そして、藤原事務次官は、安倍政権による教育の右傾化を官邸の意に沿って粛々と押し進めてきた人物でもある。
たとえば、昨年3月、小学校1年生の道徳教科書の検定において、文科省が「扱いが不適切」「指導要領にある『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつ』という点が足りない」などと修正指示を出した結果、「パン屋」を「和菓子屋」などに差し替えていたこと発覚したが、この所管は初等中等教育局であり、藤原氏が同局長を務めていた間の出来事だ。
また、今年3月、前川・元次官の授業に自民党の赤池誠章議員らが圧力をかけた一件でも、赤池議員らから指示され、名古屋市教育委員会に恫喝質問状を送るなど対応したのも、当時官房長だった藤原氏だ。
第4次安倍改造内閣で文科大臣に起用された柴山昌彦氏は、就任会見で、教育勅語について「普遍性をもっている部分が見て取れる」「(教育勅語の『同胞を大切に』の部分など)基本的な記載内容について現代的にアレンジして教えていこうと検討する動きがあると聞いており、検討に値する」などと発言、具体的に“教育勅語の復活”を唱えてみせた。──このような大臣の登用もさることながら、事務次官に藤原氏を抜擢したことは、軍国主義的イデオロギーや愛国心、歴史修正などを教育に反映させていこうという安倍首相の方針の表れでもあるはずだ。
藤原事務次官が「面従腹背をやめろ」と文科省職員に命じた言葉は、実際のところ、「政権・官邸の意向に服従しろ」と言っているにすぎない。この調子では、第2の加計問題がいつ起こっても不思議ではないが、安倍首相による“偏向教育”の動きにもさらなる注視が必要だろう。
(編集部)
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マガジン9の鈴木耕さんのコラム【言葉の海へ/第47回:「終わった」のは沖縄ではなく安倍政権だ】(https://maga9.jp/181010-3/)。
《今回の選挙で目立ったのは、沖縄タイムスや琉球新報など現地メディアによる徹底的な「ファクトチェック」だった。次々とデマやフェイクを暴いていった。だが、いくら事実を突きつけられても、ネット右翼の玉城さんへのデマ攻撃は絶えなかった。今回の沖縄県知事選での玉城デニー陣営の戦いは、実にデマゴギーとの戦いでもあったのだ。だが、沖縄の民意はデマには屈しなかった》。
『●横田一さん名護市長選ルポ:
「詐欺集団の安倍自民党が“フェイク演説”で市長ポストを騙し取った──」』
《全国的な注目を浴びた名護市長選は、進次郎氏の正体を浮き彫りにする
役割も果たした。“客寄せパンダ”として全国の重要選挙に駆けつける
同氏だが、「事実を確認にせずに応援陣営のウソを受け売りする
“詐欺的若手芸人風政治家”ではないか」という拭い難い疑問が
浮かんできたのだ。市長選という第一ラウンドでは自公推薦候補が
勝利したが、第二ラウンドの3月市議会では演説内容を
ファクトチェックする“爆弾質問”で攻守逆転する可能性は十分にあるのだ。
(横田一)》
『●最低の官房長官のフェイク言説「基地容認の民意」は
「架空の代物」…それに悪乗りするアベ様広報紙』
「リテラに出ていたさんの横田一さんのルポ【横田一「ニッポン抑圧と
腐敗の現場」31/“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を
望月記者に答えた菅官房長官コメントの“捏造民意”を受け売り!】」
《菅氏は「名護市長選の民意は基地容認」であるかのように反論した
わけだが、後で詳しく述べる通り、存在し得ない架空の基地容認の
民意をデッチ上げたに等しかった。8日午後の望月氏の質問に対して
菅氏は次のように答えたが、これを産経はそのまま受売りしたのだ。
〈(望月氏の質問内容を紹介した直後に)菅氏は「選挙の結果に
基づいて、それぞれの首長が政策を進めるのが民主主義の原則であり、
原点だ。世論調査のほうが民意を反映しているというのはおかしい。
世論調査が優先されることはない」と強調した〉
午後の会見でも菅氏は選挙結果がまるで基地容認であるかのような
フェイク発言をし、それを産経がファクトチェックをせずに受け売りした。
望月氏の質問への反論をするために、両者の思惑が一致して
産み落とした合作捏造記事とも思えるものだ》
鈴木耕さん、《デマゴギーとの戦い…沖縄の民意がどこにあるのかを、はっきりと示した…沖縄の民意はデマには屈しなかった》。「象とアリの戦い」を見事に制した。三上智恵さんは、アベ様や最低の官房長官らの《「飴と鞭」で手なずけられると高をくくったようなその態度こそ県民の気持ちを遠ざけた》と言います。この素晴らしい《沖縄の民意》を本土にも。沖縄県知事選の次にもつなげたい。
そして、アベ様政権の《終わり》にもつなげたいし、必ずつなげましょう。
『●沖縄県知事選「象とアリの戦い」…
「象」は最大の争点で旗幟不鮮明、「辺野古が唯一の解決策」を強制』
『●玉城デニーさん勝利…でも、アベ様や最低の官房長官らは
すぐにでも辺野古破壊を再開しても不思議ではない』
『●沖縄県知事選「象とアリの戦い」…
「象」は最大の争点で旗幟不鮮明、「辺野古が唯一の解決策」を強制』
『●「将来の子や孫の世代が、あの時、つまり
今の我々が頑張ったおかげで、平和な島になったんだよ」、と…』
『●「デマ」「ヘイト」の害悪と選挙…
名護市長選や新潟県知事選の教訓を、沖縄県知事選の次にもつなげたい』
『●民主主義を破壊し、倫理観の欠片もない醜悪な選挙戦術…
記憶し、教訓を沖縄県知事選の次にもつなげたい』
『●「空疎で虚飾に満ち」た弔辞を代読する最低の官房長官に怒声
…「翁長氏の遺志に応える唯一の道」とは?』
『●沖縄では、《「飴と鞭」で手なずけられる
と高をくくったようなその態度こそ県民の気持ちを遠ざけた》』
『●「県知事選で勝とうが負けようが、辺野古移設は粛々と進める」
と嘯く最低の官房長官らが民主主義を破壊』
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【https://maga9.jp/181010-3/】
言葉の海へ
第47回: 「終わった」のは沖縄ではなく安倍政権だ(鈴木耕)
By 鈴木耕 2018年10月10日
「言葉の海へ」鈴木耕
沖縄県知事選は、自民公明の政権与党(というより安倍政権)が全力を挙げて支援した佐喜真淳氏が惨敗、玉城デニー氏の圧勝という結果に終わった。佐喜真氏に8万票あまりの差をつけ、なおかつ沖縄県知事選史上の最多得票数だった玉城さんの勝利は、沖縄の民意がどこにあるのかを、はっきりと示したわけだ。
現役衆院議員のデマゴギー
この選挙でのデマやフェイクは、選挙史上まれに見るひどさだったと言われている。しかも、現役の国会議員までが、このデマの流布に一役買っていたことが明らかになった。公明党沖縄方面本部長なる肩書を持つ遠山清彦衆院議員である。遠山議員は選挙期間中、さまざまなデマをツイッターなどで発信し続けた。一例がこれだ。
小沢一郎氏が沖縄宜野座村に別荘を所有しているが、建設会社などに圧力をかけてむりやり便宜を図ったのが玉城デニー氏だった
しかし、こんな事実は一切なかった。
デマを指摘されると遠山議員は「ツイッターに流れていた情報をリツイートしただけ」と開き直った。ほかにも数々のデマを発信し続けたこんな男が現役議員、しかも“公明正大”を旨とする公明党の議員なのだから、呆れるしかない。玉城氏側は、刑事告訴の準備までしたという。
公明党の今選挙での動きは、実働部隊であるはずの創価学会員たちの大量の離反を招いた。何度も動画で流れたが、玉城さんの演説会場にひるがえった三色旗(創価学会旗)が学会員離反の象徴だった。公明党幹部の自民党への醜悪なほどの粘着が、三色旗で払いのけられたのだ。
公明党はこの事実をきちんと把握し、選挙戦の総括をしなければならない。同時に遠山議員の言動の調査も行い、結果を発表すべきである。そうしなければ、公明党の失速は沖縄だけでは終わらず、来春の統一地方選、さらには来年7月予定の参院選でも続くことになるだろう。
公明党の正念場である。
なお、今回の選挙で目立ったのは、沖縄タイムスや琉球新報など現地メディアによる徹底的な「ファクトチェック」だった。次々とデマやフェイクを暴いていった。
だが、いくら事実を突きつけられても、ネット右翼の玉城さんへのデマ攻撃は絶えなかった。今回の沖縄県知事選での玉城デニー陣営の戦いは、実にデマゴギーとの戦いでもあったのだ。
だが、沖縄の民意はデマには屈しなかった。
沖縄は安倍政権に刺さった棘
デマゴギーの親玉のような人物が、選挙結果にボーゼンとしたのか「沖縄は終わった」とのツイートを流して炎上した百田某である。
だが、終わったのはどちらか? 凄まじいほどのデマを飛ばし、玉城さんに悪罵を浴びせ、悪態をつき放題についてきた彼のほうが“終わった”のだ。終わった連中は、本当の意味で終わってほしい。もうこれ以上、沖縄にかかわらないでほしい。
安倍支持者にとって沖縄は、ほぼ全国に行きわたった安倍一強支配の巨体に刺さった小さな棘なのだろう。もう怖いものなし、我が世の春の安倍万歳派ではあっても、沖縄だけは目の上の瘤。これをなんとかしないと、イライラがおさまらない。
沖縄は終わってなどいない。玉城新知事が繰り返し言っているように、新しい沖縄が始まろうとしている。安倍体制に刺さった棘は、間もなく大きな痛みになって、安倍体制を揺るがすだろう。その予兆は現れている。
内閣改造の大失敗!
「キズもの一掃内閣」とか「ワケあり商品内閣」などと揶揄されているのが、改造安倍内閣だ。なんともひどいメンツを集めてしまった。
もはや安倍首相には、国民のためにきちんとした政策をやり遂げよう、などという考えは毛頭ないらしい。ひたすら、自分の言うことを聞くだけの茶坊主どもを集めて、虚仮(コケ)の一念“改憲”に突っ走る。だが、国民無視のツケはすぐに現れる。いや、すでに現れている。
毎日新聞が今月6、7日に行った世論調査。通常なら改造すればそのときだけは内閣支持率が上がるものだが、今回はまったく上がらず37%のまま。しかも、内閣に対する期待が高まったか? という問いには、高まった8%、期待できず37%、変わらない47%という結果だ。なんと、期待度はたったの8%なのだ!
まったく期待されていない内閣であることがよく分かる。改造直後でこの数字であれば、多分、後は下がる一方だろう。
最初に書いたように、「終わった」のは、百田某が言うように沖縄ではなく、安倍内閣のほうなのだ。
沖縄県知事選の結果の衝撃は、安倍首相には想像以上に堪えているはずだ。だが、これで「自らの非を省みる」などという殊勝な気持ちは、残念ながら安倍首相は持ち合わせていない。逆に、開き直ったように“改憲一直線”で突っ走りそうだ。だが、浅慮な安倍首相は、それが自分の首を絞めることになることに気づいていない。
安倍麻生のAAコンビは、他人の言うことを聞く耳を、産まれた時からどこかへ置き忘れてきたような人物だ。聞くのは、自分の耳に気持ちのいいおべんちゃらばかり。だから、おべんちゃらマンばかりを身の周りに置きたがる。さすがに、有権者たちもそれに気づき始めた。これはヤバイ。それが沖縄県知事選であり、自民党総裁選での地方票の反乱だったのだ。
「安倍政権の終わり」というのは、そういうことだ。
ついに、安倍政権の終わりが見えた!
公明党の動きもカギになる。
安倍悲願の“改憲”にまで、もし公明党が引きずられるとしたら、それは党の存続にかかわる重大な政策転換になる。さすがに、権力ベッタリの山口那津男代表ら幹部だって、そのくらいは気づいている。しきりに“安倍改憲”に牽制球を投げているのはそのためだ。
国会が始まる。
7日、ほんとうに愚かな加計孝太郎理事長が、まったく「自爆会見」としか言いようのない記者会見を開いた。知らない、記録にない、総理とは会っていない、事務局長の勇み足だ……。無内容もここまでくればリッパと言うしかないが、実際は、一度鎮火しかけていた加計問題に、また油を注いでしまったというお粗末。
腹心の友(安倍首相は、これをバクシンの友と読んだらしい、相変わらずだ)の安倍氏を側面援護しようとして、目一杯足を引っ張ってしまった、愚劣の極み乙女である。
国会では、またも「加計問題」が蒸し返されることになろう。
安倍政権の終わりが見えている。
見えているだけではなく、それを実現しなければならないと思う。
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[※ 『NNNドキュメント’17/記憶の澱』(2017年12月3日(日))↑]
リテラにる、敗戦の日に関連したテレビ番組についての記事【綾瀬はるかが戦時下の性犯罪をレポート! 兵士たちによる性暴力、国が中絶手術を強制…現在も続く性被害女性への偏見】(http://lite-ra.com/2018/08/post-4193.html)。
《TBSの『NEWS23』では、放送時間を拡大して、今年も特別企画「綾瀬はるか「戦争」を聞く」を放送。今年のテーマは、「戦争と性犯罪」》。
《記憶の澱》…暗澹とした気持ちになる。【記憶の澱/NNNドキュメント’17】でも取り上げられていた、被害者性について。加害者性を否定し、さらには、被害者性についても《暴言を浴びせ…「自己責任」と言い放つ》残酷さ…さらには、《なぜ、このような中絶手術がおこなわれたのか。じつはここに国による方針があった》…唖然とするしかない。
『●「日本の恥と呼ぶべき存在」』
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
『●加害者性と被害者性の両面…
米兵に《「ゴーホーム」と言ったが、「ご両親が待ってるよ」と付け加えた》』
《息子は元米兵。4回のイラク戦争派遣の合間に、名護市辺野古の
キャンプ・シュワブに駐留した。そのゲート前で、米国在住の
長島志津子さん(67)は1カ月間、戦争の愚かさを訴え続けた。
「政治家にだまされないで」。息子の後遺症という被害者性と、
歓迎されないまま沖縄に駐留した加害者性と》
『●加害者性と被害者性…「私たち一人一人が被害者となり、
加害者となり得る戦争。戦争はどこかで今も…」』
「【記憶の澱/NNNドキュメント’17】…。
《先の大戦の記憶を、今だからこそ「語り、残したい」という人々がいます。
性暴力、捕虜の殺害、民間人の殺害、性の接待―。
心の奥底にまるで「澱」のようにこびりついた記憶には「被害」と「加害」、
その両方が存在しました。日本人女性が性暴力を受ける現場を
目の当たりにした人にも、大陸を侵攻した元日本兵にも、
性の接待をせざるを得なかった満洲開拓団の人々にも。
戦争がもたらすものとは―。人々の記憶から、反戦を訴えます》」
『●高畑勲監督「「人を殺したくない」という気持ちこそ」…
日本の「侵略戦争」と「加害責任」を問うテーマは…』
『●【NNNドキュメント/南京事件Ⅱ ―歴史修正を検証せよ―】…
「消し去られた事実の重み…現代に警鐘」』
『●【南京事件Ⅱ―歴史修正を検証せよ】…
「「公文書」がいかに重要な意味を持つかを、社会に毅然と示した」』
《日本が戦時性暴力の加害者であることを真摯に受け止めることもなく、被害を訴える女性たちに「金目的だ」などと暴言を浴びせ、一方で性暴力を受けた女性たちに「自己責任」と言い放つ。これは、女性に対する性暴力が「女性の人権」の問題であるという認識がないことの証左だ》。《女性の尊厳を踏みにじる言葉と地続きのものであると同時に、いまなお日本に蔓延している女性の権利に対する意識のなさを浮き彫りにしている。実際、性被害を訴える女性に対し、この国では副総理までもが「…」などと性犯罪を正当化する意見がごく当然の見方であるかのように次々と飛び出すという状況がつづいている》。
社会が病んでいるニッポン。アベ様の政治は腐敗し、警察・検察も機能せず、司法も独立性を失って政治判断を乱発して、司法判断を放棄。アベ様に手なずけられ、頼みのジャーナリズムも堕落し、マスコミに《権力の監視》《権力のチェック機能》《番犬(ウォッチ・ドッグ)ジャーナリズム》などあるいは《調査報道》など望むべくもない。
『●「森友、加計、準強姦事件の3つ…諸悪の根源である
“主犯”は目の前にいるのだ」=アベ様御夫妻』
『●人治主義国家ニッポンの人事考査: 証拠隠滅で国税庁長官、
犯罪揉消しで警察庁組織犯罪対策部長…』
『●アベ様に犯罪をもみ消してもらえる「報道」者、
かたや、「卑劣な報復=身辺調査」を噂される新聞記者…』
『●ニッポンの司法は完全に破壊…事件の密室性だけでなく、
捜査も検察審査会も「Black Box」』
『●ニッポンのマスコミも完全に破壊…鬼畜なアベ様広報官犯罪、
司法の「Black Box」に踏み込めず』
『●『総理』著者・山口敬之氏…犯罪もみ消しを忖度してもらえるほどの、
「ただの番記者」どころか腹心の友』
『●TBS「ドラマ部門が勇気ある行動を
ということなのかもしれない」…その「放送された意義」』
『●日本のマスコミは準強姦事件についてなぜ騒がないのか?…
「日本の国会やメディアは…関心がないようだ」』
『●「膿」で出来上がった政権、政党に絆創膏を貼っても
「使い捨て…汚くなったらゴミ箱」(室井佑月さん)』
『●斎藤貴男さん「家柄だけのボンボン爺さんのチョイ悪ぶりっ子ほど
みっともないものはない。恥を知ろう…」』
『●「膿」で出来上がった政権、政党…
ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?』
『●「謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた麻生氏の
姿はなかった」…ウルトラ差別者の責任は有耶無耶?』
『●青木理さん「特定のメディア組織に属してはいても、
記者が本来奉仕すべきは、広い意味での読者や視聴者」』
『●アベ様は「「愛国者」ではなく「愛僕者」…
彼が「国難」と言う時は「僕難」…愛僕者に付ける薬」無し』
《財務次官のセクハラ問題で、女性記者が次官との会話を録音した
データを週刊新潮に渡したことについて、自民党の衆院議員が
「ある意味犯罪」だと失言したり、「#Me Too」のボードを掲げて
抗議した野党の女性議員に対して、別の自民党議員が
「セクハラとは縁遠い方々」とツイッターに書き込んだり。口を開けば、
下劣さを露呈するばかりなのに、彼らはそうなることにさえ気が付かない。
知性のなさは目を覆いたくなるほどです。政権が崩れる時というのは、
こうしてあらゆる形で愚劣ぶりがほとばしり出てしまうのでしょう》
『●「3本の矢」「女性活躍」「1億総活躍」「働き方改革」
「人づくり革命」…そんなものを有難がってる…』
《「女性活躍」は、財務省の福田淳一前事務次官のセクハラに対して、
麻生副総理は「(女性記者に)はめられた」とセカンドレイプのごとき
発言を繰り返し、安倍首相本人は口をつぐんだままだ》
『●花角英世新潟県新知事…「柳瀬氏同様、安倍政権下で
出世してきた元官僚」…女性差別発言隠蔽は体質の体現』
「リテラの記事【横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」38/新潟県知事選
“女性差別発言”問題で花角候補を直撃! 隣にいたのに
「よく覚えていない」と“柳瀬元首相秘書官”状態】…
《「セクハラ被害者の訴えより加害者と疑われた部下を守る
(麻生)財務大臣。『女性知事は必要ない』と与党候補を支援する
演説で公言した商工会長。『男性の育児は子どもに迷惑』と明言したり、
『3人産んだほうがいい』と公言する自民党議員たち。
もう、たくさんだ。変えましょう、社会を」》」
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
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【http://lite-ra.com/2018/08/post-4193.html】
綾瀬はるかが戦時下の性犯罪をレポート! 兵士たちによる性暴力、国が中絶手術を強制…現在も続く性被害女性への偏見
2018.08.16
(TBS公式HPより)
昨日は73回目の終戦の日を迎えたが、民放キー局では終戦の特番はひとつも放送されることはなかった。そんななか、TBSの『NEWS23』では、放送時間を拡大して、今年も特別企画「綾瀬はるか「戦争」を聞く」を放送。今年のテーマは、「戦争と性犯罪」だ。
今回、綾瀬が話を聞いたのは、10歳のときに敗戦を満州で迎えたという鈴木政子さん(83歳)。敗戦後、満州に侵攻したソ連兵によって収容所に連行されたが、そこではソ連兵たちによる女性たちへの性暴力が待っていた。政子さんの母・ツ子(つね)さんは、手記にこう書き綴っているという。
〈夜ひるなしに女を連れに来る。若い者、年寄りに関係はない〉
〈「お母さんお母さん」と泣き叫ぶ。「助けて、助けて」と呼べど叫べど
誰も手出しができない〉
〈まるで犬・猫どころか、石ころ同然である〉
そして、10歳の政子さんも、そうした現場を目の当たりにしている。「『嫌だ』と言った、子ども2人いるお母さんが目の前でね、犯されたの。それをみんなが見てるんです」(政子さん)。ソ連兵は女性を何人か連れ出しては「5人くらいで輪姦」し、女性たちは「1回に5〜6人相手」にさせられた。病気や出血多量で多くの人がそこで亡くなったという。
この証言に綾瀬も衝撃を受けたのか、「鈴木さんの目の前でですか?」「子どもたちの前で?」と繰り返すように尋ね、悲痛な表情を浮かべたが、こうして性暴力を受けた女性たちには、さらなる悲劇が待っていた。
政子さんには満州で知り合った「ゆう子さん」という17歳の少女がいた。姉妹のように仲良くなったが、このゆう子さんもまたソ連兵の強姦被害に遭っていた。そして、政子さんの家族とともに命からがら収容所を抜け出し、引き揚げ船で帰国の途に着いたときに、ゆう子さんは妊娠7カ月となっていた。
同じように妊娠していた女性のなかには、引き揚げ船から海へ身を投げる者もいた。だが、ゆう子さんは生きることを選び、船は博多港に着いた。しかし、ゆう子さんは福岡県筑紫郡二日市町にあった「二日市保養所」に連れて行かれる。この「二日市保養所」では、当時の日本では違法だった中絶手術が強制的におこなわれていたのだ。
現在の母体保護法でも、中絶手術ができるのは妊娠22週未満まで。妊娠7カ月での中絶手術は母体のリスクがあまりにも高すぎる上、麻酔薬がなく、女性たちは麻酔なしで痛みに耐えなければならなかった。さらに、当時の手術にかかわった医師や看護師の証言によると、妊娠後期の場合、中絶ではなく出産をして、出てきた赤子の首を絞めたり、頭にメスを刺すなどして絶命させていたのだという。
なぜ、このような中絶手術がおこなわれたのか。じつはここに国による方針があった。
当時、堕胎にかかわった岩崎正・九州大学産婦人科教室元医局長は、「日経メディカル」1987年8月10日号に「国が命じた妊娠中絶」と題した手記を寄稿。そこには、敗戦直後に産婦人科の助教授が厚生省に緊急召集され、こう指示を受けたと書かれている。
〈異民族の血に汚された児の出産のみならず家庭の崩壊を考えると、
これら女性たちの入国に際しては、これを厳しくチェックして、
水際でくい止める必要がある〉
〈極秘裏に中絶すべし〉
『NEWS23』では、二日市保養所で500人とも言われる女性たちが中絶手術を受けたと伝えたが、この岩崎氏の手記によると、国立福岡療養所と国立佐賀療養所でおこなわれた中絶手術も〈1000件を下らない〉という。
このように「外地」で性暴力を受けて妊娠した女性たちは、当時「不正妊娠」と呼ばれ、記録されている。強姦に遭った被害者であるにもかかわらず、女性たちは“正しくない妊娠をした者”として扱われ、意思とは関係なく国の指示によって中絶をさせられたのである。
■女性たちをソ連兵に差し出し性接待をさせた日本人男性
さらに番組では、政子さんの証言のほかに、岐阜県旧黒川村から満州に渡った「黒川開拓団」で起こった問題も紹介された。それは、敗戦後にソ連兵や現地の人びとから襲撃を受けるようになった際、「開拓団の男たち」はソ連兵に治安を守ってもらうことと引き換えに、女性を差し出して「性接待」をおこなわせていた、というものだ。このとき、男たちは女にこう言っては性暴力を正当化した。「減るもんやないし」「ロシアの人と付き合えて良かったやないか」。
満州での性暴力、そして“身内”のはずの男たちに人身御供として差し出され、強姦の被害に遭わされた女性たち。戦時下において、女性たちはこうして性の暴力に晒されてきたのだ。
無論、それは日本人女性だけの話ではない。『NEWS23』では、星浩キャスターが「今回、非常につらい経験を語ってくれた女性の方々を、私はその勇気に敬意を表したい」とした上で、「一方で日本はアジア・太平洋で多大な被害を与えたという加害者でもある」「我々の責任は加害者ということの歴史に目を向けること」と言及したが、日本は戦時性暴力の加害者でもあるからだ。
言わずもがな、戦時中、日本軍兵士は戦地で強姦を繰り返し、さらには朝鮮人、台湾人、中国人、フィリピン人、インドネシア人など、多くの国の女性たちを人身売買や脅迫、甘言を囁いて騙すなどして「慰安所」に入れた。しかも、こうした「性奴隷制度」と呼ぶべき慰安所の設置には軍が関与しているのである。
だが、こうした問題に対し、日本はいまだに「戦争中だから仕方がなかった」だの「あれは戦時中の売春婦だ」だの「強制連行ではない」だのと混ぜ返しつづけている。これは、治安のために強姦させられた黒川開拓団の女性に男性が吐き捨てた「減るもんやないし」という女性の尊厳を踏みにじる言葉と地続きのものであると同時に、いまなお日本に蔓延している女性の権利に対する意識のなさを浮き彫りにしている。実際、性被害を訴える女性に対し、この国では副総理までもが「はめられた」と言い出したり、「酒を一緒に飲んだら合意も同然」「服装が悪い」「本当は悪い気はしなかったのではないか」などと性犯罪を正当化する意見がごく当然の見方であるかのように次々と飛び出すという状況がつづいている。
日本が戦時性暴力の加害者であることを真摯に受け止めることもなく、被害を訴える女性たちに「金目的だ」などと暴言を浴びせ、一方で性暴力を受けた女性たちに「自己責任」と言い放つ。これは、女性に対する性暴力が「女性の人権」の問題であるという認識がないことの証左だ。
戦地で日本兵が追い込まれた過酷な状況や本土空襲の苛烈さといったテーマと比べると、日本の女性たちが受けた性被害にかんする報道は少ない。そして、多くの被害女性たちに沈黙を強いてきたのは、この国の性暴力に対する偏見や、被害者に「恥」の意識を擦り込ませる社会からの視線だ。これを現在にもつづく問題として捉えると同時に、日本軍「慰安婦」問題を筆頭に、あらゆる性暴力を「女性の人権」の問題として考える。日本に求められているのは、そうした姿勢であるはずだ。
(編集部)
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【青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】
リテラの記事【加計学園が報ステ記者を会見から締め出し! 安倍政権とそっくりのやり口・火事場泥棒会見はすべて加計理事長の意向】(http://lite-ra.com/2018/06/post-4080.html)。
《しかも、加計学園はさらに卑怯な手に出ていたことも判明。なんと、地元の記者クラブ加盟社しか会見場に入れず、集まったそのほかの記者たちを“門前払い”していたのだ》。
『●偶然は通用しない、アベ様のオトモダチ獣医学部開設…
前川喜平さん「規制緩和ではない。特権の付与です」』
『●《もはやカルトだ》…《もはやこの国の総理は
カルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》』
『●タンカ記念日と15年「「獣医学部いいね」と
安倍さんが言ったから、2月25日は加計記念日」で滅公奉僕』
『●《愛僕者》アベ様のオトモダチの取巻きが滅私奉「僕」の《詐欺》を公言
…県・今治市は返金を要望すべきだ』
「(かなりの確度で)この虚偽情報がウソで、実際には面会していたら…
どうなんの? どう責任をとるの?」
『●「九十八日間もの臨時会の先延ばしこそ
「加計隠し」だった」?(桐山桂一)…壮大な《もはやカルト》状態』
『●やっぱりネ、加計サイドの《面会はウソ》はウソだった…
加計理事長や官邸の嘘つき達はどう落とし前を?』
『●加計孝太郎氏「記憶にも記録にもない」と言われてもねぇ
…2015年2月25日《面会はウソ》はウソです』
アノいい加減な会見モドキを開くことで、“ぼくたちの友情は潔白”は証明されたのでしょうか? …ズブズブでダークなオトモダチとの友情を糊塗できたでしょうか?
『●「“ぼくたちの友情は潔白”などとよくもまあ言えたものだ」…
ズブズブでダークなオトモダチとの友情』
日刊スポーツの記事【加計理事長、国会招致問われ「お待ちしております」】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201806190000426.html)によると、《加計理事長は、国会への招致の可能性について問われると「私が決めることではないので、お待ちしております」と答えた。愛媛県に今後、謝罪に行く可能性はあるか? と聞かれると「謝罪に行くことが許されたら参りたい」と、中村時広知事との面会、謝罪の可能性については否定しなかった》。
国会はまだ招待状を送って無いのでしょうか? 各委員会の委員長は一体何をやっているのか? さっさと証人喚問すべき。国会も延長したことですしね。
琉球新報の【<社説>加計理事長会見 国会に証人喚問すべきだ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-742936.html)によると、《加計理事長は首相との面会を否定したが、証拠はどこにもない。県文書には他にも、首相の名前が登場する。到底、説明責任を果たしているとは言えない。真相を明らかにするために加計理事長を国会に証人喚問すべき…この説明に納得する国民はいないだろう。前文部科学事務次官の前川喜平氏は「うそにうそを塗り固めた上に、さらにうその上塗りをした」と批判した。部下に責任を押し付けるやり方は「森友学園」を巡る決裁文書の改ざんに対する麻生太郎財務相の対応に酷似している》。
前川喜平さんは「うそにうそを塗り固めた上に、さらにうその上塗りをした」と批判…全く同感。それにしても酷い内閣、自公政権。
『●《愛僕者》らの暴走と無責任さを放置して平気?
野党の批判の前に、《愛僕者》や与党・癒党の批判を』
『●タンカ記念日と15年「「獣医学部いいね」と安倍さんが言ったから、
2月25日は加計記念日」で滅公奉僕』
『●《もはやカルトだ》…《もはやこの国の総理は
カルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》』
『●「今の政治家は、戦後アメリカが利用するために
地位を残した人間の子孫で、アメリカにへつらうのが家業」』
『●斎藤美奈子さん「最低限の了解事項や整合性を放棄
…液状化…国ごと底なし沼に沈んでいくような気分。」』
『●《もはやカルト》な教祖様や取り巻き連中が取りまとめる
「働かせ方壊悪」法案という「残業代ゼロ法案」』
『●実は「パンを食べた」もウソで、ご飯粒が口の周りについている…
「れっきとした国民様」は御見通しかな?』
『●「どうして、ご飯食べたなんてウソつくの?」
「これからしっかり食べます」と切り返す様な醜悪な「討論」』
『●《愛僕者》アベ様のオトモダチの取巻きが滅私奉「僕」の《詐欺》を公言
…県・今治市は返金を要望すべきだ』
『●内閣から独立した機関と憲法で定められている
会計検査院の報告書に介入…「総額を消してもらおう」!』
『●「超セレブ」財務相「閣僚給与12カ月分の170万円の返納など
はした金…飲み代「2回分」でしかない」』
『●「何十年と付き合っていますけど、
総理は嘘をつくような人じゃない…」(山本一太氏)…《もはやカルト》』
『●高度プロフェッショナル制度導入の
社会的事実「立法事実」を支えるのは…たった1人の調査対象者の声!?』
『●行政府の長の滅茶苦茶話法が取巻き連中や官僚に波及
…《言葉がまともに通用しない政治が、国民に…》』
沖縄タイムスの【社説[加計理事長会見]納得できず 喚問不可欠】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/270685)も、《加計氏の否定は「物証」に基づく反証でなく記憶や記録がないというだけだ。どれだけの人が納得するだろうか。加計学園の学部新設計画を知ったのは17年1月だと答弁している安倍首相に合わせるためではないのか。首相面会を捏造(ねつぞう)していたのなら重大な問題だ》。
東京新聞の記事【愛媛知事「謝罪より説明責任」 加計氏に求める】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201806/CK2018062102000140.html)によると、《中村時広知事は…加計孝太郎理事長が、獣医学部新設を巡る県文書に記載された安倍晋三首相との面会を否定したことについて「記憶の中での話なので、それを明確にする何かがあった方がいいのではないか」と述べ、事実を裏付ける証拠を求めた》。
「うそにうそを塗り固めた上に、さらにうその上塗りをした」わけで、結論は出ている話。「腹心の友」加計孝太郎氏に「記憶にも記録にもない」と言われても、2015年2月25日《面会はウソ》はウソですものねぇ。《面会はウソ》の証拠を出せ、と言われても困っておしまいでしょう、きっと。
最後に、日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍晋三、もはや「現代の皇帝」だ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201806210000213.html)によると、《★官邸機能の強化というより、情報と権限の一元化を図り、国民の「強い指導者」を求める声を背景に主要閣僚の固定化、内閣人事局の歪曲運用などを駆使。公文書書き換えなど行政の中立性をゆがめ、また責任者が責任を問われないなど、国民が不審に思っても実態を優先させて乗り切ることで、三権分立の恣意的崩壊を助長させている。今日の状況は、独裁政治を行使する皇帝といっても構わないのではないか》。
いつまでこんなことが続くのでしょうねぇ? 与党・自公や癒党・お維に投票している皆さん、選挙に行きもせず、政治に無関心な眠り猫の皆さんが、ニッポンの独裁政治を完成へと着々と。「裸の王様」アベ様の耳、取巻き連中の耳は、馬さんや鹿さん、ロバ耳東風…下々の声など聴く耳無し。やりたい放題だ、
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【http://lite-ra.com/2018/06/post-4080.html】
加計学園が報ステ記者を会見から締め出し! 安倍政権とそっくりのやり口・火事場泥棒会見はすべて加計理事長の意向
2018.06.20
(加計学園HPより)
日本大学を上回る、史上最悪のゲス会見──。昨日、急遽おこなわれた学校法人加計学園・加計孝太郎理事長による問題発覚後初の会見が大炎上している。当然だろう。本サイトが昨日報じたように、加計学園はメディアの追及を最小限にするため、大阪北部地震が起きた翌日とサッカーW杯日本初戦というタイミングを“わざと”狙って会見をぶつけるという姑息かつ卑劣な所業をしでかしたのだから。
しかも、加計学園はさらに卑怯な手に出ていたことも判明。なんと、地元の記者クラブ加盟社しか会見場に入れず、集まったそのほかの記者たちを“門前払い”していたのだ。
加計学園が昨日11時に会見を開くことを発表したのは、同日午前9時のこと。岡山に本社や支局がある報道機関で構成されている岡山交通・大学記者クラブに案内したものだった。しかし、そんな時間に急に会見が開かれることがわかっても、東京のメディアは11時に会見場である岡山市内の加計学園本部へ辿り着くことはできない。さらに在阪メディアは、一昨日発生した大阪北部を震源とする地震の報道でてんやわんやの状態で、記者を急遽派遣する体制が整っていないのは明らかだった。つまり、加計学園は震災で混乱するメディアの態勢と、テレビがW杯報道一色になることを見越して、取材陣が大して集まらない昨日という日に、急に会見を開いたのである。これこそまさに「火事場泥棒」ではないか。
しかし、加計学園がそんな汚い手段に出たなか、メディアも必死で食らいついた。実際、11時前に大手メディアの取材陣が加計学園本部前に辿り着いたが、ここで加計学園側は地元記者クラブ加盟社の記者しか入場を認めなかったのだ。
岡山の地元記者クラブしか会見の取材はさせない──。地元のみとなればメディアはかなり限定される上、記者クラブという制度は例外なく癒着の温床でしかない。現に、今回の会見の幹事社は山陽新聞社だったが、山陽新聞社の越宗孝昌会長は加計学園の理事も務める人物。しかも、2012年3月には山陽新聞社と加計学園は包括連携協定を締結し、2009年には加計理事長が同社の第67回山陽新聞賞(教育功労)を受賞している。会見の幹事社は加計学園とズブズブの関係だったのだ。
その一方、加計会見の門前払いを喰らったメディアのひとつが、テレビ朝日の『報道ステーション』取材班だった。『報ステ』は加計学園が会見を開くことをキャッチすると、大阪北部地震の取材に当たっていた記者を急遽、岡山市に派遣。11時前に加計学園本部に到着したが、中に通してもらえなかったという。
昨日の放送ではそうした門の前での押し問答の様子も流したのだが、加計学園側の対応は噴飯ものだった。
『報ステ』スタッフは門の前で記者の排除に当たっていた加計学園関係者に「どういう選別をされていらっしゃるんですか?」と尋ねるが、加計学園関係者は「先程ね、説明に来たんですよ」と言うばかり。そして、大阪から駆け付けた別の記者に「いま説明に来ましたよね?」と話を振ると、その記者は「来てないじゃないですか」と静かな怒りを含ませた声で反論。加計側はここでも嘘の説明でごまかそうとしていたのだ。そのうち、「報道対応の責任者」という人物が説明のために門の前へやってきた。この人物は加計学園の皆木英也相談役というが、氏は〈岡山東警察署長をはじめ、岡山県警の要職を歴任〉した人物だ(岡山商科大学学報より)。
■ゲスすぎる会見日程も、記者締め出しも、質問打切りも、すべて加計理事長の判断
この皆木相談役は、「全国にフリーにした場合に、どれだけの記者の方が来るかわからんから」などと記者排除の理由を述べたが、今回の会見は「担当者が獣医学部新設のために、安倍首相の名前をもち出して嘘をついたことを認める」というとんでもない話だ。その上、加計学園は実際に獣医学部新設に漕ぎ着け、血税が注がれた巨額の補助金までせしめている。その説明をするというのなら、大きな会場を準備して全国の記者に門戸を開くのは当然のこと。それだけの責任が加計学園にはあるのに、「どれだけ記者が来るかわからんから」などというのは何の言い訳にもならない。
だが、こうした無責任さは、すべて加計理事長の方針なのだ。というのも、皆木相談役は、『報ステ』スタッフから「地元のメディアのみを中に入れるというのは理事長の意向なんですか?」と問われると、さも当然であるかのように、滔々とこう話しはじめたからだ。
「そりゃあもう、トップの判断。私が何か報道担当だからこうしろああしろ
じゃなしに、方針については全部、理事長の判断をもらって、
この学園としての意思としてやらせてもらっています」
さらに、「こういう会見のかたちは理事長が判断されるんですか?」という質問にも、皆木相談役はこのように胸を張って答えた。
「そりゃそうです。うちは法人ですから、それだけ権限を下に下ろして
おりません。すべて、こういう大きな重要なことは、すべて理事長判断を
いただいております」
法人だからすべての権限は理事長にある──って、何を得意気に語っているのだろう。学校法人は社会からの信頼や公益性を備えていなければならず、そのためには自律的かつ透明性の高いガバナンスが担保されなければならない。なのに「法人だからトップダウンは当たり前」とは、加計学園ではガバナンス機能が働いていないと認めているようなものではないか。加計学園はこんなことを相談役が平然と言ってしまうほど、加計理事長に権力が集中しており、すべては加計理事長の指示のもとで動いている、ということなのだ。
そして、地震の混乱とサッカーW杯を利用したゲスの極みである会見の実施や、自分への追及を最小限に抑えるためのメディアの排除、たったの25分で会見を打ち切るという暴挙、これらすべてが加計理事長の「判断」だったのだ。
しかも、その会見で加計理事長が口にしたのは、腹心の友である誰かさんと同じで、部下に詰め腹を切らせて自己保身に走るというものだった。
■“ゲス友”安倍首相とそっくり! 辻褄の合わない嘘を言い張り、部下に責任押し付け
たとえば、安倍首相が「獣医大学いいね」と言ったという面談の事実について、記者から「渡邉(良人)事務局長が勝手に(嘘をつくことを)やったという認識か」と尋ねられると、加計理事長はこともなげに「はい、そうです」と返答。その根拠を問われると、「根拠は、とにかく記憶にないし記録にない」と自信満々に答えた。「記憶にも記録にもない」ことが、根拠になり得るというのである。まったく安倍首相と瓜二つではないか。
だが、加計理事長や安倍首相とは違い、れっきとした「記録」として残されている愛媛県文書には、ふたりが面談をおこなっていなければ辻褄が合わない記述が複数にわたって存在している。これにふたりがまともに反証できていないことからも、加計理事長と安倍首相が嘘をついていることは誰の目にもあきらかなのだ。
その上、加計理事長は会見で、「何十年来の友だちなので、仕事のことは話すのはやめようというスタンスでやっている」だと述べたが、そんな馬鹿な話があるはずがない。だいたい、仕事の話をしていないのだとすれば、なぜ安倍首相は千葉科学大学開学10周年や加計学園創立50周年の記念式典にわざわざ駆け付け、祝辞まで述べたというのか。しかも、加計理事長は安倍首相の別荘で開かれたバーベキューに獣医学部新設の事務担当者であった渡邉事務局長を同伴し、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)に挨拶までさせているのだ。
さらに会見では、加計理事長は何を血迷ったのか、「加計学園の職員が官邸に行ったり総理の周りの人に会ったことはまったくない?」という質問に、「ないです」とはっきり答えた。柳瀬元首相秘書官は国会で「加計学園やその関係者の方とお会いした記憶はあると、そこは一貫している」と答弁しているにもかかわらず、である。嘘に嘘を重ねた結果、またもさらなる矛盾を生んでしまったのだ。
火事場泥棒さながらに会見を開き、部下に責任を押し付けて堂々と嘘をつきつづける──。しかし、この加計理事長の卑劣な判断は、功を奏したと言えるだろう。実際、この会見を大きく報じた番組は『報ステ』とTBSの『NEWS23』くらいで、それも日大アメフト部問題の会見とはくらべものにならない程度のもの。今朝以降のニュース番組もワイドショーも、W杯の話題ばかりだ。
加計理事長は、記者からの「国会からの招致の要請があればどうするか」という質問に対し、「私が決めることではない」と言いつつ、余裕綽々な様子で「お待ちしています」と答えた。安倍首相の権力を笠に着て、絶対に招致されないと高を括っているのだろう。だが、加計理事長が事実と認めている「担当者の嘘」によって、獣医学部は新設され巨額の補助金が交付されていることを考えれば、会見で十分な説明がなされたとはまったく言えない。今度はしっかり国民に説明すべく、国会に招致し、あのゲスっぷりを再現していただくほかない。
(編集部)
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【青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】
ニッカンスポーツのコラム【政界地獄耳/自分が決めた軽すぎる「処分」に失笑】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201806200000185.html)。
東京新聞の中沢誠記者による記事【疑惑1年、加計氏初会見 首相と面会「記憶も記録もない」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018062002000137.html)と、
社説【加計氏の会見 国会での解明が必要だ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018062002000140.html)。
《首相・安倍晋三との個人的な関係については…否定した。しかし首相は14年には「常日頃、加計さんは時代のニーズに合わせて新しい学部、学科の設置にチャレンジしたい」と発言している。もう少し丁寧に話せないものかと思うが、もともとなめてかかっているからなのだろうか…加計は「私の不徳の致すところですが、たまたま総理と仲が良かったことでこうなってしまった。(騒動につながるとは)思いませんでした」と言い放っている》。
《首相と会っていないなら二月二十五日に何をしていたのか-。「部下のうそ」を証明する根拠を問われても、「記憶にも記録にもない」と押し切った…首相面会がうそなら、県や市をだましたことになる。うそをついたことへの処分発表の会見だったにもかかわらず、加計氏から出た言葉は「これから気を付けます」だった》。
《「一切獣医学部の話はしていない」と言うだけでは信じ難い。きのう初めて記者会見した加計孝太郎学園理事長。行政の公平・公正性に関わる問題である。国会に証人喚問し、事実を解明すべきだ。公平・公正であるべき行政判断が、安倍晋三首相の直接または間接的な影響力で歪(ゆが)められたのか否か。この極めて重要な問題を報道機関に対するただ一回の会見だけで幕引きとすることはできない》。
『●偶然は通用しない、アベ様のオトモダチ獣医学部開設…
前川喜平さん「規制緩和ではない。特権の付与です」』
『●《もはやカルトだ》…《もはやこの国の総理は
カルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》』
『●タンカ記念日と15年「「獣医学部いいね」と
安倍さんが言ったから、2月25日は加計記念日」で滅公奉僕』
『●《愛僕者》アベ様のオトモダチの取巻きが滅私奉「僕」の《詐欺》を公言
…県・今治市は返金を要望すべきだ』
「(かなりの確度で)この虚偽情報がウソで、実際には面会していたら…
どうなんの? どう責任をとるの?」
『●「九十八日間もの臨時会の先延ばしこそ
「加計隠し」だった」?(桐山桂一)…壮大な《もはやカルト》状態』
『●やっぱりネ、加計サイドの《面会はウソ》はウソだった…
加計理事長や官邸の嘘つき達はどう落とし前を?』
「【やっぱり安倍と加計の「会ってない」は嘘だった! 面談時に加計学園が
提供した資料が文科省で発見】…。《2015年2月25日に
「獣医大学いいね」と安倍首相が加計孝太郎理事長に述べたとされる
面談時に学園側が提供したという資料が、文科省から見つかったのだ。
しかも、この資料をもとにおこなった専門家への意見照会が、
愛媛県新文書に書かれていた通りに実施されていたことを文科省が認めた》」
「腹心の友」加計孝太郎氏に「記憶にも記録にもない」と言われてもねぇ…2015年2月25日《面会はウソ》はウソですものね。
言うに事欠いて、「これから気を付けます」!…さっさと証人喚問して下さい。1年以上、国会の各委員会委員長は一体何をしているのか! 野党の要望に「理事会で協議」と言いつつ、一向に実現しない無能な委員長達。
「“ぼくたちの友情は潔白”などとよくもまあ言えたものだ」…ズブズブでダークなオトモダチとの友情…国会でさっさと証人喚問しましょう。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201806200000185.html】
政界地獄耳
2018年6月20日9時4分
自分が決めた軽すぎる「処分」に失笑
★この1年半、国会を翻弄(ほんろう)し、世間を騒がせた加計学園理事長・加計孝太郎が唐突に会見を開いた。世間ではサッカーワールドカップ日本戦にぶつけたとか、大阪府北部地震の混乱時に開いたなどと言われてひんしゅくを買っているが、混乱時にニュースを小さくしようとする思惑はあったかも知れない。実際は午前9時に地元記者クラブにプレスリリース。会見への出席は地元の記者に限定され東京にいる加計学園疑惑の取材担当記者たちが間に合わない時間にセットして、厳しい質問を浴びないように小細工したということではないか。
★会見では今回の問題が国会にも影響を与えていることを謝罪するものの、首相・安倍晋三との個人的な関係については、「何十年来の友達ですし、仕事のことを話すのはやめようというスタンスでやっております。リラックスをするためにお会いしていますから、こちらの話はあまり興味がないと思います。(獣医学部の話は)ありません」と否定した。しかし首相は14年には「常日頃、加計さんは時代のニーズに合わせて新しい学部、学科の設置にチャレンジしたい」と発言している。もう少し丁寧に話せないものかと思うが、もともとなめてかかっているからなのだろうか。
★また、この短時間の会見で加計は「私の不徳の致すところですが、たまたま総理と仲が良かったことでこうなってしまった。(騒動につながるとは)思いませんでした」と言い放っている。県側に誤った情報を伝えた事務局長と本人は給与の減給や自主返納の説明があったが「『事を前に進めるために』総理との架空の会談を作り上げた」という言い分が真実なら「減給」でなく、虚偽の説明をしてきたことを反省し補助金や助成金の返納、大学認可取り消しを申し出る話ではないのだろうか。あまりに軽い自分で決めた「処分」には失笑だ。(K)※敬称略
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018062002000137.html】
疑惑1年、加計氏初会見 首相と面会「記憶も記録もない」
2018年6月20日 朝刊
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部開設を巡り、加計孝太郎理事長は十九日、岡山市の学園本部で、一連の問題発覚後、初めて取材に応じた。愛媛県文書に記載された二〇一五年二月二十五日の安倍晋三首相との面会について「記憶にも記録にもない」と否定したが、根拠は示さなかった。会見は開始の約二時間前に突然通告され、時間は三十分足らず。形だけ取り繕ったような会見に、「うそ」をつかれた地元住民からは「説明責任を果たしたとは言い難い」との批判も聞こえる。(中沢誠)
「たまたま総理と仲が良かったということでこうなったかと思う」。「加計ありき」の疑惑が浮上して一年余り、ようやく会見に現れた加計氏の説明は、どこか人ごとのようだった。
その加計氏は、首相の関与についてだけは、きっぱり否定してみせた。
「首相と獣医学部の話は…」と尋ねる記者の質問を途中でさえぎり、「ございません」と気色ばんだ。五月下旬に報道各社にファクスしたコメント文と同様、首相との面会は「担当者のうそ」との主張を繰り返し、誤情報を伝えた責任を取って自身と担当者の処分を発表した。
首相と会っていないなら二月二十五日に何をしていたのか-。「部下のうそ」を証明する根拠を問われても、「記憶にも記録にもない」と押し切った。
昨年来、「加計ありき」をうかがわせる文書が明らかになるたびに国会審議は紛糾。会見で、世間を騒がせたことを問われると、「大変申し訳なかった。私どもは(学部開設の)申請者側。一貫していたのは非常に謙虚にやりたいと思っていた」とかわし、会釈するように軽く頭を下げた。
悲願の獣医学部開設は、構造改革特区から首相肝いりの国家戦略特区に切り替えた途端、一気に動いた。
県文書などから学園への厚遇ぶりが明るみに出たが、加計氏は「申請業務には全く問題がなかったと聞いている」。疑惑の中心にいた加計氏の口から、数々の疑問に答えるような言葉は出てこなかった。
会見も突然だった。二時間前の午前九時、岡山市内の記者クラブにファクスで通告。参加はクラブ加盟社だけに認めた。前日に大阪府北部で起こった地震取材に追われる在阪のマスコミも駆けつけたが、会見場から閉め出された。
三十分と予定していた会見時間は、校務を理由に五分前に切り上げられた。
首相面会がうそなら、県や市をだましたことになる。うそをついたことへの処分発表の会見だったにもかかわらず、加計氏から出た言葉は「これから気を付けます」だった。
会見のやり方にも加計氏の発言にも、「うそ」をつかれた地元は不信感を募らせる。県関係者は「会見の中身はゼロ。国民をなめているとしか思えない」と反発。市民団体「今治市民ネットワーク」の金丸博文共同代表は「うその上塗り。批判をかわすためにアリバイ的に会見を開いたようにしか思えない」と憤った。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018062002000140.html】
【社説】
加計氏の会見 国会での解明が必要だ
2018年6月20日
「一切獣医学部の話はしていない」と言うだけでは信じ難い。きのう初めて記者会見した加計孝太郎学園理事長。行政の公平・公正性に関わる問題である。国会に証人喚問し、事実を解明すべきだ。
公平・公正であるべき行政判断が、安倍晋三首相の直接または間接的な影響力で歪(ゆが)められたのか否か。この極めて重要な問題を報道機関に対するただ一回の会見だけで幕引きとすることはできない。
学校法人「加計学園」による獣医学部の愛媛県今治市への新設問題。県の文書には加計氏が二〇一五年二月二十五日、首相と十五分程度面談した際「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指す」ことを説明し、首相から「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあったと、学園が県に説明した、と記されていた。
しかし、学園側は愛媛県の文書が五月に国会提出された後、県への説明が虚偽だったとして首相と加計氏との面談を一転して否定。加計氏はきのうの会見で「記憶にも記録にもない」と強調した。
首相と加計氏の面談は本当になかったのか。獣医学部の話は両氏の間で一切していないのか。県に対しても虚偽の情報を伝えた学園の説明だ。にわかには信じ難い。
そもそも県への虚偽説明をなぜ三年以上も隠蔽(いんぺい)したのか。県への説明を虚偽としたのも、加計氏との面談を否定し、学部新設計画を初めて知ったのは一七年一月二十日だと強弁する首相を守るためではないのか。疑問は尽きない。
県文書は一五年四月、当時の柳瀬唯夫首相秘書官が県職員同席の場で「獣医学部新設の話は総理案件になっている」と話したことも記す。こうした発言が出るのも、加計氏の学部新設を「腹心の友」の首相が支援する構図を政権内で共有していたからではないか。
事実解明には加計氏に加え、虚偽説明をしたとされる渡辺良人事務局長も証人として国会に招致することが必要だ。国会は国民の疑問に応えるため、国政調査権を発動し、国権の最高機関としての役割を果たすべきである。
加計氏はきのう、虚偽説明について、渡辺氏が学部新設を「前に進めるため」だったと述べた。
たとえ加計氏の直接の指示ではないとしても、自治体に虚偽の説明をしてでも学部新設という目的を達成しようとした学園に、大学という高等教育機関の運営に携わる資格があるのか。事実解明と併せて厳しく問われるべきだろう。
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【青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】
【やっぱり安倍と加計の「会ってない」は嘘だった! 面談時に加計学園が提供した資料が文科省で発見】(http://lite-ra.com/2018/06/post-4065.html)。
《2015年2月25日に「獣医大学いいね」と安倍首相が加計孝太郎理事長に述べたとされる面談時に学園側が提供したという資料が、文科省から見つかったのだ。しかも、この資料をもとにおこなった専門家への意見照会が、愛媛県新文書に書かれていた通りに実施されていたことを文科省が認めた》。
やっぱりネ。加計サイドの《面会はウソ》はウソだった…これは大変な問題。さて、《2015年2月25日に「獣医大学いいね」と安倍首相が加計孝太郎理事長に述べたとされる面談》は本当に行われていた訳で、加計孝太郎理事長や渡辺良人事務局長、官邸の嘘つき達はどうするつもり? 《安倍首相と加計学園が「嘘」をついていることは、これではっきりした》、どう落とし前をつけるのか?
「国家戦略特区諮問会議議長・アベ様は、2017年1月20日まで、オトモダチの関与を知らなかった」?? 「加計学園を巡る「狸賽」イカサマ話…「悪巧み」しておいて「2017年1月20日まで…知らなかった」」?? 「「“ぼくたちの友情は潔白”などとよくもまあ言えたものだ」…ズブズブでダークなオトモダチとの友情」!!、ではないか。森友問題では、「すべては「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」に始ま」り、一方、《「獣医学部いいね」と安倍さんが言ったから、2015年2月25日は加計記念日》だった訳です。
《「安倍ウソ劇場」に、慣らされてはいけない》。
『●偶然は通用しない、アベ様のオトモダチ獣医学部開設…
前川喜平さん「規制緩和ではない。特権の付与です」』
『●《もはやカルトだ》…《もはやこの国の総理は
カルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》』
『●タンカ記念日と15年「「獣医学部いいね」と
安倍さんが言ったから、2月25日は加計記念日」で滅公奉僕』
『●《愛僕者》アベ様のオトモダチの取巻きが滅私奉「僕」の《詐欺》を公言
…県・今治市は返金を要望すべきだ』
「(かなりの確度で)この虚偽情報がウソで、実際には面会していたら…
どうなんの? どう責任をとるの?」
『●「九十八日間もの臨時会の先延ばしこそ
「加計隠し」だった」?(桐山桂一)…壮大な《もはやカルト》状態』
「日刊ゲンダイの記事【中村愛媛知事がまた一撃 加計理事長に
「会見を開くべき」】…《■“腹心の友”はどうする? …「愛媛県は黙って
カネを差し出すほど、お人好しではありません」とコメント…はたして
加計理事長は、会見を選ぶのか、補助金を選ぶのか。よく考えるべきだ。
それとも“腹心の友”に泣きつけば、なんとかなるのか》。
加計サイドの《面会はウソ》が正しいのならば、理事長は国会でそう
証言すればいいし、県は壮大な詐欺にあった訳なので、《お人好し》なんて
不要で、《3年間で31億円の支援》などするべきではない。」
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【http://lite-ra.com/2018/06/post-4065.html】
やっぱり安倍と加計の「会ってない」は嘘だった! 面談時に加計学園が提供した資料が文科省で発見
2018.06.13
(安倍首相(首相官邸HP)と加計氏(加計学園HP))
安倍首相と加計学園が「嘘」をついていることは、これではっきりした。2015年2月25日に「獣医大学いいね」と安倍首相が加計孝太郎理事長に述べたとされる面談時に学園側が提供したという資料が、文科省から見つかったのだ。しかも、この資料をもとにおこなった専門家への意見照会が、愛媛県新文書に書かれていた通りに実施されていたことを文科省が認めたのである。
問題となっているのは、2015年3月15日に今治市と加計学園側がおこなった協議の内容を記した文書の記述。このなかには「文部科学省の動向について」という項目があり、そこには加計学園側の報告として、こう書かれていた。
〈(学園)文科省から獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者
会議委員に対する意見照会を実施しているもよう。
2/25に学園理事長と総理との面会時の学園提供資料のうち、
「新しい教育戦略」(別紙p.5-6)に記載の目指すべき大学の姿に関する
部分を抜粋したアンケート形式の資料を示して、短期間での回答を
求めている。アンケート結果は、柳瀬首相秘書官との面会時に、
学園に対し、情報提供されるものと推測。
なお、委員からの評判はおおむね良いとの情報を得ている。〉
つまり、2月25日におこなわれた安倍首相と加計理事長の面談時に、加計学園理事長は安倍首相に「新しい教育戦略」という資料を提供し、その資料をもとに文科省は〈短期間〉で意見照会を実施している、と加計学園は今治市に報告していたのである。
そして今回、文科省から、この「新しい教育戦略」と同じタイトルの資料が見つかったとして公表。その資料は「獣医学教育空白地域「四国」に新しい獣医学部を創設」「6つのコンセプトを掲げ、わが国そしてアジアをリードする新しい獣医学部を目指します」と大きく打ち出されている。まさに、「加計学園ありき」の資料だ。
「安倍・加計面談なかった」はウソ!愛媛県新文書の内容はすべて事実と符合
さらに、文科省は愛媛県新文書に書かれていたのと同じように、この資料をもとに「獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」の委員に対して意見照会のメールを3月9~11日ごろに送信。委員からは1〜2日のうちに返答があったという(しんぶん赤旗6月10日付)。
愛媛県新文書に書かれたのとまったく同じように、加計理事長が安倍首相との面談時に提供した資料と同じものが文科省から見つかり、その上、やはり愛媛県新文書に書かれてとおり、文科省は「獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」の委員に意見照会を1〜2日という〈短期間〉で実施していた──。ようするに、愛媛県新文書に記載された内容は事実とぴったり符号するのだ。
ご存じのとおり、加計学園の渡邉良人事務局長は、2月25日の安倍首相と加計理事長の面談を「ふと思ったことをそのときに言った」として「嘘」だった言い張っているが、この言い分こそが完全な「嘘」であることが、今回はっきりした。このように2月25日を起点に物事が進行している事実を踏まえれば、「面談はなかった」という安倍首相と加計学園の言い分こそが「嘘」なのだ。
実際、愛媛県新文書には、2月25日の面談結果を受けた動きがいくつも出てきて、それがすべて事実と合うかたちになっている。現に、柳瀬唯夫首相秘書官と加計側の協議については、〈2/25の学園理事長と総理との面会を受け、同秘書官から資料提出の指示あり〉〈3/24(火)で最終調整中〉と書かれているが、これも記載どおりに実施。さらに、〈安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出たとのことであり、同学園としては柳瀬首相秘書官に4月2日午後3時から説明したい〉との記載もあるが、この協議も記載どおりにおこなわれている。2月25日の安倍首相・加計理事長の面談こそが、官邸主導で関係省庁が「加計ありき」で動き出す「号令」となったのは間違いないのだ。
事実、文科省の意見照会に答えた委員は、〈文科省専門教育課の担当者から「加計学園が愛媛県今治市でやろうとしている獣医学部の計画について意見をうかがいたい」と依頼され、約一時間の聞き取りに応じた〉と証言している(東京新聞6月2日付)。この段階から、「加計学園の獣医学部新設のためのアンケート」を文科省はおこなっていたのだ。
文科省から報告を受けていた加計、官邸が有識者への意見照会をやらせた可能性も
そして、今回新たに判明したのは、加計学園側が文科省の動きをタイムラグもなく把握していた、という事実だろう。前述したように、加計学園が文科省の意見照会が短期間で実施されていることを今治市に報告していたのは、2015年3月15日。一方、文科省がこの意見照会をおこなったのは、3月9〜11日ごろだ。しかも、15日の時点で加計側はすでに〈委員からの評判はおおむね良いとの情報を得ている〉と述べ、〈アンケート結果は、柳瀬首相秘書官との面会時に、学園に対し、情報提供される〉とまで言っているのだ。
ようするに、加計側は意見照会の進捗について逐一報告を受けていただけではなく、委員への意見照会自体が官邸の指示で実施されていた可能性があるのだ。
昨日おこなわれた会見で林芳正文科相は、加計理事長が安倍首相に提供したとされるこの「新しい教育戦略」という資料について、「県から提供を受けたと考えられる」などと述べたが、なぜそう「考えられる」のか、その根拠は示していない。一方、愛媛県は「資料が残っておらず、県から出したかはわからない。誰がつくったかもわからない」と朝日新聞の取材に答えている。林文科相は安倍首相と加計理事長の2月25日の面談事実を認めるわけにはいかないため、「愛媛県から提供された」と言うしかなく、苦し紛れの嘘をついているのだろう。
何度も言うように、安倍首相と加計理事長が2月25日に面談をおこなったことは、もはや言い逃れができない事実だ。新たな嘘がどんどん更新されていくという「安倍ウソ劇場」に、慣らされてはいけない。
(編集部)
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